FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド |
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第5章 コード変換機能(ユーティリティ) | > 5.10 各データの属性と定義名称 |
入力データ項目がバイナリオブジェクト属性の場合、入力データの先頭8バイトに長さ領域が必要です。先頭8バイトには以下の情報を設定してください。
サイズが31キロバイト以下のデータとして定義したblob属性のデータ形式は以下のとおりです。また、fblob属性も同じデータ形式になります。
ITEM = ((ITEM01, blob(100))) |
[Attribute] |
注) 当フィールドは参照されません。任意の値を設定して問題ありません。また、vblob属性、または定義値が31キロバイトを超えるblob属性の場合、この領域を持つ必要はありません。
fblob属性とvblob属性はSolaris Linkexpress 2.0およびLinkexpress Advanced Edition 2.0、または、Linkexpress for Windows NT V2.1L20相当以降で利用可能です。また、使用できる機能はDB連携機能のデータ格納で、格納先は31キロバイトを超えるSEQUENTIAL構造をサポートしているSymfoware/RDBに限られます。
Linkexpress for Windows NT V1.1L10から共通して使用できるデータ形式です。DB連携機能、コード変換ユーティリティのどちらでも使用できます。(注)
Symfoware/RDBにSEQUENTIAL構造のBLOB属性を格納する場合に指定します。
Symfoware/RDBにOBJECT構造のBLOB属性を格納する場合に指定します。なお、定義値は必ず31キロバイトを超える長さで指定する必要があります。
注) blob属性をSymfoware/RDBに格納する時は、31キロバイト以下の場合はSEQUENTIAL構造、31キロバイトを超える場合はOBJECT構造のデータとして扱います。
バイナリオブジェクト属性のデータ形式はデータ型と定義したデータ長によって変化します。blob属性は、DB動作環境定義のBLOB_DATA_TYPEキーワード の指定値によって、DBサービスで31キロバイトを超えるblob属性をfblob属性として扱うことができます。
入力データには有効データ長にかかわらず、常に最大データ長分の領域を用意する必要があります。fblob属性と同じ形式です。
有効データ長+長さ領域(8バイト)の入力データを用意してください。vblob属性と同じ形式です。なお、このデータ形式の場合、実際の入力データ長は長さフィールドで判別します。実際の入力データが31キロバイト以下になっても問題ありません。
バイナリオブジェクト属性のデータに関して、以下の入力規定があります。
注) fblob属性はレコード中の配置、および配置個数の入力規定に対する考慮は不要です。
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