ファイル名
ログファイルの出力先
[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\logs |
[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/logs |
[Java EE 6共通ディレクトリ]\nodes\localhost-domain1\<サーバーインスタンス名>\logs |
[Java EE 6共通ディレクトリ]/nodes/localhost-domain1/<サーバーインスタンス名>/logs |
サーバーログのログ出力先ディレクトリは、asadminコマンドのset-log-attributesサブコマンドで変更可能です。変更については、「設定方法」を参照してください。
出力内容
IJServerクラスタの作成やアプリケーションの配備など、Java EE 6に関する操作の情報が出力されます。
また、Interstage Java EE 6 DASサービスに配備したアプリケーションの標準出力、標準エラー出力に出力した情報やInterstageが提供するJava EE 6の各コンポーネントが出力する情報が出力されます。
IJServerクラスタに配備したアプリケーションの標準出力、標準エラー出力に出力した情報やInterstageが提供するJava EE 6の各コンポーネントが出力する情報が出力されます。
仕様
ログファイルは、プロセス起動時に作成されます。同名ファイルが存在する場合は追加出力されます。
書き込み権限がない場合、イベントログ/システムログにエラーメッセージが出力され、Interstage Java EE 6 DASサービスまたはIJServerクラスタの起動に失敗します。
一般ユーザで実行する方法は、「2.1.6 サービス運用ユーザーのカスタマイズ」を参照してください。
Interstage Java EE 6 DASサービスのログ出力ディレクトリで指定されたディレクトリにログファイルが作成できない場合、Interstage Java EE 6 DASサービスは起動に失敗します。
この場合、以下のファイルを削除してからInterstage Java EE 6 DASサービスを起動してください。
[Java EE 6共通ディレクトリ]\domains\domain1\config\logging.properties
[Java EE 6共通ディレクトリ]/domains/domain1/config/logging.properties
ただし、上記ファイルを削除した場合、ロガーの定義項目およびset-log-attributesサブコマンドで設定したログ属性はすべて省略値に戻されます。
「<」、「>」などの文字列の代わりに、サニタイジングされた文字列が出力されることがあります。
サニタイジングの例:
< | < |
> | > |
& | & |
" | " |
設定方法
サーバーログの設定項目は、asadminコマンドのset-log-attributesサブコマンドで変更可能です。
ローテーションに関する設定
ローテーションのタイプなどを設定します。ローテーションについては、「4.17.5 ログファイルのローテーション」を参照してください。
ログ出力ディレクトリ
ログファイルの出力先を変更できます。
詳細は、「7.7.11 ロガーの定義項目」、「9.1.19.1 set-log-attributesサブコマンド」を参照してください。
出力フォーマット
[#|yyyy-MM-ddTHH:mm:ss.msTZD|LOG_LEVEL|||_ThreadID=スレッドID;_ThreadName=スレッド名;|メッセージ本文|#] |
LOG_LEVEL:
SEVERE :エラー
WARNING:警告
INFO :情報
CONFIG :静的な構成メッセージ
FINE :トレース
FINER :詳細なトレース
FINEST :非常に詳細なトレース
出力例
[#|2012-12-10T07:50:54.151+0900|INFO|||_ThreadID=1;_ThreadName=Thread-2;|WEB0171: Created virtual server [server]|#] |