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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

B.2.1 V5からのバージョンアップ手順

業務サーバおよび部門管理サーバに導入されているSystemwalker for Oracleが以下の場合のバージョンアップ手順について説明します。

すでに導入されているSystemwalker for Oracle

Standard Edition
Enterprise Edition

5.0
5.1
5.2


以下の手順で行います。

  1. ポリシーのバックアップを行います

    B.3 V13以前の資源を使用する場合”を参照し、ポリシーのバックアップを行ってください。

  2. Systemwalker for Oracleのアンインストールを行います

    1. デーモンを停止します

      Systemwalker for Oracleのデーモンを停止しておく必要があります。
      以下のコマンドを実行してください。

      # /etc/rc2.d/K53mpor stop <ENTER>

    2. メニューの削除を行います

      Systemwalker コンソール上のノードに登録したメニューを削除します。
      運用管理クライアントで以下のコマンドを実行してください。

      <運用管理サーバのSystemwalker for OracleのバージョンがV13.3.0以降、Systemwalker Centric ManagerのバージョンがV13.3.0以降の場合>
      コマンドは、AdministratorsグループまたはDmAdminグループに属するユーザで実行する必要があります。

      MpOrSetmenu.exe -d -n webhost 業務サーバ名/部門管理サーバ名  <ENTER>

      -n webhost

      WEBサーバ名(接続先運用管理サーバ名)を指定します。

      <上記以外の場合>
      コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

      MpOrSetmenu.exe -d 業務サーバ名/部門管理サーバ名  <ENTER>

      注意

      メニューの削除を行う際の注意事項

      運用管理サーバにSystemwalker Centric Manager V13.2.0以降がインストールされている場合、認証プロンプトが表示されることがあります。認証プロンプトには、運用管理サーバのAdministrators権限またはDmAdmin権限を持ったユーザ名およびパスワードを入力してください。

    3. パッケージのアンインストールを行います

      パッケージのアンインストールを行います。

      # pkgrm FJSVmpor <ENTER>

      パッケージのアンインストールを行った後、Systemwalker for Oracle インストールディレクトリが削除されていることを確認してください。

  3. インストールを行います

    第4章 インストール”を参照し、Systemwalker for Oracle V15.0.0のインストールを行ってください。

  4. 環境設定を行います

    5.4 業務サーバおよび部門管理サーバでの環境設定【Solaris版】”を参照し、環境設定を行ってください。

  5. メニューの登録を行います

    5.7 Systemwalkerコンソールにメニューを登録する”を参照し、Systemwalkerコンソール上のノードへメニューを登録します。

  6. ポリシーのリストアを行います

    アンインストールを行う前にバックアップしたポリシーをリストアします。
    “Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“ポリシーのリストア”を参照し、ポリシーのリストアを行ってください。

  7. ポリシーの移行作業を行います

    管理している運用管理サーバのSystemwalker for Oracleのバージョンが10.0(Solaris版)以降またはV10.0L10(Windows版)以降の場合のみ、以下の作業を行ってください。

    1. ポリシーの移行コマンドを実行します

      バックアップおよびリストアしたポリシーをSystemwalker for Oracle V15.0.0で使用するためには、以下に示す移行コマンドを運用管理サーバで実行する必要があります。

      # /opt/FJSVmpor/bin/mporpolconv サーバ名 <ENTER>

      サーバ名:バージョンアップを行った業務サーバ/部門管理サーバ

    2. Oracle環境情報の更新を行います

      [Oracle環境情報設定]画面で内容を確認し、[更新]を行ってください。
      Oracle環境情報の設定については“6.2 Oracle環境情報の設定”を参照してください。


    3. Oracle状態監視の条件の更新を行います

      [Oracle状態監視設定]画面から[スケジュール設定]画面を表示し、内容を確認した後、[格納]ボタンを選択してください。
      Oracle状態監視の条件設定については“6.3 Oracle状態監視の条件設定”を参照してください。

    4. ポリシー配付を実行します

      Systemwalkerコンソールからポリシー配付を実行してください。

  8. 監視デーモンの確認を行います

    監視デーモンが起動されているかを確認してください。停止している場合は起動する必要があります。

    各デーモンについては“Systemwalker for Oracle 運用ガイド”-“Systemwalker for Oracleのデーモン/サービス”を参照してください。