サービスを作成する際には、そのパラメーター、利用条件、制限事項を指定します。
サービスを作成するには、Systemwalker Service Catalog Managerの管理ポータルの[サービス]メニューの[サービスの登録]メニューオプションを使用します。
サービスを作成する場合、サービスが準拠する技術サービスを最初に選択する必要があります。サービスに以下の要素を指定できます。
サービスID。これは、サービスを更新または削除するとき、アップグレードおよびダウングレードのオプションや料金設定を指定するときにサービスの特定に使用します。
サービスを示すイメージ。イメージを利用すると、サービス利用部門がサービスを識別する場合などに便利です。サービスを公開するとサービスタカログにサービスイメージが直ちにに表示されます。
サービス利用部門向けサービス名。意味があり認知されやすい名前を付けてください。サービスを公開すると、サービスタカログにサービス利用部門向けサービス名が直ちに表示されます。サービスの作成時には、初期値として、技術サービスIDが入力されています。
サービスを紹介する簡単な説明。これは、そのサービスが提供する機能の概要などを提供します。サービスを公開するとサービスタカログに簡単な説明が直ちに表示されます。
サービスの詳細説明。たとえば、サービスが提供する機能の詳細を提供します。基盤となる技術サービスには、サービスにデフォルトとして表示する説明が含まれます。この技術サービスに定義された説明を使用するか、別の説明を入力するかを選択できます。
サービスポータルでサービス利用部門がサービスを購入するとサービスの詳細説明が表示されます。
購入済サービスおよび使用に関連するサービスのパラメーター。
購入済サービスのパラメーターには、購入済サービス当たりの利用者数の上限や、購入済サービスの最長使用可能期間などがあります。利用できる購入済みサービスのパラメーターは、サービスの基盤となる技術サービスによって異なります。
使用法パラメーターには、基盤となるアプリケーションの特定機能の有効化または無効化、作成可能なフォルダ、ファイル、オブジェクトの上限数などが含まれます。基盤となる技術サービスによって使用法パラメーターが定義・提供されます。
以上に加えて、サービスを購入した利用者が、対応する購入済サービスに自動的に割り当てられるかどうかを指定することもできます。
サービス利用部門向けサービス名、簡単な説明、詳細説明は、1つの言語または複数の言語で指定できます。詳細については、“2.4 サービスの保守”を参照してください。