ファイル名
ログファイルの出力先
[Java EE 6共通ディレクトリ]\pcmi\isje6\logs\server |
[Java EE 6共通ディレクトリ]/pcmi/isje6/logs/server |
[Java EE 6共通ディレクトリ]\pcmi\isje6\logs\[サーバーインスタンス名] |
[Java EE 6共通ディレクトリ]/pcmi/isje6/logs/[サーバーインスタンス名] |
注意
Java VMログの出力先は、変更できません。
出力内容
スレッドダンプやJava VM終了時の状態情報などのJava VMが出力する情報が記録されます。
仕様
ログファイルは、プロセス起動時に作成されます。同名ファイルが存在する場合は追加出力されます。
プロセス起動時に書込み権限がない場合は、イベントログ/システムログにエラーメッセージ「PCMI1302」が出力され、起動に失敗します。
一般ユーザでプロセスを実行する方法は、「2.1.6 サービス運用ユーザーのカスタマイズ」を参照してください。
設定方法
Java VMログの設定項目は、PCMIプロファイルで変更可能です。
ローテーションに関する設定
ローテーションのタイプなどを設定します。ローテーションについては、「4.17.5 ログファイルのローテーション」を参照してください。
Java VM終了時の状態情報
System.exit()の呼出しによりJava VMプロセスが終了すると、Java VM終了時の状態情報を通知するため、Java VMログにスタックトレースが出力されます。
注意
本情報は強制停止による正常終了時にも出力されますが、正常終了時に出力された場合、対処する必要はありません。
例
強制停止による正常終了時の出力例
#### JavaVM terminated: Java HotSpot(TM) 64-Bit Server VM (23.5.02_FUJITSU_MODIFIED-B04_NPTL mixed mode), [pid=6322] TimeMillis=1365145628081 Time=Fri Apr 5 16:07:08 2013 Thread dump at JVM_Halt(status code=0): Thread-31 daemon prio=10 tid=0x00007fdcac099000 nid=0x1922 runnable [0x00007fdc95462000] java.lang.Thread.State: RUNNABLE at java.lang.Shutdown.halt0(Native Method) at java.lang.Shutdown.halt(Shutdown.java:139) - locked <0x00000000e008c340> (a java.lang.Shutdown$Lock) at java.lang.Shutdown.exit(Shutdown.java:213) - locked <0x00000000e008c2a8> (a java.lang.Class for java.lang.Shutdown) at java.lang.Runtime.exit(Runtime.java:107) at java.lang.System.exit(System.java:960) at com.sun.enterprise.v3.admin.StopServer.doExecute(StopServer.java:79) at com.sun.enterprise.v3.admin.cluster.StopInstanceInstanceCommand.execute(StopInstanceInstanceCommand.java:94) at com.sun.enterprise.v3.admin.CommandRunnerImpl$1.execute(CommandRunnerImpl.java:348) at com.sun.enterprise.v3.admin.CommandRunnerImpl$2.run(CommandRunnerImpl.java:377)
参照
Java VM終了時の状態情報についての詳細については、「チューニングガイド」-「JDK/JREのチューニング」-「チューニング/デバッグ技法」-「Java VM終了時における状態情報のメッセージ出力機能」を参照してください。