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Systemwalker for Oracle 導入ガイド
FUJITSU Software

7.3.5 オブジェクト指定監視の解除

7.3.3 オブジェクト指定監視の設定”で設定された監視条件を解除する場合、オブジェクト指定コマンドまたはインストールレス型エージェント監視オブジェクト指定コマンドを「-d」パラメタで実行します。
以下の手順で解除します。

  1. オブジェクト指定監視の解除

    <エージェントを導入している場合>

    エージェントを導入しているサーバ上で以下のコマンドを実行し、オブジェクト指定監視の解除を行います。
    エージェントを導入しているサーバが、クラスタ環境で運用されている場合、各ノードで実施してください。

    【UNIX版】

    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    # /opt/FJSVmpor/bin/mporsetobj -d -sid ORACLE_SID -item ITEM_NAME <ENTER>

    【Windows版】

    コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

    mporsetobj.exe -d -sid ORACLE_SID -item ITEM_NAME <ENTER>

    [パラメタ]

    ORACLE_SID

    対象となるOracleインスタンスのOracle SIDを指定します。

    ITEM_NAME

    対象となる状態監視項目を指定します。
    指定する値については、“7.3.6 オブジェクト指定可能な監視項目について”の「ITEM_NAME」の値を設定してください。


    <エージェントを導入していない場合>

    インストールレス型エージェント監視では、運用管理サーバ上で以下のコマンドを実行し、オブジェクト指定監視の解除を行います。
    運用管理サーバが、クラスタ環境で運用されている場合、運用系ノードで実施してください。
    また、被監視システムが、クラスタ環境で運用されている場合、各ノードに対して実施してください。

    【UNIX版】

    コマンドは、スーパーユーザで実行する必要があります。

    # /opt/FJSVmpor/bin/mporsetobjals -d -h HOST -sid ORACLE_SID -item ITEM_NAME <ENTER>

    【Windows版】

    コマンドは、Administratorsグループに属するユーザで実行する必要があります。

    mporsetobjals.exe -d -h HOST -sid ORACLE_SID -item ITEM_NAME <ENTER>

    [パラメタ]

    HOST

    対象となるホスト名を指定します。

    ORACLE_SID

    対象となるOracleインスタンスのOracle SIDを指定します。

    ITEM_NAME

    対象となる状態監視項目を指定します。
    指定する値については、“7.3.6 オブジェクト指定可能な監視項目について”の「ITEM_NAME」の値を設定してください。


  2. 監視条件の適用

    オブジェクト指定監視の条件を適用します。
    適用方法は、“7.3.4 オブジェクト指定監視の条件適用”を参照してください。