FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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2.3.5 応答側処理でファイルを送信する場合
相手システムの要求で実行するファイル送信を契機に後続の処理を行うには、ファイル送信待ちイベントを使用します。ファイル送信待ちイベントは、自システム内でファイル受信要求受け付けを監視します。
[注意事項]
- ファイル送信待ちイベントは、業務の先頭に定義する必要があります。本イベントを定義した業務は応答側監視業務として動作します。
- 応答側システムのファイル転送ではファイル形式の指定を省略するとLinkexpressの省略値で転送されてしまいます。ファイル形式を指定するには本イベントか仮想ファイル名変換定義が必要です。なお、相手システムがLinkexpressの場合には相手システムでファイル形式の指定が可能です。
- ファイル送信待ちイベントが転送エラーとなった場合、業務の完了条件(compcondオペランド)にかかわらず、業務は再実行可能な状態になります。
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