FUJITSU Software Linkexpress 運用ガイド
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第2章 業務定義機能> 2.2 業務の構成

2.2.2 起動側システムですべての動作を定義する場合

業務の起動側だけで、すべての業務の運用(定義、実行、監視)を定義した業務形態です。1つの業務サーバ(起動側)対複数の業務サーバで構成される業務形態に適しています。

以下に示す例は、システム間にまたがる処理を一つの業務としてシステムAで定義しています。業務xを定義しているシステムAが起動側、システムBが応答側となります。

以下に示すイベント(1)からイベント(6)が1個の業務を構成しています。

[イベントの構成]

定義起動サーバ(システムA)

業務名                : 業務 x
  イベント(1)         : JOB-Aの起動
  イベント(2)         : JOB-Aが完了したらファイルaを送信
  イベント(3)         : ファイルaの送信が完了したらJOB-Bを起動
  イベント(4)         : JOB-Bが完了したらJOB-Cを起動
  イベント(5)         : JOB-Cが完了したらファイルcを受信
  イベント(6)         : ファイルcの受信が完了したらJOB-Dを起動


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