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Interstage Application Server/Interstage Web Server Express Java EE運用ガイド
FUJITSU Software

4.17.4 JMSクライアントアプリケーションの運用

JMSクライアントアプリケーションの運用方法について、以下に説明します。

環境変数の設定

Java SEスタンドアロンアプリケーションを使用する場合にだけ、以下の環境変数を設定してください。

環境変数PATH

  • JDKのパス (注)

環境変数CLASSPATH

  • C:\Interstage\F3FMisjee\lib\javaee.jar

  • C:\Interstage\F3FMisjee\lib\install\applications\jmsra\imqjmsra.jar

  • C:\Interstage\F3FMisjee\lib\appserv-rt.jar

  • C:\Interstage\F3FMisjee\lib\appserv-admin.jar

  • C:\Interstage\F3FMisjee\imq\lib\jms.jar

環境変数PATH

  • JDKのパス (注)

環境変数CLASSPATH

  • /opt/FJSVisjee/lib/javaee.jar

  • /opt/FJSVisjee/lib/install/applications/jmsra/imqjmsra.jar

  • /opt/FJSVisjee/lib/appserv-rt.jar

  • /opt/FJSVisjee/lib/appserv-admin.jar

  • /opt/FJSVisjee/imq/lib/jms.jar

JDKが複数インストールされている場合は、使用するJDKのパスが有効となるよう設定してください。

初期コンテキスト生成時の設定

JNDI APIを使用して初期コンテキストを生成し、JMSリソース(JMS接続ファクトリおよびJMS送信先リソース)を参照する必要があります。

WebアプリケーションまたはEJBアプリケーションの場合

IJServerクラスタ上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。

Java EEアプリケーションクライアントの場合

IJServerクラスタ上のネーミングサービスから、JMSリソースが参照できるため、本設定は不要です。
ただし、参照するIJServerクラスタを識別するために、アクセスするサーバのIIOPリスナーをInterstage deployment descriptor(sun-acc.xml)ファイルの<target-server>タグに定義してください。

Interstage deployment descriptor(sun-acc.xml)の詳細については、「3.2.3.6 Interstage ACC deployment descriptor (sun-acc.xml)」を参照してください。

Java SEスタンドアロンアプリケーションの場合

参照するIJServerクラスタを識別するために、アクセスするサーバのIIOPリスナーを以下のシステムプロパティに設定してください。

プロパティ名

説明

com.sun.appserv.iiop.endpoints

ホスト名:ポート番号

サーバインスタンスのホスト名とIIOPリスナーのリスナーポート番号を以下の書式で指定します。

  ホスト名:ポート番号

例) host1:23700

JavaVMオプションに設定する場合、以下のようにシステムプロパティを設定してください。

-Dcom.sun.appserv.iiop.endpoints=host1:23700