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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.3 運用ガイド
ETERNUS

10.5.9 swstluhistory disp(履歴情報表示コマンド)

名前

swstluhistory disp - 履歴情報の表示


形式

業務ボリューム指定の場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstluhistory disp [Device-Name]
ロググループ指定の場合
/opt/FJSVswsts/bin/swstluhistory disp -n Log-Group-Name[/RDB-Name]

機能説明

バックアップした履歴情報を表示します。

表示される情報は以下のとおりです。

タイトル

説明

[Logical Unit]

Logical Unit(ディスク)ごとの履歴情報を表示することを宣言します。

Device

Logical Unit(ディスク)名を表示します。

Data-Type

業務ボリュームの使用用途を表示します。

"SymfoWARE(log-group-name/rdb-name)":Symfoware用の業務ボリュームを表します。括弧内には、ロググループ名とRDBシステム名を表示します。RDBシステム名がない場合は、RDBシステム名を表示しません。ロググループが複数ある場合は、log-group-name/rdb-nameに"*"を表示します。

"FileSystem(file-system-type)":ファイルシステム用の業務ボリュームを表します。括弧内には、ファイルシステムタイプを表示します。ファイルシステムタイプが複数ある場合は、file-system-typeに"*"を表示します。

"----(----)":上記以外であることを表します。

Generation

相対世代番号を表示します。バックアップ履歴情報が存在しない場合は、表示されません。

Version

絶対世代番号を表示します。バックアップ履歴情報が存在しない場合は、表示されません。

Backup-Date

バックアップが完了した日時を表示します。バックアップ履歴情報が存在しない場合は、表示されません。

Backup-Disk

バックアップしたバックアップボリューム名を以下の形式で表示します。

筐体識別子:スナップショットボリューム名

バックアップ履歴情報が存在しない場合は、表示されません。

[Partition]

オペランドDevice-Nameまたは-n Log-Group-Nameで指定されたLogical Unit(ディスク)のディスクパーティション情報を表示することを宣言します。

Partition

ディスクパーティション名を表示します。

Data-Detail

Data-Typeに関する詳細情報を表示します。使用用途によって表示内容が変わります。

Symfoware用の業務ボリュームの場合

Partitionに存在するデータベーススペース名を表示します。
DB-Name.DBSpace-Nameの形式で、データベース名とデータベーススペース名を表示します。

ファイルシステム用の業務ボリュームの場合

Partitionのマウントポイント名を表示します。

上記以外の場合

"----"を表示します。

ArcSerial

アーカイブログ通番を表示します。

参照ダンプによるバックアップを行った履歴情報の場合は、“reference”を表示します。

Symfoware用の業務ボリューム以外の場合は、表示されません。

バックアップ履歴情報が存在しない場合は、表示されません。

オプション

-n

特定のロググループに含まれるLogical Unit(ディスク)のパーティション情報を表示することを指定します。オペランドには、ロググループ名とRDBシステム名を指定します。RDBシステム名がない時は、省略できます。


オペランド

Device-Name

特定のLogical Unit(ディスク)のパーティション情報を表示したい場合に、Logical Unit(ディスク)名を指定します。ディスクパーティションのデバイス名は指定できません。
省略した場合は、すべての業務ボリュームのバックアップ履歴情報を表示します。

Log-Group-Name

ロググループ名を指定します。

RDB-Name

RDBシステム名を、ロググループ名のあとに“/”を区切り文字として指定します。
RDBシステム名がない時は、省略できます。


終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了


使用例

注意事項

本コマンドは、運用管理サーバで実行できません。