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Interstage Application Server マルチシステム運用ガイド
FUJITSU Software

3.1.2 使用するサービスの決定

  マルチシステム機能を使用する場合、各システムで独立して運用するサービス、システム間で共用するサービスを、次のことを考慮して決定してください。

■サービスとシステムの関連性

  マルチシステム機能は、デフォルトシステムと拡張システムを、同一サーバ上で運用することを可能とする機能です。システムを単位としてInterstageを構成するサービスを運用することができます。システムに含めることができるサービスは、Interstageの起動/停止に連動するサービスのことです。
  システムは“Interstage統合コマンド”を使用して運用を行うことができます。また、サービスは以下の3つに分類されます。

  それぞれのサービスについて以下に説明します。

◆システムに含めることができるサービスについて

  以下に示すサービスは、Interstageの起動、停止と常に連動し、システムに含めることができるサービスです。

◆システムとは独立して動作するサービスについて

  以下のサービスは、Interstageのシステムとは独立して動作するサービスです。


(注1)
  デフォルトシステムと拡張システムから共用してデータベースを参照することができます。
(注2)
  MessageQueueDirectorは、1サーバ上で複数起動させることができますが、システムに含めることはできません。

■業務で利用するサービスの選択

  各システムで業務で使用するサービスについて選択します。
  拡張システムでは使用できないサービスが存在します。使用するサービスの選択に際しては、サービスの一覧については“2.3 マルチシステム機能で使用できるサービス”を参照してください。