監視対象のサーバ上にあるプロセス指定パターン定義ファイルを修正し、プロセスの追加、変更および削除を行ってください。
プロセス指定パターン定義ファイルを修正する場合は、スーパーユーザで実行する必要があります。
プロセス指定パターン定義ファイルは以下のパスで作成されています。
/opt/FJSVmpor/usr/custom/psdef.txt |
プロセス指定パターン定義ファイルには、1行につき1つのプロセス指定の条件を設定します。各行は、項目をコロン(:)で区切って以下の形式で設定します。
重要度:パターン文字 <改行> |
項目 | 説明 |
重要度 | 監視するプロセスに対する重要度を以下の値で指定してください。
|
パターン文字 | 指定されたパターン文字で始まり、「Oracle環境情報の設定」で指定されたORACLE_SIDが付加されているプロセス名を監視対象とします。
例 パターン文字の設定例
パターン文字で指定可能な最大長は32バイトです。 |
プロセス指定パターン定義ファイルの設定例を以下に示します。
; Set importance and pattern <改行> |
注意
プロセス指定パターン定義ファイル修正時の注意事項
プロセス指定パターン定義ファイルの文字コードはASCIIとします。
行の最後には必ず改行を設定してください。
先頭1バイト目がセミコロン(;)の行は、コメント行となります。
行の途中からコメントを記入することはできません。
指定可能なパターン定義数は128です。
プロセス指定パターン定義ファイルに記述されている設定内容を削除した場合、削除したプロセスに対する監視は行いません。
【クラスタ運用時】
監視対象のサーバをクラスタ環境で運用している場合、各ノードで行う必要があります。
修正されたプロセス指定パターン定義ファイルの条件を有効とするためには、監視条件を適用する必要があります。
適用方法は、“7.2.4 プロセス指定監視の条件適用”を参照してください。
注意
監視対象となるOracleが複数ある(マルチインスタンス)場合、プロセス指定パターン定義ファイルに定義した内容が、すべてのOracleインスタンスのプロセス監視に適用されます(Oracleインスタンスごとにプロセス指定監視の条件設定を行うことはできません)。