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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

8.3 アンインストール後の注意事項

Systemwalker for Oracleをアンインストールした後に行う確認事項を説明します。

【Solaris版】

ファイアウォール機能の解除

環境設定時にファイアウォール機能に対して設定した、通信の許可を解除します。

5.1 運用管理サーバでの環境設定【Solaris版】”の“5.1.4 ファイアウォール機能の設定”または“5.4 業務サーバおよび部門管理サーバでの環境設定【Solaris版】”の“5.4.3 ファイアウォール機能の設定”を実施している場合、設定を行ったサーバ上で以下の手順を行ってください。

環境設定時にファイアウォール機能に対する設定の変更を行っていない場合は、以下の手順を行う必要はありません。

注意

本手順は、一般的な設定を記載しています。導入している環境により、設定内容を修正してください。

  1. スーパーユーザになります

    Systemwalker for Oracleをアンインストールしたサーバに、スーパーユーザでログインします。


  2. Systemwalker for Oracleが使用するポート番号に対して、通信の許可を解除します

    Systemwalker for Oracleが使用するポート番号に対して通信の許可を解除します。
    Systemwalker for Oracleが使用するポート番号の詳細については、“A.3 ポート番号”を参照してください。

    [運用管理サーバの場合]

    “/etc/ipf/ipf.conf”ファイルから以下の記述を削除してください。
    (以下はポート番号が「2946/tcp」の場合の例です。)

    pass out quick on hme0 proto tcp from any to any port = 2946 keep state

    注意

    運用管理サーバにインストールされているOracleを監視していた場合の注意事項

    運用管理サーバにインストールされているOracleを監視していた場合、以下の[業務サーバおよび部門管理サーバの場合]の手順も実行してください。

    [業務サーバおよび部門管理サーバの場合]

    “/etc/ipf/ipf.conf”ファイルから以下の記述を削除してください。
    (以下はポート番号が「2946/tcp」の場合の例です。)

    pass in quick on hme0 proto tcp from any to any port = 2946 keep state


  3. ファイアウォールの設定を有効にします

    以下のコマンドを実行し、ファイアウォールの設定を有効にしてください。
    設定はすぐにシステムに反映され、システム再起動後も有効になります。

    # /usr/sbin/ipf -Fa -E -f /etc/ipf/ipf.conf <ENTER>


【Windows版】


【Linux版】

ファイアウォール機能の解除

環境設定時にファイアウォール機能に対して設定した、通信の許可を解除します。

5.3 運用管理サーバでの環境設定【Linux版】”の“5.3.5 ファイアウォール機能の設定”または“5.6 業務サーバおよび部門管理サーバでの環境設定【Linux版】”の“5.6.4 ファイアウォール機能の設定”を実施している場合、設定を行ったサーバ上で以下の手順を行ってください。

環境設定時にファイアウォール機能に対する設定の変更を行っていない場合は、以下の手順を行う必要はありません。

注意

本手順は、一般的な設定を記載しています。導入している環境により、設定内容を修正してください。

  1. スーパーユーザになります

    Systemwalker for Oracleをアンインストールしたサーバに、スーパーユーザでログインします。


  2. Systemwalker for Oracleが使用するポート番号に対して、通信の許可を解除します

    Systemwalker for Oracleが使用するポート番号に対して通信の許可を解除します。
    Systemwalker for Oracleが使用するポート番号の詳細については、“A.3 ポート番号”を参照してください。

    [運用管理サーバの場合]

    以下のコマンドを実行してください。

    # /sbin/iptables -D OUTPUT -p tcp --dport 2946 -j ACCEPT <ENTER>

    注意

    運用管理サーバにインストールされているOracleを監視していた場合の注意事項

    運用管理サーバにインストールされているOracleを監視していた場合、以下の[業務サーバおよび部門管理サーバの場合]の手順も実行してください。

    [業務サーバおよび部門管理サーバの場合]

    以下のコマンドを実行してください。

    # /sbin/iptables -D INPUT -p tcp --dport 2946 -j ACCEPT <ENTER>


  3. 設定の保存と反映を行います

    ファイアウォール機能に対する設定の保存を行い、システムに反映します。設定はすぐにシステムに反映され、システム再起動後も有効になります。

    以下のコマンドを実行してください。

    # /etc/init.d/iptables save <ENTER>
    # /sbin/service iptables restart <ENTER>


  4. 設定が反映されていることを、確認します

    以下のコマンドを実行してください。

    # /sbin/iptables -L <ENTER>