RORコンソールの[リソース]タブで、リソースの設定を行います。
L-Platformを構成するL-Serverの種別や利用するサーバハードウェアによって手順が異なります。
ここでは、物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。
物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、ブレードサーバとラックマウント型サーバ/タワー型サーバを利用する場合で異なります。
物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定の概要は、以下のとおりです。
設定項目 | 設定項目詳細 | ブレードサーバを利用する場合 | ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合 |
---|---|---|---|
リソースの登録 | VIOMの登録 | ○ | ○ (注1) |
ストレージ管理製品の登録 | ○ | ○ | |
シャーシの登録 | ○ | × | |
管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合) | ○ | ○ | |
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録 | ○ | × | |
管理対象サーバの登録 | × | ○ | |
LANスイッチブレードの登録 | ○ | × | |
LANスイッチブレードのVLANの手動設定 | ○ (注2) | × | |
電力監視デバイスの設定 | ○ (注3) | ○ (注3) | |
HBA address rename設定サービスの設定 | × | ○ (注4) | |
リソースプールへの登録 | 物理サーバリソースのリソースプールへの登録 | ○ | ○ |
ネットワークリソースのネットワークプールへの登録 | ○ | ○ | |
仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録 | ○ | ○ | |
ディスクリソースのストレージプールへの登録 | ○ | ○ | |
MACアドレス、WWNのアドレスプールへの登録 | ○ | ○ | |
L-Serverテンプレートの作成 | L-Serverテンプレートの作成 | ○ | ○ |
クローニングイメージの採取と登録 | インフラ管理者用L-Serverの作成 | ○ | ○ |
物理L-Serverに対するOSインストール | ○ | ○ | |
物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール | ○ | ○ | |
物理L-Serverに対するエージェントのインストール | ○ | ○ | |
物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール | ○ | ○ | |
クローニングイメージの作成と登録 | ○ | ○ |
○: 必要
×: 不要
注1) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注2) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。
注3) 電力を監視する場合に必要です。
注4) ラックマウント型サーバで、VIOMがサポートしていないモデルの場合だけ、必要です。
ブレードサーバを利用する場合の手順は、以下のとおりです。
リソースの登録
必要なリソースを本製品に登録します。
詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
リソースプールへの登録
リソースをリソースプールに登録します。
詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。
L-Serverテンプレートの作成
L-Serverテンプレートを作成します。
詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。
インフラ管理者用L-Serverの作成
インフラ管理者用L-Serverを作成します。
詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録
4.で作成したインフラ管理者用の物理L-Serverに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するOSインストール
インフラ管理者用の物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェントのインストール
「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール
「2.3 エージェント(ダッシュボード機能)のインストール」を参照してください。
エージェントの登録
クローニングイメージの作成と登録
クローニングイメージを作成して登録します。
詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。
ラックマウント型サーバおよびタワー型サーバを利用する手順は、以下のとおりです。
リソースの登録
必要なリソースを本製品に登録します。
詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
リソースプールへの登録
リソースをリソースプールに登録します。
詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。
L-Serverテンプレートの作成
L-Serverテンプレートを作成します。
詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。
インフラ管理者用L-Serverの作成
インフラ管理者用L-Serverを作成します。
詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録
4.で作成したインフラ管理者用の物理L-Serverに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するOSインストール
インフラ管理者用の物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェントのインストール
「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール
「2.3 エージェント(ダッシュボード機能)のインストール」を参照してください。
エージェントの登録
クローニングイメージの作成と登録
クローニングイメージを作成して登録します。
詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。
ここでは、仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、利用するサーバ仮想化ソフトウェアにより異なります
必要なリソースを本製品に登録します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録は、以下のとおりです。
詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。
設定項目 | 設定項目詳細 | ブレードサーバを利用する場合 | ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合 |
---|---|---|---|
リソースの登録 | VM管理製品の登録 | ○ (注1) | ○ (注1) |
サーバ管理製品の登録 | × | ○ (注2) | |
ストレージ管理製品の登録 | ○ (注3) | ○ (注3) | |
シャーシの登録 | ○ | × | |
管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合) | ○ | ○ | |
管理対象サーバ(シャーシ内)の登録 | ○ | × | |
管理対象サーバの登録 | × | ○ | |
LANスイッチブレードの登録 | ○ | × | |
LANスイッチブレードのVLANの手動設定 | ○ (注4) | × | |
電力監視デバイスの設定 | ○ (注5) | ○ (注5) | |
ディスクリソースの登録 | ○ (注6) | ○ (注2、注6) |
○: 必要
×: 不要
注1) VMWare、Hyper-V、OVM for x86 2.2、OVM for x86 3.2を利用する場合に登録します。
注2) Solarisゾーン、OVM for SPARCを利用する場合に必要です。
注3) RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。
注4) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。
注5) 利用する場合に必要です。
注6) RHEL-KVMを利用する場合に必要です。
VMホストに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。
VMホストに対するOSインストール
VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール
VMホストに対するエージェントおよびエージェント(ダッシュボード機能)のインストール
「2.2 エージェントのインストール」を参照してください。
エージェントの登録
リソースをグローバルプールに登録します。
仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録の概要は、以下のとおりです。
詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。
設定項目 | VMware | Hyper-V | OVM for x86 2.2 | RHEL5-Xen | KVM | Solarisゾーン | OVM for SPARC | Citrix XenServer | OVM for x86 3.2 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
VMホストリソースのVMプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
ネットワークリソースの事前設定 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
ネットワークリソースのネットワークプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ | ○ |
ディスクリソースのストレージプールへの登録 | × | × | × | × | ○ | ○ | ○ | × | × |
MACアドレスのアドレスプールへの登録 | × | × | × | ○ | ○ | × | × | ○ | × |
○: 必要
×: 不要
クローニングイメージを作成したあと、本製品に登録します。
インフラ管理者用L-Serverの作成
インフラ管理者用L-Serverを作成します。
詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。
インフラ管理者用の仮想L-Serverに対するソフトウェアのインストール
1.で作成したインフラ管理者用の仮想L-Serverに対してソフトウェアをインストールします。
クローニングイメージの作成と登録
クローニングイメージを作成して登録します。
詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。
注意
OVM for SPARCを使用する場合、本作業は必要ありません。
ポイント
Solarisゾーンを使用する場合は、BladeLogicでクローニングイメージを作成します。
詳細は、BladeLogicのマニュアルを参照してください。