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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

10.5.10 swstluhistory delete(履歴情報削除コマンド)

名前

swstluhistory delete - 履歴情報の削除


形式

業務ボリューム指定の場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstluhistory delete -g Generation-No | -v Version-No | -z [-force] Device-Name
ロググループ指定の場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstluhistory delete -n -g Generation-No | -v Version-No | -z [-force] Log-Group-Name[/RDB-NAME]

機能説明

バックアップの履歴情報を削除します。
削除された履歴のスナップショットボリュームは削除されます。
Symfoware用の業務ボリュームの履歴情報を削除する場合、リカバリ制御ファイルも削除されます。


オプション

-n

ロググループに対してバックアップ履歴情報を表示することを指定します。オペランドには、ロググループ名とRDBシステム名を指定します。RDBシステム名がない時は、省略できます。

-g Generation-No

削除するバックアップ履歴情報の相対世代番号を指定します。
-v、-zオプションと同時に指定できません。相対世代番号は、swstluhistory dispコマンドで確認してください。

-v Version-No

削除するバックアップ履歴情報の絶対世代番号を指定します。
-g、-zオプションと同時に指定できません。絶対世代番号は、swstluhistory dispコマンドで確認してください。

-z

すべてのバックアップ履歴情報を削除することを指定します。
-g、-vオプションと同時に指定できません。

-force

デバイスのスナップショットの状態に関係なく、バックアップ履歴情報を削除します。

本オプションは、削除対象のバックアップ履歴情報に対応するスナップショットにアクセスできない場合でも強制的にバックアップ履歴情報を削除するオプションです。本オプションを指定すると、スナップショットの削除処理を実施せず、バックアップ履歴情報だけを削除します。

本オプションは、以下のような場合に使用します。

- 撤去したETERNUS VX700 series上のLogical Unit(ディスク)のバックアップ履歴情報が残っている場合

- 削除対象のバックアップ履歴情報に対応するスナップショットがETERNUS VX700 series上で既に削除されている場合


オペランド

Device-Name

Logical Unit(ディスク)名を指定します。ディスクパーティションのデバイス名は指定できません。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名のあとに“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

注意事項