FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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第2章 業務定義機能> 2.6 業務定義命令> 2.6.10 オペランド一覧

2.6.10.7 compcondオペランド (lxdwork定義命令)

[compcond=(待ち合わせイベント名[,完了条件])
   [ ・・・ compcond=(待ち合わせイベント名[,完了条件])] ]

[内容]

業務の完了条件とする当該業務のイベントおよびイベントの完了条件を指定します。

本オペランドは999定義まで可能で、すべての待ち合わせイベントが条件に合う場合に業務の完了条件を満たしたと判定されます。

[形式]

待ち合わせイベント名を32文字以内の英小文字を除く英数字で指定します。

本オペランドは省略可能です。オペランドを省略した場合、業務が完了するには、すべてのイベントが正常完了する必要があります。オペランドを省略した業務では異常完了したイベントが発生した段階で業務が異常中断状態になります。このため、compcondオペランドは指定することを推奨します。Linkexpressクライアントでの指定方法については、「7.5.2.4 オプション設定について」を参照してください。

なお、本オペランドで指定したイベントの異常完了によって業務が完了した場合には、業務の実行結果は異常完了として扱われます。

完了条件を以下の形式で指定します。

normalend : 正常完了の場合(省略値)

abnormalend : 異常完了の場合

end : 完了(正常・異常を問わない)の場合

[業務の完了条件について]

自側ジョブ起動イベント、相手側ジョブ起動イベントおよびジョブ通知待ちイベントに対する業務の完了条件はnormalcodeオペランドの値で判定します。

また、compcondオペランドで指定したイベントが、同時に他のイベントからwaitオペランドで実行条件として指定されている場合、waitオペランドによる待ち合わせ処理の実行が優先されます。

waitオペランドについては「2.6.1.38 waitオペランド(lxdevent定義命令)」を参照してください。

[備考]

本オペランドはLinkexpress for Windows NT V1.1L20相当(「マニュアル体系と読み方」の「バージョン・レベルの表記方法」参照)以降のサーバで利用可能です。

本オペランドを指定する場合、Linkexpressメニューの[ファイル]−[オプション]−[オプションの設定]ダイアログボックスの「業務の完了条件」で「有効」を選択してください。「無効」を選択した場合、業務定義ウィンドウにEND線が表示されません。本オペランドでは「有効」を選択することを推奨いたします。


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