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Systemwalker Service Catalog Manager 運用ガイド サービス提供部門編
FUJITSU Software

2.4 サービスの保守

Systemwalker Service Catalog Managerでは、サービスを保守するための各種機能を提供しています。以下を行うことができます。

サービスの無効化

サービスをサービスポータルから取り消すか、更新する場合に、公開されているサービスを無効化することができます。無効化されたサービスは、サービスカタログに表示されなくなります。これによって、サービス利用部門はサービスを購入することができなくなります。既存の購入済サービスには影響はありません。

サービスを無効化するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの有効化および無効化]メニューオプションを使用します。

注意

支払遅延があるときなどには、サービスポータル運用部門のサービスポータル管理者はサービスポータルに公開しているサービスを無効化できます。無効化された理由について知らせるメールがサービスポータル管理者から送信されます。問題が解消されればただちにサービスポータル管理者はサービスを再公開できます。

サービスの管理

技術サービスを除き、サービスの定義のすべての要素を変更できます。

サービスを変更するには、サービスを無効化する必要があります。既存の購入済サービスには影響はありません。変更内容は新しく購入したサービスに対してのみ有効になります。

サービスを変更するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの管理]メニューオプションを使用します。

サービス提供部門が、公開済みサービスの定義を変更すると、サービス仲介部門、サービス提供代行部門およびサービス利用部門が購入前のサービスの料金設定に反映されます。変更内容は変更後に購入したサービスにのみ適用されます。変更前に購入済のサービスには適用されません。

サービス定義の要素のローカライズ

Systemwalker Service Catalog Managerでサポートされるすべての言語で利用できるようにするために、サービスの定義の以下の要素をローカライズする必要があります。

要素のローカライズをするためには、サービスを無効化する必要があります。ローカライズは、既存の購入済サービスには影響しません。変更内容は新しく購入したサービス対してのみ有効になります。

要素をローカライズするには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの管理]メニューオプションを使用し、表示される[サービスの管理]ページで[ローカライズ]をクリックします。

サービスのコピー

サービスのコピーは、料金の高い上位サービス、またはプロモーションキャンペーンの特別割引など、既存のサービスを若干異なるプロパティで提供する際に便利です。

サービスのコピーとは、以下を意味します。

サービスをコピーするには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスのコピー]メニューオプションを使用します。作成されたコピーは、必要に応じて更新できます。

サービスの削除

サービス利用部門への提供を中止するサービスを削除できます。

サービスを削除するには、サービスを無効化する必要があります。削除しても、既存の購入済サービスには影響しません。サービス利用部門は既存の購入済サービスを引き続き利用できます。

サービスを削除するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの削除]メニューオプションを使用します。