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Systemwalker Network Assist V13.2 操作手引書
FUJITSU Software

4.6.4 [設定]メニュー操作(管理モードメニュー)

設定メニューでできることや操作方法について説明します。

ポイント

[設定]メニューは管理モードのときに表示します。

4.6.4.1 ノード/リングのアラーム通知方法を設定する

アラーム通知は登録ノード/FDDIリングに発生したアラームを他の監視サーバや他のSNMPマネージャに通知する機能です。

アラーム通知方法設定手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[アラーム通知]を選択します。

    [アラーム通知]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [SNMPトラップで通知する]チェックボックスをチェックします。

  3. 通知先のホスト名またはIPアドレスを設定します。

    設定可能最大文字数は半角40文字です。“.”(ドット)、“-”(ハイフン)、“_”(アンダーバー)以外の記号の入力はできません。

    ホスト名はホストがDNS登録されている場合に有効です。

    IPアドレスは127.0.0.1のようにドット形式で入力してください。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

4.6.4.2 ノード/リングのポーリング設定をする

ポーリング設定は登録するノードの状態ポーリング設定、統計ポーリング設定を行います。また、登録済の全てのノードに設定を反映することができます。

状態ポーリング設定手順

以下に状態ポーリング設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ポーリング]を選択します。

    [ポーリング設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. ポーリングのON/OFF/トラップポーリングのいずれかのオプションボタンを選択します。

    • ON

      状態ポーリングを定期的に行います。

    • OFF

      状態ポーリングを行いません。

    • トラップポーリング

      トラップ受信設定されているトラップを受信したときにポーリングを行います。

      トラップ受信設定については“3.3.4.3.1 トラップ受信を設定する”を参照してください。

  3. ポーリング間隔を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。入力可能範囲は1分~1440分です。

  4. 動作時間を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。

    00:00~00:00を設定した場合は24時間連続で状態ポーリングを行います。

    設定可能時間は00:00~23:59です。

  5. 登録済の全ノード/FDDIリングに設定を適用するか選択します。

    [登録済の全ノード/リングに設定を適用する]チェックボックスをチェックした場合は、登録済の全てのノード/FDDIリングとこの設定以降に登録するノード/FDDIリングに設定内容が反映されます。

    チェックしない場合は、この設定以降に登録するノード/FDDIリングに設定内容が反映されます。

    ポイント

    本設定(状態ポーリング設定)を行った場合のみ、設定内容は次回ポーリング以降に反映されます。

    登録ノードが200台以上の場合には登録済の全ノード/FDDIリングに設定を適用できません。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

ポイント

状態ポーリング設定で[登録済の全ノードにも適用する]チェックボックスをチェックして設定した場合のみ、一括設定・適用による処理・通信負荷が集中しないよう、設定内容を次回ポーリング以降に反映させています。

統計ポーリング設定手順

以下に統計ポーリング設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ポーリング]を選択します。

    [ポーリング]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [統計ポーリング]タグを選択します。

    統計ポーリング設定に切り替わります。

  3. ポーリングのON/OFFいずれかのオプションボタンを選択します。

    • ON

      統計ポーリングを行います。

    • OFF

      統計ポーリングを行いません。

  4. ポーリング間隔を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。入力可能範囲は1分~1440分です。

  5. 動作時間を設定します。

    ポーリングでONを選択した場合のみ有効です。

    00:00~00:00を設定した場合は24時間連続で統計ポーリングを行います。

    設定可能時間は00:00~23:59です。

  6. 登録済の全ノード/リングに設定を適用するか選択します。

    [登録済の全ノード/リングに設定を適用する]チェックボックスをチェックした場合は、登録済の全てのノード/FDDIリングに設定内容が反映されます。

    チェックしない場合は、この設定以降に登録するノード/FDDIリングに設定内容が反映されます。

    ポイント

    統計ポーリング設定で[登録済の全ノードにも適用する]チェックボックスをチェックして設定した場合のみ、一括設定・適用による処理・通信負荷が集中しないよう、設定内容を次回ポーリング以降に反映させています。

    登録ノードが200台以上の場合には登録済の全ノード/リングに設定を適用できません。

  7. [OK]ボタンをクリックします。

4.6.4.3 ノード/リングの統計監視の一括設定をする

統計監視一括設定は同一機種の複数ノード/リングに対し統計監視設定を一括に行う機能です。

注意

統計監視一括設定は、個々のノード/リングに対し、指定されたMIBの統計監視設定情報を更新します。統計監視の一括設定を行うノード/リングの統計ポーリングの設定はOFFにしてください。設定がONのまま統計監視の一括設定を行うと時間がかかる場合があります。

参考

登録済の全ノード/リングへの統計ポーリング設定を反映するには、“4.6.4.2 ノード/リングのポーリング設定をする”の統計ポーリング設定手順6で[登録済の全ノード/リングに設定を適用する]チェックボックスをチェックします。

以下に統計監視一括設定の手順を示します。

  1. [設定]メニューの[統計監視一括]を選択します。

    [統計監視ノード選択]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 設定を行うノード/リングを選択します。

    注意

    統計監視一括設定は同一機種に行ってください。

    異なる機種に対し一括設定を行った場合、統計MIBの種類によって採取できない可能性があります。

    • 全て

      全ノード/リングに対して統計監視を一括登録します。

    • ノード選択

      [ノード一覧]リストから統計監視設定を行うノード/リングを選択します。

      ノード/リングの選択手順を以下に示します。

      1. [ノード選択]オプションボタンを選択します。

      2. [ノード一覧]リストからノード名/リング名を選択します。

      3. [追加▽]ボタンをクリックします。

        [ノード選択]リストに選択したノード/リングが表示されます。

      削除する場合は以下の手順を実行してください。

      1. [ノード選択]リストから削除ノード/リングを選択します。

      2. [削除△]ボタンをクリックします。

        選択したノード/リングが[ノード選択]リストから削除されます。

  3. [次へ]ボタンをクリックします。

    [一括設定確認]アラートが表示されます。

  4. [一括設定確認]アラートの[OK]ボタンをクリックします。

    異なる機種を選択した場合は[確認]アラートが表示されます。

    [確認]アラートの[OK]ボタンをクリックしてください。

    [統計監視一括設定]ダイアログボックスが表示されます。

  5. しきい値を超えたときに実行するコマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。

    入力可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

    ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

    ノード/リングラベル。

    • $I

    ノード/リングのIPアドレス。

  6. メール通知/非通知を選択します。

    [通知]オプションボタンを選択した場合設定したアドレスに統計MIB値がしきい値超えしたことをメールで通知します。

    メールアドレスの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  7. 採取MIBの設定をします。

  8. 各MIBの左のオプションボタンを選択します。

  9. [次へ]ボタンをクリックします。

    [統計監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  10. 採取の有無を選択します。

    • 統計MIBを採取します。

    • 統計MIBを採取しません。

  11. チェック方式を選択します。

    • 差分

      しきい値のチェックを今回の採取MIBと前回の採取MIB値の差分で行います。

    • 累積

      しきい値のチェックを採取MIBで行います。

  12. しきい値を設定します。

    しきい値チェックをしない場合は0を設定してください。入力可能範囲は0~999999999999999999です。

  13. [設定]ボタンをクリックします。

    [統計監視設定処理中]ダイアログボックスが表示され、[統計監視一括設定]ダイアログボックスに戻ります。

    複数の統計MIBを採取するときは8~13を繰り返してください。設定を終了する場合は、次の手順に進んでください。

  14. [統計監視一括設定]ダイアログボックスの[戻る]ボタンをクリックします。

    [統計監視ノード選択]ダイアログボックスに戻ります。

  15. [統計監視ノード選択]ダイアログボックスの[終了]ボタンをクリックします。


4.6.4.4 フィルタ条件の設定

フィルタ条件の設定はアラーム表示部に表示されるアラームに対して、正規表現で記載した条件に一致するアラームの対処方法を決めておく機能です。フィルタ条件は複数設定することができます。

ポイント

  • 正規表現で記載した条件は、アラーム内容またはアラーム番号についてを検索対象とします。

  • 正規表現はjavaのクラス java.util.regex.Pattern で定義される表現を使うことができます。

    アラーム内容のうち、可変になる文字列を除いた形で記載してください。

    例) .*ポートがUpしました.*

参照

フィルタ条件パターンの設定手順の詳細は、“4.6.4.4.1 フィルタ条件パターンを設定する”を参照してください。

フィルタ条件の設定の詳細は、“4.6.4.4.5 フィルタ条件を設定する”を参照してください。

[設定]メニューの[フィルタ条件]を選択すると、[フィルタ条件]画面を表示します。

[フィルタ条件]画面の表示内容について説明します。

  1. メニュー部

    以下に[フィルタ設定]画面のメニューを示します。

    ファイル

    設定

    保存

    パターン

    追加

    閉じる

    削除

    名前の変更

    条件

    追加

    コピー

    貼り付け

    削除

    編集

  2. ツールバー部

    • [保存]ボタン

      設定したフィルタ条件を保存します。

      注意

      フィルタ条件設定後に保存を行わずに[フィルタ条件]画面を閉じた場合、[保存確認]ダイアログボックスが表示されます。

      保存する場合は[YES]ボタンをクリックします。

      [キャンセル]ボタンをクリックすると、保存を行わず処理を終了します。

  3. ビュー切替タブ

    設定/一覧表示切替タブをクリックすることでビューを切り替えることができます。

    ビューを切り替えることで[フィルタ条件]画面の以下の表示が切り替わります。

    • ツリー表示部

    • 設定内容/一覧表示部

    各タブをクリックした場合の表示内容は以下のとおりです。

    選択タブ

    ビュー

    表示内容

    [設定]タブ

    [フィルタ条件設定]ビュー

    フィルタ条件パターン/フィルタ条件の設定内容を表示します。

    [一覧表示]タブ

    [一覧表示]ビュー

    [フィルタ条件設定]ビューで設定した内容をノードごとに一覧表示します。

  4. ツリー部

    設定/一覧表示切替タブの選択状態によりビューが切り替わり、以下の内容が表示されます。

    • [フィルタ条件設定]ビュー

      保存済み、または設定中のフィルタ条件パターンツリー

    • [一覧表示]ビュー

      ノードマネージャと同様のネットワークツリーに稼働監視ノードのツリーを追加したもの

  5. 設定内容/一覧表示部

    設定/一覧表示切替タブの選択状態によりビューが切り替わり、以下の内容が表示されます。

    • [フィルタ条件設定]ビュー

      通知先設定部/フィルタ条件設定テーブル部/適用ノード部

    • [一覧表示]ビュー

      ノード/パターン対応一覧表示部

ポイント

[フィルタ条件設定]ビュー、[一覧表示]ビューの詳細については“[フィルタ条件設定]ビューについて”、“[一覧表示]ビューについて”を参照してください。

[フィルタ条件設定]ビューについて

[フィルタ条件設定]ビューの表示内容について説明します。

[設定]タブをクリックすると、[フィルタ条件設定]ビューが表示されます。

[一覧表示]ビューについて

[一覧表示]ビューの表示内容について説明します。

[一覧表示]タブをクリックすると、[一覧表示]ビューが表示されます。

4.6.4.4.1 フィルタ条件パターンを設定する

以下にフィルタ条件パターンの設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[フィルタ条件]を選択します。

    [フィルタ条件]画面が表示されます。

    参照

    [フィルタ条件]画面の表示内容の詳細は、“4.6.4.4 フィルタ条件の設定”を参照してください。

  2. ツリー表示部でフィルタ条件設定を行うパターンアイコンを選択します。

    選択したパターンのフィルタ条件パターン設定画面が表示されます。

  3. フィルタ条件パターンを設定します。

    • 通知先を設定します。

      通知先設定部の[通知設定]ボタンを選択し、[通知設定]ダイアログボックスを表示します。

      1. SNMPトラップ通信先を入力します。

        入力可能最大文字数は半角40文字です。“.”(ドット)、“-”(ハイフン)、“_”(アンダーバー)以外の記号の入力はできません。

        ホスト名はホストがDNS登録されている場合に有効です。

        IPアドレスは127.0.0.1のようにドット形式で入力してください。

      2. SNMPトラップ通知先ポートを入力します。

      3. 送信先メールアドレスを入力します。

        アドレスを";"区切りで最大5個まで設定できます。

        [メール送信テスト]ボタンを押すと、設定したメールアドレスの送信テストが行えます。

      4. [OK]ボタンをクリックします。

        設定した内容が動作設定テーブル部に表示されます。

    • フィルタ条件を設定します。

      フィルタ条件設定テーブル部にフィルタ条件を設定します。

      1つのフィルタ条件パターンに最大16個までフィルタ条件を設定できます。

    参照

    フィルタ条件の設定の詳細は、“4.6.4.4.5 フィルタ条件を設定する”を参照してください。

    フィルタ条件の追加の詳細は、“4.6.4.4.6 フィルタ条件を追加する”を参照してください。

    フィルタ条件のコピーの詳細は、“4.6.4.4.7 フィルタ条件をコピーする”を参照してください。

    フィルタ条件の貼り付けの詳細は、“4.6.4.4.8 フィルタ条件を貼り付ける”を参照してください。

    フィルタ条件の削除の詳細は、“4.6.4.4.9 フィルタ条件を削除する”を参照してください。

    ポイント

    validの選択とアクションの選択(コマンドを除く)はフィルタ条件設定テーブル上でも設定が可能です。

  4. 適用ノードを選択します。

    適用ノード一覧テーブル部の[選択&設定]ボタンをクリックし、[適用ノードの設定]ダイアログボックスを表示します。

    表示項目について説明します。

    • ラベル名

      監視対象装置のラベル名を表示します。

    • IPアドレス

      監視対象装置のIPアドレスを表示します。

    • 機種

      監視対象装置の種類を表示します。

    • フィルタパターン

      設定済みのフィルタパターンを表示します。

    1. 表示されているノード一覧からフィルタ条件パターン設定する監視対象装置の[選択]チェックボックスをチェックします。

      複数の監視対象装置が選択可能です。

      [全て]チェックボックスにチェックを入れると、表示されている全ノードの「選択」チェックボックスが選択状態になり、全ノードが適用されます。

      [絞込条件]テキストボックスに文字列条件を記述し「絞込み」ボタンを選択すると、記述された文字列条件に当てはまるノードだけが表示されます。

      絞込みを解除したいときは、「絞込み解除」ボタンを選択します。

    2. [OK]ボタンをクリックします。

      選択されたノードが適用ノード一覧テーブル部に表示されます。

      注意

      1ノードにつき1パターンしか適用できません。

      すでにパターンを適用されているノードに別のパターンを適用した場合、前回適用していたパターンは無効になります。

  5. [ファイル]メニューの[保存]を選択、またはツールバーの[保存]ボタンをクリックします。

    設定したフィルタ条件パターンが保存されます。

4.6.4.4.2 フィルタ条件パターンを追加する

以下にフィルタ条件のパターンの追加手順の説明をします。

注意

フィルタ条件のパターンの最大数は16です。パターンが最大数存在する場合、フィルタ条件のパターンの追加はできません。

  1. ツリー表示部のフィルタ条件一覧アイコンを選択します。

  2. [設定]メニューの[パターン]-[追加]を選択するか、ツリー表示部のフィルタ条件一覧アイコンを右クリックして[追加]ボタンを選択します。

    ツリー表示部のフィルタ条件一覧アイコン配下に、新たにフィルタ条件パターンが追加されます。

  3. 新しいパターン名を入力します。

    フィルタ条件パターンを追加すると、デフォルトで”新規パターン”というパターン名が付きます。新しいパターン名を200文字以内で入力し、[Enter]キーを押下してください。

ポイント

フィルタ条件設定にある、SNMPトラップ転送/メール通知/コマンド実行とは別に、ノード個々に設定されている統計監視設定/性能監視設定/トラップ受信設定/Syslog受信設定で設定された、メール通知/コマンド実行は実行されます。

トラップ通知に関しては、フィルタ条件の設定に一致した場合、アラーム通知設定は無効となり、フィルタ条件の「SNMPトラップ」設定に従いトラップ送信を実行します。

ただし、フィルタ条件の設定に一致しないアラームは、アラーム通知設定に従いトラップ通知を実行します。

4.6.4.4.3 フィルタ条件パターンを削除する

以下にフィルタ条件のパターンの削除手順の説明をします。

  1. ツリー表示部で削除を行うパターンアイコンを選択します。

  2. [設定]メニューの[パターン]-[削除]を選択するか、ツリー表示部の削除したいパターンアイコンを右クリックして[削除]を選択します。

    ツリー表示部で選択しているパターンが削除されます。

参照

フィルタ条件パターンの設定手順の詳細は、“4.6.4.4.1 フィルタ条件パターンを設定する”を参照してください。

4.6.4.4.4 フィルタ条件パターン名を変更する

以下にフィルタ条件のパターン名の変更手順の説明をします。

  1. ツリー表示部で名前の変更を行うパターンアイコンを選択します。

  2. [設定]メニューの[パターン]-[名前の変更]を選択するか、ツリー表示部の削除したいパターンアイコンを右クリックし、[名前の変更]を選択します。

    選択しているツリー表示部のパターン名が変更可能になります。

  3. 新しいパターン名を200文字以内で入力し、[Enter]キーを押下します。

    ツリー表示部の選択したパターンアイコンが新しいパターン名に反映されます。

参照

フィルタ条件パターンの設定手順の詳細は、“4.6.4.4.1 フィルタ条件パターンを設定する”を参照してください。

4.6.4.4.5 フィルタ条件を設定する

フィルタ条件設定テーブルで選択されているフィルタ条件を設定できます。

以下にフィルタ条件の設定手順の説明をします。

  1. ツリー表示部でフィルタ条件の設定を行うフィルタ条件パターンアイコンを選択します。

    選択したフィルタ条件パターンの現在のフィルタ条件がフィルタ条件設定テーブルに表示されます。

  2. フィルタ条件設定テーブルで編集したいフィルタ条件を1つ選択します。

  3. 選択したフィルタ条件テーブルの[編集]ボタンをクリックするか、[設定]メニューの[条件]-[編集]を選択します。

    [フィルタ条件プロパティ]ダイアログボックスが表示されます。

    フィルタ条件を設定します。

    1. validを選択します。

      • 有効

        設定したフィルタ条件を有効にします。

      • 無効

        設定したフィルタ条件を無効にします。

    2. アラーム内容を入力するか、[サポート]ボタンをクリックします。

      アラーム内容を直接入力する場合は、フィルタするアラームメッセージを正規表現で入力します。

      [サポート]ボタンをクリックした場合は、[フィルタアラーム内容作成サポート]ダイアログボックスが表示されます。

      ポイント

      検出アラーム一覧に表示されるアラームは、ノードマネージャのアラーム表示条件指定の表示フィルタリング設定とは関係なく、全てのアラームが表示対象となります。(表示可能数は最大2000件)

      また、アラーム表示条件指定で表示開始の時間指定を行っている場合は、その時間指定で指定されたアラームが表示対象となります。

      [フィルタアラーム内容作成サポート]ダイアログボックスの設定手順について説明します。

      1. 作成したいフィルタメッセージを選択します。

        種別

        選択方法

        トラップメッセージ

        プルダウンリスト

        Syslogメッセージ

        Facility

        プルダウンリスト

        Sevenity

        プルダウンリスト

        アラームメッセージ

        プルダウンリスト

        検出アラーム一覧

        リスト

      2. [追加]ボタンをクリックします。

        選択したメッセージが、フィルタアラーム内容に表示されます。

      3. [OK]ボタンをクリックします。

        フィルタアラーム内容に表示されている内容が、[フィルタ条件プロパティ]ダイアログボックスのアラーム内容に表示されます。

    3. アラーム番号を入力します。

      フィルタするアラーム番号を入力します。

    4. 開始/終了時刻を設定します。

      リストボックスにより開始/終了時刻を設定します。

    5. アクションを設定します。

      アクション名

      説明

      破棄

      フィルタ条件に一致した場合にアラームを破棄します。

      自動確認

      フィルタ条件に一致した場合にアラームを自動確認します。

      SNMPトラップ

      フィルタ条件に一致した場合にアラームをトラップ転送します。

      メール通知

      フィルタ条件に一致した場合にアラームをメール送信します。

      Client画面連携

      フィルタ条件に一致した場合にServer Watcherと連携します。

      コマンド

      フィルタ条件に一致した場合に入力したコマンドを実行します。

      コマンドの設定可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

      コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

      • $H

        ノード/リング名またはIPアドレス。

      • $L

        ノード/リングラベル。

      • $I

        ノードのIPアドレス。

      ポイント

      フィルタ条件設定にある、SNMPトラップ転送、メール通知、コマンド実行とは別に、ノード個々に設定されている統計監視設定、性能監視設定、トラップ受信設定、Syslog受信設定で設定された、メール通知、コマンド実行は実行されます。

      ただし、アラーム通知設定のトラップ通知設定が、フィルタ条件の設定に一致した場合は、アラーム通知設定を優先し2重送信は行いません。

      参照

      統計監視設定の詳細は“4.6.4.3 ノード/リングの統計監視の一括設定をする”を参照してください。

      性能監視設定の詳細は“4.6.4.2 ノード/リングのポーリング設定をする”を参照してください。

      トラップ受信設定の詳細は“3.3.4.3.1 トラップ受信を設定する”を参照してください。

      Syslog受信設定の詳細は“3.3.4.3.2 Syslog受信を設定する”を参照してください。

      アラーム通知設定の詳細は“4.6.4.1 ノード/リングのアラーム通知方法を設定する”を参照してください。

    6. [OK]ボタンをクリックします。

      設定したフィルタ条件がフィルタ条件設定テーブルに表示されます。

ポイント

validの選択とアクションの選択(コマンドを除く)はフィルタ条件設定テーブル上でも設定が可能です。

4.6.4.4.6 フィルタ条件を追加する

フィルタ条件をフィルタ条件設定テーブルの選択した位置に追加します。

以下にフィルタ条件の新規追加手順の説明をします。

  1. ツリー表示部でフィルタ条件の追加を行うフィルタ条件パターンアイコンを選択します。

    フィルタ条件設定テーブルに選択したパターンのフィルタ条件が表示されます。

  2. フィルタ条件設定テーブルで追加したい優先度にあるフィルタ条件を選択します。

  3. [設定]メニューの[条件]-[追加]を選択します。

    フィルタ条件設定テーブルの選択した位置に、新たにフィルタ条件が追加されます。

ポイント

フィルタ条件設定テーブルで追加したい位置を右クリックし[追加]を選択しても同様に追加されます。

4.6.4.4.7 フィルタ条件をコピーする

フィルタ条件設定テーブルのフィルタ条件をコピーします。

以下にフィルタ条件のコピー手順の説明をします。

  1. ツリー表示部でフィルタ条件のコピーを行うフィルタ条件パターンアイコンを選択します。

    選択したパターンのフィルタ条件が表示されます。

  2. フィルタ条件設定テーブルでコピーするフィルタ条件を選択します。

  3. [設定]メニューの[条件]-[コピー]を選択します。

    フィルタ条件がコピーされます。

ポイント

コピーしたいフィルタ条件が選択されているときのみコピーできます。

コピーしたい条件を右クリックし[コピー]を選択しても同様にコピーできます。

4.6.4.4.8 フィルタ条件を貼り付ける

あらかじめコピーしたフィルタ条件をフィルタ条件設定テーブルの選択した位置に挿入します。

以下にフィルタ条件の貼り付け手順の説明をします。

  1. ツリー表示部でフィルタ条件の貼り付けを行うフィルタ条件パターンアイコンを選択します。

    フィルタ条件設定テーブルに選択したパターンのフィルタ条件が表示されます。

  2. フィルタ条件設定テーブルで貼り付けしたい優先度にあるフィルタ条件を選択します。

  3. [設定]メニューの[条件]-[貼り付け]を選択します。

    フィルタ条件設定テーブルの選択した位置にあらかじめコピーしておいたフィルタ条件が貼り付け挿入されます。

ポイント

フィルタ条件がコピーされているときのみ貼り付けができます。

フィルタ条件設定テーブルで貼り付けしたい位置を右クリックし、[貼り付け]を選択しても同様に貼り付け挿入されます。

4.6.4.4.9 フィルタ条件を削除する

フィルタ条件設定テーブルで選択されているフィルタ条件を削除します。

以下にフィルタ条件の削除手順の説明をします。

  1. ツリー表示部でフィルタ条件の削除を行うフィルタ条件パターンアイコンを選択します。

    選択したフィルタ条件パターンの現在のフィルタ条件がフィルタ条件設定テーブルに表示されます。

  2. フィルタ条件設定テーブルで削除したいフィルタ条件選択します。

  3. [設定]メニューの[条件]-[削除]を選択します。

    選択したフィルタ条件が削除されます。

ポイント

フィルタ条件が選択されているときのみ削除ができます。

フィルタ条件設定テーブルで削除したいフィルタ条件を右クリックし[削除]を選択しても同様に削除されます。

4.6.4.5 ポーリング抑止の設定

ポーリング抑止設定は、メンテナンスによるシステムの一時的停止や運用時間が決まっているシステムの起動/停止のような運用のときに、以下の条件に合わせて一時的にポーリングを抑止する機能です。

ポイント

ポーリング抑止パターンの設計方法を以下に示します。

  1. システムの稼働の重要度を分析

  2. 稼働/停止を行うシステムのタイムスケジュールを分析

  3. 分析したタイムスケジュールに合った抑止種別を選択

  4. 抑止パターン数と組み合わせを決める

  5. 抑止パターンを設定

参照

スケジュールの設定例に関しては“スケジュール設定例”を参照してください。

[設定]メニューの[ポーリング抑止]を選択すると、[ポーリング抑止]画面を表示します。

参照

ポーリング抑止パターンの設定手順の詳細は、“4.6.4.5.1 ポーリング抑止パターンを設定する”を参照してください。

[ポーリング抑止]画面の表示内容について説明します。

  1. メニュー部

    以下に[ポーリング抑止]画面のメニューを示します。

    ファイル

    設定

    保存

    パターン

    追加

    閉じる

    削除

    名前の変更

  2. ツールバー部

    • [保存]ボタン

      設定したポーリング抑止パターンを保存します。

      注意

      ポーリング抑止パターン設定後に保存を行わずに[ポーリング抑止]画面を閉じた場合、[保存確認]ダイアログボックスが表示されます。

      保存する場合は[YES]ボタンをクリックします。

      [キャンセル]ボタンをクリックすると、保存を行わず処理を終了します。

  3. 設定/一覧表示切替タブ

    設定/一覧表示切替タブをクリックすることでビューを切り替えることができます。

    ビューを切り替えることで[ポーリング抑止]画面の以下の表示が切り替わります。

    • ツリー表示部

    • 設定内容/一覧表示部

    各タブをクリックした場合の表示内容は以下のとおりです。

    選択タブ

    ビュー

    表示内容

    [設定]タブ

    [ポーリング抑止パターン設定]ビュー

    ポーリング抑止パターンの設定内容を表示します。

    [一覧表示]タブ

    [一覧表示]ビュー

    [ポーリング抑止パターン設定]ビューで設定した内容をノードごとに一覧表示します。

  4. ツリー部

    設定/一覧表示切替タブの選択状態によりビューが切り替わり、以下の内容が表示されます。

    • [ポーリング抑止パターン設定]ビュー

      保存済み、または設定中のポーリング抑止パターンツリー

    • [一覧表示]ビュー

      ノードマネージャと同様のネットワークツリーに稼働監視ノードのツリーを追加したもの

  5. 設定内容/一覧表示部

    設定/一覧表示切替タブの選択状態によりビューが切り替わり、以下の内容が表示されます。

    • [ポーリング抑止パターン設定]ビュー

      抑止条件設定部/適用ノード部

    • [一覧表示]ビュー

      ノード/パターン対応一覧

参照

[ポーリング抑止パターン設定]ビュー、[一覧表示]ビューの詳細については“[ポーリング抑止パターン設定]ビューについて”、“[一覧表示]ビューについて”を参照してください。

[ポーリング抑止パターン設定]ビューについて

[ポーリング抑止パターン設定]ビューの表示内容について説明します。

[設定]タブをクリックすると、[ポーリング抑止パターン設定]ビューが表示されます。


[一覧表示]ビューについて

[一覧表示]ビューの表示内容について説明します。

[一覧表示]タブをクリックすると、[一覧表示]ビューが表示されます。

4.6.4.5.1 ポーリング抑止パターンを設定する

以下にポーリング抑止パターンの設定手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ポーリング抑止]を選択します。

    [ポーリング抑止]画面が表示されます。


    参照

    [ポーリング抑止]画面の表示内容の詳細は、“4.6.4.5 ポーリング抑止の設定”を参照してください。

  2. ツリー表示部でポーリング抑止設定を行うパターンアイコンを選択します。

    選択したパターンのポーリング抑止パターン設定画面が表示されます。

  3. ポーリング抑止パターンを設定します。

    • スケジュールの有効を設定します。

      抑止条件設定部の[有効]チェックボックスをチェックします。

      • チェック

        設定したフィルタ条件を有効にします。

      • チェックなし

        設定したフィルタ条件を無効にします。

    • スケジュールを設定します。

      [種別選択]ラジオボタンでスケジュール種別を選択します。

      • 年月日

        設定した年月日の時間範囲内だけポーリング抑止を行います。

        [開始/終了時刻]リストボックスが表示されますので、開始日付/時刻から終了日付/時刻を設定します。

      • 毎週

        設定した曜日範囲内と時間範囲内で毎週ポーリング抑止を行います。

        時間の開始終了時間帯は、設定された曜日範囲内の各曜日ごとに対する時間帯です。設定した曜日範囲内であっても、設定した時間範囲外にはポーリング抑止を行いません。

        [適用曜日]リストボックスが表示されますので、開始曜日から終了曜日を設定します。

        [開始/終了時刻]リストボックスが表示されますので、開始時刻から終了時刻を設定します。

      • 毎日

        設定した時間範囲内を毎日ポーリング抑止を行います。

        [開始/終了時刻]リストボックスが表示されますので、開始時刻から終了時刻を設定します。

スケジュール設定例

例1.毎日9:00~17:00の運用の場合

  1. 抑止種別を選択

    毎日決まった時間の稼働なので、毎日を選択

  2. 抑止期間を設定

    開始

    終了

    時間帯

    17:01

    8:59

ポイント

日を跨いだ時間の設定も可能です。

例2.平日9:00~17:00土日は休止の運用の場合

  1. 抑止種別を選択

    平日は例1.と同じなので、毎日を選択

    さらに、土日は休止するので、もう1つパターンを用意し毎週を選択

  2. 抑止期間を設定

    パターンA:毎日(例1.と同じ設定)

    パターンB:毎週

    開始

    終了

    時間帯

    0:00

    0:00

    適用曜日

    土曜

    日曜

ポイント

パターンを複数組み合わせることが可能です。(パターン別で時間帯が重なっても抑止されます。)

開始終了時間を同時刻にすると、24時間抑止されます。

開始終了曜日が同じ場合は、指定曜日が抑止されます。

例3.平日9:00~17:00 土日は7:00~16:00の場合

  1. 抑止種別を選択

    毎日必ず停止する時間帯があるので、毎日を選択

    平日と土日とで稼働時間に差があるので、さらにパターン2つを用意し毎週を選択

  2. 抑止期間を設定

    パターンA:毎日

    開始

    終了

    時間帯

    17:01

    6:59

    パターンB:毎週

    開始

    終了

    時間帯

    7:00

    8:59

    適用曜日

    月曜

    金曜

    パターンC:毎週

    開始

    終了

    時間帯

    16:01

    17:00

    適用曜日

    土曜

    日曜

  3. 適用ノードを選択します。

    適用ノード一覧テーブル部の[選択&設定]ボタンをクリックし、[適用ノードの設定]ダイアログボックスを表示します。

    表示項目について説明します。

    • ラベル名

      監視対象装置のラベル名

    • IPアドレス

      監視対象装置のIPアドレスを表示します。

    • 機種

      監視対象装置の種類を表示します。

    1. 表示されているノード一覧からパターン設定する監視対象装置の[選択]チェックボックスをチェックします。

      複数の監視対象装置が選択可能です。

      [全て]チェックボックスにチェックを入れると、表示されている全ノードの[選択]チェックボックスが選択状態になり、全ノードが適用されます。

      [絞込条件]テキストボックスに文字列条件を記述し[絞込み]ボタンを選択すると、記述された文字列条件に当てはまるノードだけが表示されます。

      絞込みを解除したいときは、[絞込み解除]ボタンを選択します。

    2. [OK]ボタンをクリックします。

      選択されたノードが適用ノード一覧テーブル部に表示されます。

  4. [ファイル]メニューの[保存]を選択、またはツールバーの[保存]ボタンをクリックします。

    設定したポーリング抑止パターンが保存されます。

4.6.4.5.2 ポーリング抑止パターンを追加する

以下にポーリング抑止のパターンの追加手順の説明をします。

注意

ポーリング抑止のパターンの最大数は16です。パターンが最大数存在する場合、ポーリング抑止のパターンの追加はできません。

  1. ポーリング抑止一覧アイコンを選択します。

  2. [設定]メニューの[パターン]-[追加]を選択するか、ポーリング抑止一覧アイコンを右クリックして[追加]ボタンを選択します。

    ツリー表示部のポーリング抑止一覧アイコン配下に、新たにフィルタ条件パターンが追加されます。

  3. 新しいパターン名を入力します。

    ポーリング抑止パターンを追加すると、デフォルトで”新規パターン”というパターン名が付きます。新しいパターン名を200文字以内で入力し、[Enter]キーを押下してください。

    ポーリング抑止パターンの設定内容の詳細は、“4.6.4.5 ポーリング抑止の設定”を参照してください。

4.6.4.5.3 ポーリング抑止パターンを削除する

以下にポーリング抑止パターンの削除手順の説明をします。

  1. ツリー表示部で削除を行うパターンアイコンを選択します。

  2. [設定]メニューの[パターン]-[削除]を選択します。

    ツリー表示部で選択しているパターンが削除されます。

ポイント

ツリー表示部で[抑止パターン設定]タブのパターンアイコンを選択しているときのみ[削除]を選択できます。

ツリー表示部の削除したいパターンアイコンを右クリックし、[削除]を選択しても、同様にツリーから削除されます。

4.6.4.5.4 ポーリング抑止パターン名を変更する

以下にポーリング抑止パターン名の変更手順の説明をします。

  1. ツリー表示部で名前の変更を行うパターンアイコンを選択します。

  2. [編集]メニューの[パターン]-[名前の変更]を選択します。

    選択しているツリー表示部のパターン名が変更可能になります。

  3. 新しいパターン名を200文字以内で入力し、[Enter]キーを押下します。

    ツリー表示部の選択したパターンアイコンが新しいパターン名に反映されます。

ポイント

ツリー表示部で[抑止パターン設定]タブのパターンアイコンを選択しているときのみ[名前の変更]を選択できます。

ツリー表示部の削除したいパターンアイコンを右クリックし、[名前の変更]を選択しても同様に名前の変更ができます。

4.6.4.6 ノード/リングのSyslog受信の一括設定を行う

Syslog受信一括設定は同一機種の複数ノード/リングに対しSyslog受信設定を一括に行う機能です。

注意

Syslog受信一括設定は、複数のノード/リングに対し、受信するSyslogの種類の設定を一括して行います。

以下に統計監視一括設定の手順を示します。

  1. [設定]メニューの[Syslog受信一括]を選択します。

    [Syslog受信一括設定]ダイアログボックスが表示されます。

    リストについて説明します。

    リスト

    [追加]/[変更]/[削除]ボタンで設定した、複数ノード/リングに対し行うSyslog受信一括設定内容をリストに表示します。

    リストに表示中のSyslog受信一括設定内容を[選択&設定]ボタンでノード/リングを選択し設定することができます。

    各ボタンについて説明します。

    [追加]ボタン

    新たに定義を追加する場合は、Syslogデータおよび通知方法で設定内容を選択および入力して[追加]ボタンをクリックすると、Syslog受信一括設定内容がリストに追加されます。

    [変更]ボタン

    現在の設定を変更する場合は、リストから変更したい設定内容をクリックして選択し、Syslogデータおよび通知方法を新しい設定内容を選択および入力して[変更]ボタンをクリックすると、新しいSyslog受信一括設定内容に変更されます。

    [削除]ボタン

    設定を削除する場合は、リストから削除したい設定内容をクリックして選択し、[削除]ボタンをクリックすると、Syslog受信一括設定内容がリストから削除されます。

    [選択&設定]ボタン

    定義したSyslog受信一括設定内容を複数のノード/リングに設定したい場合は、[選択&設定]ボタンをクリックすると、[Syslog受信一括設定-監視対象ノードの選択]ダイアログボックスが表示され、リストに表示中のSyslog受信一括設定内容を、どのノード/リングに行うかを選択し設定することができます。

  2. 設定を行うSyslogデータを選択します。

    • Facility選択

      [▼]ボタンをクリックし、Facility情報を選択します。

    • Severity選択

      [▼]ボタンをクリックし、Severity情報を選択します。

  3. 選択した設定を行うSyslogデータの通知情報を選択します。

    • コマンド

      Syslogを受信した場合に実行するコマンドを設定します。

      監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。省略可能です。

      入力可能最大文字数は半角256文字(全角128文字)です。

      ポイント

      コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

      • $H

        ノード/リング名またはIPアドレス。

      • $L

        ノード/リングラベル。

      • $I

        ノード/リングのIPアドレス。

    • メール通知

      メール通知/非通知を選択します。

      [通知]オプションボタンを選択した場合、Syslogを受信したことをメールで通知します。

      参照

      メールアドレスの設定については“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

      ポイント

      コマンドおよびメール通知は各設定単位に別々に設定可能です。

  4. 設定を追加する場合は[追加]ボタン、または選択中の設定を変更する場合は[変更]ボタンをクリックして設定を確定します。

    複数のSyslogデータが追加可能です。

    ポイント

    追加した設定を削除した場合は、リストで削除する設定を選択し、[削除]ボタンをクリックします。

  5. 選択が完了したら[選択&設定]ボタンをクリックします。

    [Syslog受信一括設定-監視対象ノードの選択]ダイアログボックスが表示されます。

    表示項目について説明します。

    • ラベル名

      監視対象装置のラベル名

    • IPアドレス

      監視対象装置のIPアドレスを表示します。

    • 種類

      監視対象装置の種類を表示します。

  6. Syslog受信設定する監視対象装置の[選択]チェックボックスをチェックします。

    複数の監視対象装置が選択可能です。

  7. [設定]ボタンをクリックします。

4.6.4.7 監視ポリシー設定をする

監視ポリシー設定は監視対象ノード/監視対象ONA(GEE版のみ)に対する監視ポリシーの設定を行います。

参照

監視ポリシー設定の詳細は“3.6.4.1 監視ポリシー設定をする”を参照してください。

4.6.4.8 初期表示マップ設定をする(ユーザ定義ビューのみ)

初期表示マップ設定はノードマネージャ起動時に初期表示する画面を設定します。ユーザ定義ビューのみ設定が可能です。

参照

ユーザ定義ビューの詳細は“4.4 ノードマネージャ(ユーザ定義ビュー)”を参照してください。

初期表示マップの設定手順について説明します。

  1. ノードマネージャ起動時に初期表示したいマップをユーザ定義ビューのツリー表示部のマップアイコンから選択します。

  2. [設定]メニューの[初期表示マップ]を選択します。

    [初期表示マップ設定]ダイアログボックスが表示されます。

  3. [OK]ボタンをクリックします。

    選択済みのマップアイコンが初期表示マップアイコンに変更されます。

    アイコン

    アイコン名

    初期表示マップアイコン

    マップアイコン(通常)


    初期表示マップ設定したマップが次回ノードマネージャ起動時に初期表示されます。

ポイント

初期設定済みの初期表示マップアイコンを選択した場合

  1. 状態で[設定]メニューの[初期表示マップ]を選択した場合、以下の[初期表示マップ設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [OK]ボタンをクリックします。

    選択済みの初期表示マップ設定が解除され、選択済みの初期表示マップアイコンが通常のマップアイコンに変更されます。

    ノードマネージャの起動時はネットワークビューで表示されます。

4.6.4.9 ロゴ・タイトル設定をする

ロゴ・タイトル設定はノードマネージャのツールバー部分にロゴとタイトルを設定する機能です。

以下にロゴ・タイトル設定の手順を示します。

  1. [設定]メニューの[ロゴ・タイトル]を選択します。

    [ロゴ・タイトル設定]ダイアログボックスが表示されます。

    注意

    • ロゴ選択リストヘ表示されるファイルは、あらかじめNetwork Assistインストールディレクトリの /image/logo (以降、ロゴイメージディレクトリと表記します。)配下に格納しておく必要があります。

      • 背景イメージディレクトリに置くファイル数は10ファイル以内にしてください。

      • イメージのサイズは400(幅)×48(高さ)ピクセル以内としてください。

      • 対応するイメージファイル種別はGIF のみです。

      • ファイル名は半角英数字16文字以内としてください。

      • ロゴイメージディレクトリ

        NetworkAssist インストールディレクトリ/image/logo 配下

    なお、クラスタシステムへ導入する場合は、共有ディレクトリをマウントしている側で1回だけ格納を行ってください。

    • イメージを追加/変更した場合は、NetworkAssistサービスを再起動する必要があります。

    • イメージが格納されていない場合、「イメージ未設定」となり、選択できません。

    • ロゴ選択リストにはロゴイメージディレクトリに置かれたイメージファイル名の一覧が表示されます。

  2. 名前の一覧からイメージファイル名を選択します。

    選択したイメージが表示されます。

  3. タイトル設定でタイトルの文字列を入力、タイトルのフォントとカラーを設定します。

    入力した文字列が表示されます。

    注意

    特定文字の文字化けについて

    入力文字の種類によっては機種依存コードなどにより文字化けすることがあります。

    特定文字が文字化けする場合はその文字を使用しないで下さい。

  4. [OK]ボタンをクリックして、設定を終了します。

    ノードマネージャのツールバー部に選択したロゴ・タイトルが反映されます。

注意

ツールバーに表示が収まらない大きさの場合には、[OK]ボタンは抑止されています。

収まる範囲に設定しなおしてください。