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Systemwalker Network Assist V13.2 操作手引書
FUJITSU Software

3.4.4 [設定]メニュー操作(管理モードメニュー)

設定メニューでできることや操作方法について説明します。

ポイント

このメニューは管理モードで表示します。

管理モードへの変更方法は“3.3.1.8 管理モードに切り替える(一般モードメニュー)”を参照してください。

3.4.4.1 ポーリング設定をする

ポーリング設定は状態ポーリングと統計ポーリングの設定をします。

詳細は“3.3.4.1 ポーリング設定をする”を参照してください。

3.4.4.2 受信設定をする

3.4.4.2.1 トラップ受信を設定する

トラップ受信設定では監視対象FDDIリングのプロキシSMT装置から通知される様々なトラップのパターンを設定することによって、特定のトラップについて分かりやすいメッセージに変更して通知したり、トラップを受信したことをメールで通知したりすることができます。

また、トラップを通知する方法として、指定した監視サーバ上のコマンドを実行することができるとともに、受信した特定のトラップをそのままの形で、別のSNMPマネージャに転送することもできます。

詳細は“3.3.4.3.1 トラップ受信を設定する”を参照してください。

3.4.4.2.2 Syslog受信を設定する

Syslog受信設定は監視対象ノードから通知される様々なSyslogのパターンを設定することによって、特定のSyslogについて分かりやすいメッセージに変更して通知したり、Syslogを受信したことをメールで通知したりすることができます。

また、Syslogを通知する方法として、指定した監視サーバ上のコマンドを実行することもできます。

詳細は“3.3.4.3.2 Syslog受信を設定する”を参照してください。

3.4.4.3 性能監視設定をする

性能監視設定は性能監視、統計監視、障害監視のしきい値の設定やしきい値を超えたときに実行するコマンド、メール通知の設定をします。

3.4.4.3.1 性能監視の設定

性能監視はFDDIリングの送受信伝送路使用率がしきい値を超えたときにアラーム通知やコマンドの実行、メール通知をする機能です。

性能監視の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[性能監視設定]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [性能監視]タブを選択します。

    伝送路使用率(送信)、伝送路使用率(受信)を入力します。

    • 伝送路使用率(送信)

      入力可能範囲は0(%)~100(%)です。

    • 伝送路使用率(受信)

      入力可能範囲は0(%)~100(%)です。

  3. コマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。設定可能最大数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  4. メール通知の設定をします。

    • [通知]オプションボタン

      伝送路使用率がしきい値を超えたときにメール通知をします。

    • [非通知]オプションボタン

      伝送路使用率がしきい値を超えたときにメール通知をしません。

    メール通知先の設定は“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  5. [OK]ボタンをクリックして、設定を終了します。

3.4.4.3.2 統計監視の設定

統計監視はFDDIリングのプロキシ装置の統計情報がしきい値を超えたときにアラーム通知やコマンド実行、メール通知する機能です。

統計監視の設定手順は“3.3.4.5.2 統計監視の設定”を参照してください。

3.4.4.3.3 障害監視の設定

障害監視はFDDIリング伝送路上に起きた障害を監視し、障害が発生/復旧したときにアラーム通知する機能です。アラーム通知の契機は障害発生時と障害復旧時、もしくはその両方に設定することができます。

発生通知

発生通知の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[性能監視設定]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [障害監視]タブを選択します。

  3. [発生通知]タブを選択します。

  4. 監視する障害を選択します

    • ループバックの発生

    • 二重アドレス状態の発生

    • フレームエラー状態の発生

    • リンクエラー多発状態の発生

    • 受信失敗多発状態の発生

  5. コマンドの設定をします。

    障害が発生した場合に実行するコマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。設定可能最大数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  6. メール通知の設定をします。

    • [通知]オプションボタン

      障害発生時にメール通知をします。

    • [非通知]オプションボタン

      障害発生時にメール通知をしません。

    メール通知先の設定は“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  7. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

復旧通知

復旧通知の設定手順を以下に示します。

  1. [設定]メニューの[性能監視設定]を選択します。

    [性能監視設定]ダイアログボックスが表示されます。

  2. [障害監視]タブを選択します。

  3. [復旧通知]タブを選択します。

  4. 監視する障害を選択します。

    • ループバックの復旧

    • 二重アドレス状態の復旧

    • フレームエラー状態の復旧

    • リンクエラー多発状態の復旧

    • 受信失敗多発状態の復旧

  5. コマンドの設定をします。

    障害が復旧した場合に実行するコマンドを設定します。

    監視サーバ上で動作するコマンドを設定してください。設定可能最大数は半角256文字(全角128文字)です。

    ポイント

    コマンドの引数として以下の変数を使用できます。

    • $H

      ノード/リング名またはIPアドレス。

    • $L

      ノード/リングラベル。

    • $I

      ノードのIPアドレス。

  6. メール通知の設定をします。

    • [通知]オプションボタン

      障害復旧時にメール通知をします。

    • [非通知]オプションボタン

      障害復旧時にメール通知をしません。

    メール通知先の設定は“5.3.6 メール送信動作の設定をする”を参照してください。

  7. [OK]ボタンをクリックし、設定を終了します。

3.4.4.4 資産管理設定をする

資産管理は監視対象FDDIリングのプロキシ装置に対する資産管理の設定を行います。

以下にプロキシ資産管理設定の手順を説明します。

  1. [設定]メニューの[資産管理]を選択します。

    [資産管理]ダイアログボックスが表示されます。

  2. 管理番号を設定します。

    監視対象FDDIリングのプロキシ装置の管理番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)1999801164-P

  3. シール番号を設定します。

    監視対象FDDIリングのプロキシ装置に貼ってあるシール番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)V4022

  4. 財産番号を設定します。

    監視対象FDDIリングのプロキシ装置の資産管理番号などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)199801164

  5. 確認日を設定します。

    監視対象FDDIリングのプロキシ装置の棚卸確認日などを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角128文字(全角64文字)です。省略可能です。

    例)2007/7/7

  6. 備考を設定します。

    監視対象FDDIリングのプロキシ装置についてのメモなどを入力してください。

    入力可能最大文字数は半角512文字(全角256文字)です。省略可能です。

    改行は半角2文字(全角1文字)分となります。

    例)次回の棚卸は2008/3末を予定

  7. [設定]ボタンをクリックして、設定を終了します。