Systemwalker Service Catalog Managerでは、サービスを保守するための各種機能を提供しています。以下を行うことができます。
公開済みサービスの無効化
サービスの管理
サービス定義の要素のローカライズ
サービスのコピー
サービスの削除
サービスの無効化
サービスをサービスポータルから取り消すか、更新する場合に、公開されているサービスを無効化することができます。無効化されたサービスは、サービスカタログに表示されなくなります。これによって、サービス利用部門はサービスを購入することができなくなります。既存の購入済サービスには影響はありません。
サービスを無効化するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの有効化および無効化]メニューオプションを使用します。
注意
支払遅延があるときなどには、サービスポータル運用部門のサービスポータル管理者はサービスポータルに公開しているサービスを無効化できます。無効化された理由について知らせるメールがサービスポータル管理者から送信されます。問題が解消されればただちにサービスポータル管理者はサービスを再公開できます。
サービスの管理
技術サービスを除き、サービスの定義のすべての要素を変更できます。
サービスを変更するには、サービスを無効化する必要があります。既存の購入済サービスには影響はありません。変更内容は新しく購入したサービスに対してのみ有効になります。
サービスを変更するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの管理]メニューオプションを使用します。
サービス提供部門が、公開済みサービスの定義を変更すると、サービス仲介部門、サービス提供代行部門およびサービス利用部門が購入前のサービスの料金設定に反映されます。変更内容は変更後に購入したサービスにのみ適用されます。変更前に購入済のサービスには適用されません。
サービス定義の要素のローカライズ
Systemwalker Service Catalog Managerでサポートされるすべての言語で利用できるようにするために、サービスの定義の以下の要素をローカライズする必要があります。
サービス利用部門向けサービス名
簡単な説明
説明
要素のローカライズをするためには、サービスを無効化する必要があります。ローカライズは、既存の購入済サービスには影響しません。変更内容は新しく購入したサービス対してのみ有効になります。
要素をローカライズするには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの管理]メニューオプションを使用し、表示される[サービスの管理]ページで[ローカライズ]をクリックします。
サービスのコピー
サービスのコピーは、料金の高い上位サービス、またはプロモーションキャンペーンの特別割引など、既存のサービスを若干異なるプロパティで提供する際に便利です。
サービスのコピーとは、以下を意味します。
同じ技術サービスに準拠したサービスがコピーされたサービスとして新しく作成されます。
サービス定義が新しいサービスにコピーされます。
料金設定が新しいサービスにコピーされます。
サービスをコピーするには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスのコピー]メニューオプションを使用します。作成されたコピーは、必要に応じて更新できます。
サービスの削除
サービス利用部門への提供を中止するサービスを削除できます。
サービスを削除するには、サービスを無効化する必要があります。削除しても、既存の購入済サービスには影響しません。サービス利用部門は既存の購入済サービスを引き続き利用できます。
サービスを削除するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの削除]メニューオプションを使用します。