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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 運用ガイド
ServerView

10.1.4 管理サーバのリストア

バックアップされた資源のリストアの運用方法を説明します。

  1. マネージャーの停止

  2. マネージャーの資源のリストア

  3. マネージャーの起動

  4. ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップ情報の最新化

  5. 稼動状況情報の構成情報の更新

10.1.4.1 マネージャーの停止

以下のコマンドを実行して、マネージャーを停止します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.19 rcxmgrctl」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxmgrctl stop <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxmgrctl stop <RETURN>

10.1.4.2 本製品の資源のリストア

本製品の資源をリストアします。以下のコマンドを実行します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「6.7 rcxmgrrestore」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxmgrrestore -dir directory <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxmgrrestore -dir directory <RETURN>

ネットワーク機器設定ファイル管理機能を使用し、「10.1.2.2 本製品の資源のバックアップ」の手順でフォルダーを退避している場合、以下のフォルダー配下の内容を退避していた情報に入れ替えてください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\var\netdevice\
【Linuxマネージャー】
# /var/opt/FJSVrcvmr/netdevice/

10.1.4.3 マネージャーの起動

以下のコマンドを実行して、マネージャーを起動します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.19 rcxmgrctl」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxmgrctl start <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxmgrctl start <RETURN>

10.1.4.4 イメージ管理情報の設定

バックアップ時に退避した以下のイメージ管理情報が変更されていた場合に、設定し直します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.9 rcxadm imagemgr」を参照してください。

【Windowsマネージャー】

valueには、バックアップ時に退避した保存世代数を指定します。

>インストールフォルダ\SVROR\Manager\bin\rcxadm imagemgr set -attr vm.snapshot.maxversion=value <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm imagemgr set -attr vm.snapshot.maxversion=value <RETURN>

10.1.4.5 ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップ情報の最新化

管理サーバのバックアップ後にネットワーク機器設定用ファイルのバックアップを実施していた場合、管理サーバのリストアにより、ネットワーク機器設定用ファイルのバックアップ情報は失われます。

管理サーバのリストア後、以下のコマンドを実行して、管理サーバのバックアップ情報の最新化を実施してください。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「3.8 rcxadm netdevice」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SVROR\Manager\bin\rcxadm netdevice cfbackup -name name -type type <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVrcvmr/bin/rcxadm netdevice cfbackup -name name -type type <RETURN>

10.1.4.6 L-Platform申請の無効化

管理サーバのオンラインバックアップを行った場合には、申請プロセスが存在しなくなったL-Platformの申請を無効化するための処理を実行します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「10.9 recoverAllService (L-Platform申請の無効化)」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\RCXCTMG\MyPortal\bin\recoverAllService.bat <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVctmyp/bin/recoverAllService.sh <RETURN>

10.1.4.7 稼動状況情報の構成情報の更新

以下のコマンドを実行して、稼動状況情報の構成情報を更新します。

コマンドの詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「13.1 cmdbrefresh (稼動状況の構成情報の更新)」を参照してください。

【Windowsマネージャー】
>インストールフォルダー\SWRBAM\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbrefresh.exe -a -q <RETURN>
【Linuxマネージャー】
# /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbrefresh.sh -a -q <RETURN>