FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド |
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第3章 DB連携機能 | > 3.8 DB動作環境定義 | > 3.8.3 DB動作環境定義キーワード |
日本語文字列属性(nchar、nchar2、vnchar、またはvnchar2)の列に対する格納で以下の(a)または(b)の状況が発生した時の動作を指定します。
(a) 以下の条件を満たす格納処理で、データ格納時の最後尾に3バイト未満の未処理領域が発生した。
(b) 以下の2つの条件を満たす格納処理で、データ格納時に1バイト系の文字が発生した。
(c) 以下の条件を満たす格納処理で、データ格納時の最後尾に4バイト未満の未処理領域が発生した。
本キーワードはLinkexpress for Windows NT V2.1L10相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで指定可能です。
EXIT : 1バイトになる文字がある場合は処理を中断します(省略値)。
CONTINUE : 1バイトになる文字がある場合は2バイト系の代替文字にして処理を続行します。
CONVERT : 1バイトになる文字の有無にかかわらず、ncharとnchar2の項目はcharの形式で、また、vncharとvnchar2の項目はvcharの形式で出力します。
lxstrdbコマンド。
lxcnvcdコマンド。
当キーワードに"CONVERT"を指定した場合の影響は以下のとおりです。ただし、出力先がSymfoware/RDBまたはSymfoWARE/7000、かつ、格納先表の列属性がnchar系の場合は、属性不一致で格納できない場合があります。
当キーワードに"CONTINUE"を指定した場合の代替文字は以下のとおりです。
ALTERNATE_CHARACTER1の指定値
最後尾の空き領域が2バイトの場合は、UNICODE_ALTERNATE_CHARACTER1キーワードの指定値を使用します。ただし、キーワードに指定された文字が3バイトコードの場合は"φ"(ファイ)を代替文字として使用します。
最後尾の空き領域が1バイトの場合は、代替文字を設定できないため、無条件にエラー終了します。
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