FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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2.3.6 応答側処理でファイルを受信する場合
相手システムの要求で実行するファイル受信を契機に後続の処理を行うには、ファイル受信待ちイベントを使用します。ファイル受信待ちイベントは、自システム内でファイル送信要求受付を監視します。
[注意事項]
- ファイル受信待ちイベントは、業務の先頭に定義する必要があります。本イベントを定義した業務は応答側監視業務として動作します。
- 応答側システムのファイル転送ではファイル形式の指定を省略するとLinkexpressの省略値で転送されてしまいます。ファイル形式を指定するには本イベントか仮想ファイル名変換定義が必要です。なお、起動側システムがLinkexpressの場合には起動側システムで指定が可能です。
- 起動側システムからのファイル送信が一括ファイル転送の場合、ファイル受信待ちイベントの自側ファイル名に拡張子がネットワーク定義のarc_identオペランドに指定した拡張子以外のファイル名を指定すると一括ファイル転送とならないので注意してください。
- ファイル受信待ちイベントが転送エラーとなった場合、業務の完了条件(compcondオペランド)にかかわらず、業務は再実行可能な状態になります。
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