Systemwalker for Oracleをアンインストールする際の手順を以下に説明します。
なお、運用管理クライアントについては【Windows版】を参照してください。
【Solaris版】
運用管理サーバ、業務サーバおよび部門管理サーバからアンインストールする
Systemwalker for Oracleのパッケージのアンインストールを行います
以下のコマンドを実行してください。
コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。
# pkgrm FJSVmpor <ENTER> |
パッケージのアンインストールを行った後、Systemwalker for Oracleのインストールディレクトリが削除されていることを確認してください。
Systemwalker Centric Managerを再起動します
Systemwalker for Oracleの環境設定で解除したSystemwalker Centric Managerに対する設定を有効とするためには、Systemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。
再起動方法については、Systemwalker Centric Managerのマニュアル「Systemwalker Centric Manager 導入手引書」の「Systemwalker Centric Managerの起動/停止」を参照してください。
【Windows版】
運用管理サーバ、業務サーバ、部門管理サーバおよび運用管理クライアントからアンインストールする
ログオンします
ローカルコンピュータに、Administratorsグループに属するユーザでログオンします。
注意
ドメインにログオンしてインストールする場合、ログオンユーザには以下の属性が必要です。属性を変更した場合は、再ログオンする必要があります。
ローカルグループAdministratorsに属している
Systemwalker Centric Managerを停止します
Systemwalker Centric Managerを停止します。
以下のコマンドを実行してください。
(Systemwalkerインストールフォルダ)\MpWalker.DM\bin\pcentricmgr <ENTER> |
アンインストールを行います
コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」/「プログラムの追加と削除」/「プログラムと機能」から「Systemwalker for Oracle」を選択し、Systemwalker for Oracleをアンインストールします。
アンインストール前の作業確認
アンインストール中に、Systemwalker for Oracleの解除処理の確認が行われます。
アンインストールの前に行う解除処理については、“8.1 アンインストール前の作業”を確認してください。
“8.1 アンインストール前の作業”を実施していない場合は、[いいえ]をクリックしてください。アンインストールは中断されます。“8.1 アンインストール前の作業”を実施した後で、再度、アンインストールを行ってください。
“8.1 アンインストール前の作業”が実施済みである場合は、[はい]をクリックしてください。
Systemwalker for Oracleのアンインストール完了
アンインストールが終了すると以下の画面が表示されます。
[完了]をクリックし、アンインストールを完了します。
注意
アンインストール後の注意事項
アンインストールを行った後、Systemwalker for Oracle インストールディレクトリが削除されていることを確認してください。
インストールフォルダ\MPWALKER.OR配下のフォルダにデータが作成されている場合、フォルダおよび作成されたデータは削除されません。不要な場合はアンインストール完了後に削除してください。
【Linux版】
運用管理サーバ、業務サーバおよび部門管理サーバからアンインストールする
アンインストール処理中にエラーが発生した場合は、“H.2 アンインストール時のトラブル”を参照し、対処してください。
スーパーユーザになります
Systemwalker for Oracleをアンインストールするサーバに、スーパーユーザでログインします。
Systemwalker for Oracleのアンインストールコマンドを作業ディレクトリに複写します
以下は複写先ディレクトリを「/tmp」とした場合の例です。
# cp -p /opt/FJSVmpor/setup/swfouninst /tmp <ENTER> |
アンインストールコマンドを実行します
複写先ディレクトリに複写したアンインストールコマンドを実行します。
# cd /tmp <ENTER> |
Systemwalker for Oracleのアンインストールが開始されます
以下の対話処理を行ってください。
アンインストールを行う場合は「y」を、取り消す場合は「n」を入力し、ENTERを押下してください。(以下は、Enterprise Editionのマネージャ製品をアンインストールする場合の例です。)
#---------------------------------------------------------------------------- |
注意
SELinuxポリシーが削除されていない場合
Systemwalker for Oracleが動作するために適用したSELinuxのポリシーが削除されていない場合は、以下のメッセージが出力されます。
「The SELinux policy definition has not been deleted. Execute mporsepolapply.」
この場合、“8.1 アンインストール前の作業”を参照し、SELinuxポリシーを削除したうえで、再度アンインストールを実施してください。
アンインストール処理が実行されます
「y」を入力すると、以下のようにアンインストール処理が実行されます。
#------------------------------------------------------------------ |
Systemwalker for Oracleのアンインストールコマンドを削除します
作業ディレクトリに複写したアンインストールコマンドを削除してください。
# rm -f /tmp/swfouninst <ENTER> |
パッケージのアンインストールを行った後、「/opt/FJSVmpor」ディレクトリが削除されていることを確認してください。
Systemwalker Centric Managerを再起動します
Systemwalker for Oracleの環境設定で解除したSystemwalker Centric Managerに対する設定を有効とするためには、Systemwalker Centric Managerを再起動する必要があります。
再起動方法については、Systemwalker Centric Managerのマニュアル「Systemwalker Centric Manager 導入手引書」の「Systemwalker Centric Managerの起動/停止」を参照してください。