定義項目
カテゴリ | プロパティ | プロパティ名 | get | set | list | 再起動 |
---|---|---|---|---|---|---|
Enterprise Beanインスタンスのプーリング | ||||||
× | × | ○ | - | |||
steady-pool-size | ○ | ○ | × | 必要 | ||
pool-resize-quantity | ○ | ○ | × | 必要 | ||
max-pool-size | ○ | ○ | × | 必要 | ||
idle-timeout-in-seconds | ○ | ○ | × | 必要 | ||
プロパティ名 | ○ | ○ | × |
■Message-driven Beanデフォルトプール設定
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container
初期および最小プールサイズ
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container.steady-pool-size
プールに確保するインスタンスの数です。
EJBアプリケーションへのアクセス時、またはアイドルタイムアウト監視処理時に、プールサイズが指定された数より少ない場合、EJBコンテナは処理スレッドとは別のスレッドでBeanインスタンスを生成してプールに追加します。生成数はプールサイズ変更量が適用されます。
また、処理要求によりプールに存在するインスタンス数が指定した値より小さくなると、EJBコンテナはプールされたBeanインスタンスが指定された値になるまでBeanインスタンスを生成してプールに追加します。
最大プールサイズ以下の値を設定してください。
0~2147483647
0
プールサイズ変更量
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container.pool-resize-quantity
一度に縮小または拡張するプールサイズです。最大プールサイズを超えたり、最小プールサイズを下回ることがないように、調整されます。
「0」を設定した場合、省略値が設定されます。
最大プールサイズ以下の値を設定してください。
0~2147483647
8
最大プールサイズ
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container.max-pool-size
プールされるBeanインスタンスの最大数です。
Beanインスタンスでの処理完了時にプールに存在するインスタンス数が指定された数の場合には、使用したBeanインスタンスをプールに戻さずに破棄します。
「0」を設定した場合は省略値が設定されます。
初期および最小プールサイズ以上、かつプールサイズ変更量以上の値を設定してください。
0~2147483647
32
アイドルタイムアウト
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container.idle-timeout-in-seconds
プール内インスタンスの最大許容アイドル時間です。
EJBコンテナは設定値の間隔でプールを監視し、プールサイズを調整します(注)。
プール内インスタンス数が最小プールサイズ以上の場合、設定値よりも長くアクセスがなかったインスタンスを破棄します。
プール内インスタンス数が最小プールサイズ未満の場合、プールサイズ変更量に従いインスタンスを追加します。
「0」を設定した場合は省略値が設定されます。
1~2147483647(秒)
600
追加プロパティ
${clusterName_instanceName_configName}.mdb-container.property.${PropertyName}
本バージョンでは使用できません。
プールの監視は指定値の間隔で実施しますが、起動後に1回行った後はEJBアプリケーションの使用状況を確認し、使用されていないBeanインスタンスはプールサイズを調整しません。
関連情報
詳細な説明や関連記事については、以下を参照してください。
内容 | 参照先 |
---|---|
機能説明 | |
チューニング方法 | |
コマンド | asadminコマンドの以下のサブコマンド |