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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

8.2 アンインストールの作業手順

Systemwalker for Oracleをアンインストールする際の手順を以下に説明します。

なお、運用管理クライアントについては【Windows版】を参照してください。

【Solaris版】

運用管理サーバ、業務サーバおよび部門管理サーバからアンインストールする

  1. Systemwalker for Oracleのパッケージのアンインストールを行います

    以下のコマンドを実行してください。
    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    # pkgrm FJSVmpor <ENTER>

    パッケージのアンインストールを行った後、Systemwalker for Oracleのインストールディレクトリが削除されていることを確認してください。


  2. Systemwalker Centric Managerを再起動します

    Systemwalker for Oracleの環境設定で解除したSystemwalker Centric Managerに対する設定を有効とするためには、Systemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。

    再起動方法については、Systemwalker Centric Managerのマニュアル「Systemwalker Centric Manager 導入手引書」の「Systemwalker Centric Managerの起動/停止」を参照してください。

【Windows版】

運用管理サーバ、業務サーバ、部門管理サーバおよび運用管理クライアントからアンインストールする

  1. ログオンします

    ローカルコンピュータに、Administratorsグループに属するユーザでログオンします。

    注意

    ドメインにログオンしてインストールする場合、ログオンユーザには以下の属性が必要です。属性を変更した場合は、再ログオンする必要があります。

    • ローカルグループAdministratorsに属している

  2. Systemwalker Centric Managerを停止します

    Systemwalker Centric Managerを停止します。
    以下のコマンドを実行してください。

    (Systemwalkerインストールフォルダ)\MpWalker.DM\bin\pcentricmgr <ENTER>

  3. アンインストールを行います

    コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」/「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」から「Systemwalker for Oracle」を選択し、Systemwalker for Oracleをアンインストールします。

  4. アンインストール前の作業確認

    アンインストール中に、Systemwalker for Oracleの解除処理の確認が行われます。
    アンインストールの前に行う解除処理については、“8.1 アンインストール前の作業”を確認してください。

    8.1 アンインストール前の作業”を実施していない場合は、[いいえ]をクリックしてください。アンインストールは中断されます。“8.1 アンインストール前の作業”を実施した後で、再度、アンインストールを行ってください。

    8.1 アンインストール前の作業”が実施済みである場合は、[はい]をクリックしてください。

  5. Systemwalker for Oracleのアンインストール完了

    アンインストールが終了すると以下の画面が表示されます。
    [完了]をクリックし、アンインストールを完了します。

注意

アンインストール後の注意事項

  • アンインストールを行った後、Systemwalker for Oracle インストールディレクトリが削除されていることを確認してください。

  • インストールフォルダ\MPWALKER.OR配下のフォルダにデータが作成されている場合、フォルダおよび作成されたデータは削除されません。不要な場合はアンインストール完了後に削除してください。


【Linux版】

運用管理サーバ、業務サーバおよび部門管理サーバからアンインストールする

アンインストール処理中にエラーが発生した場合は、“H.2 アンインストール時のトラブル”を参照し、対処してください。

  1. スーパーユーザになります

    Systemwalker for Oracleをアンインストールするサーバに、スーパーユーザでログインします。

  2. Systemwalker for Oracleのアンインストールコマンドを作業ディレクトリに複写します

    以下は複写先ディレクトリを「/tmp」とした場合の例です。

    # cp -p /opt/FJSVmpor/setup/swfouninst /tmp <ENTER>

  3. アンインストールコマンドを実行します

    複写先ディレクトリに複写したアンインストールコマンドを実行します。

    # cd /tmp <ENTER>
    # ./swfouninst <ENTER>

  4. Systemwalker for Oracleのアンインストールが開始されます

    以下の対話処理を行ってください。
    アンインストールを行う場合は「y」を、取り消す場合は「n」を入力し、ENTERを押下してください。(以下は、Enterprise Editionのマネージャ製品をアンインストールする場合の例です。)

    #----------------------------------------------------------------------------
    # Uninstall of Systemwalker for Oracle Enterprise Edition (Manager) V15.0.0
    #
    # !! CAUTION !!
    # Please check that the daemon program of this product has stopped
    # before performing uninstallation of a product.
    #
    #----------------------------------------------------------------------------

    Do you want to continue with the uninstallation of this package.[y,n] =>

    注意

    SELinuxポリシーが削除されていない場合

    Systemwalker for Oracleが動作するために適用したSELinuxのポリシーが削除されていない場合は、以下のメッセージが出力されます。
    「The SELinux policy definition has not been deleted. Execute mporsepolapply.」
    この場合、“8.1 アンインストール前の作業”を参照し、SELinuxポリシーを削除したうえで、再度アンインストールを実施してください。

  5. アンインストール処理が実行されます

    「y」を入力すると、以下のようにアンインストール処理が実行されます。

    #------------------------------------------------------------------
    # The module of Systemwalker for Oracle is deleting.
    #------------------------------------------------------------------

    #------------------------------------------------------------------
    # The unsetup script of Systemwalker for Oracle is performed.
    #------------------------------------------------------------------

    #------------------------------------------------------------------
    # Uninstallation of Systemwalker for Oracle package was completed.
    #------------------------------------------------------------------

  6. Systemwalker for Oracleのアンインストールコマンドを削除します

    作業ディレクトリに複写したアンインストールコマンドを削除してください。

    # rm -f /tmp/swfouninst <ENTER>

    パッケージのアンインストールを行った後、「/opt/FJSVmpor」ディレクトリが削除されていることを確認してください。

  7. Systemwalker Centric Managerを再起動します

    Systemwalker for Oracleの環境設定で解除したSystemwalker Centric Managerに対する設定を有効とするためには、Systemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。

    再起動方法については、Systemwalker Centric Managerのマニュアル「Systemwalker Centric Manager 導入手引書」の「Systemwalker Centric Managerの起動/停止」を参照してください。