FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
目次 索引 前ページ次ページ

第7章 Linkexpressの操作> 7.5 GUIによる操作> 7.5.2 Linkexpressクライアント構成

7.5.2.4 オプション設定について

クライアントの動作を指定するためのダイアログボックスはメニューの[ファイル]-[オプション]コマンドを選択して開きます。カストマイズ可能なオプションは、次のとおりです。

[ビジュアル定義画面のサイズ]

ビジュアル定義画面の水平方向と垂直方向のサイズをそれぞれカストマイズします。指定可能な範囲は、それぞれ以下のとおりです。

なお、本設定後、業務定義ウィンドウを開き直す必要があります。

[システム名の長さ]

クライアントログ表示画面のシステムの長さをカストマイズします。指定可能な範囲は、8〜31です。

なお、本設定後、業務監視ウィンドウを開き直す必要があります。

[無通信監視時間]

クライアント〜業務サーバ、または、制御サーバ間の無通信監視時間をカストマイズします。指定可能な範囲は、0〜3600です。0の場合、無通信監視は行いません。本無通信監視時間の推奨値は、180です。

なお、本設定後、クライアントを再起動する必要があります。

[クライアントログのファイルサイズ]

クライアントログの収集件数をカストマイズします。指定可能な範囲は、100〜30000です。なお、収集ログが本指定値を超える場合、一番古いログに対して順次上書きします。

なお、本設定後、Linkexpressクライアントを再起動する必要があります。

[監視オブジェクト画面のダブルクリック抑止]

ツリービューのアイテム(業務サーバ名)をダブルクリックした時のツリー展開の有無を選択します。

なお、本設定後、操作対象となる業務定義ウィンドウおよび業務監視ウィンドウを開き直す必要があります。

[業務の完了条件]

業務定義のcompcondオペランドについて使用の有無を選択します。

なお、本設定後、編集対象となる業務定義を読み込み直す必要があります。

Windows(IPF) Linkexpress V4.0L21以降、Linkexpressクライアントの初期設定が、「無効」から「有効」に変更されます。ただし、以前のバージョンレベルのLinkexpressクライアントを使用したことがある場合は、Windows(IPF) Linkexpress V4.0L21以降のLinkexpressクライアントをインストールし直しても以前の設定を引き継ぎます。

本オプションを指定することによるLinkexpressクライアントの動作の違いを以下に示します。

[ステータス表示画面の異常中断業務のアイコンの色]

イベントが異常中断になった場合のステータス表示画面のアイコンの色を選択できます。

[ツリー表示のソート]

ツリービュー(表示)のアイテム(業務サーバ名、業務名)の表示順序を選択します。

「ソートする」を選択した場合は、アルファベット順で表示されます。

「反映状態ごとにソートする(注)」は、登録済み定義・反映済み定義の順でそれぞれアルファベット順に表示されます。業務定義ウィンドウのツリービューでのみ有効であり、業務監視ウィンドウのツリービューでは、「ソートする」との違いはありません。

なお、本設定後、Linkexpressクライアントを再起動する必要があります。

注)Linkexpress V5.0L10相当以降のLinkexpressクライアントで指定可能です。


目次 索引 前ページ次ページ

All Rights Reserved, Copyright(C) 富士通株式会社 1997-2013