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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.1.1 導入ガイド
ServerView

1.2.2 リソースの設定

RORコンソールの[リソース]タブで、リソースの設定を行います。

L-Platformを構成するL-Serverの種別や利用するサーバハードウェアによって手順が異なります。

1.2.2.1 物理L-Serverを作成する場合

ここでは、物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。

物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、ブレードサーバとラックマウント型サーバ/タワー型サーバを利用する場合で異なります。

物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定の概要は、以下のとおりです。

表1.5 物理L-Serverを作成する場合のリソースの設定

設定項目

設定項目詳細

ブレードサーバを利用する場合

ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合

リソースの登録

VIOMの登録

○ (注1)

ストレージ管理製品の登録

シャーシの登録

×

管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合)

管理対象サーバ(シャーシ内)の登録

×

管理対象サーバの登録

×

LANスイッチブレードの登録

×

LANスイッチブレードのVLANの手動設定

○ (注2)

×

電力監視デバイスの設定

○ (注3)

○ (注3)

HBA address rename設定サービスの設定

×

○ (注4)

リソースプールへの登録

物理サーバリソースのリソースプールへの登録

ネットワークリソースのネットワークプールへの登録

仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録

ディスクリソースのストレージプールへの登録

MACアドレス、WWNのアドレスプールへの登録

L-Serverテンプレートの作成

L-Serverテンプレートの作成

クローニングイメージの採取と登録

インフラ管理者用L-Serverの作成

物理L-Serverに対するOSインストール

物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール

物理L-Serverに対するエージェントのインストール

物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール

クローニングイメージの作成と登録

○: 必要
×: 不要
注1) VIOMがサポートしているラックマウント型サーバの場合に必要です。
注2) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。
注3) 電力を監視する場合に必要です。
注4) ラックマウント型サーバで、VIOMがサポートしていないモデルの場合だけ、必要です。

1.2.2.1.1 ブレードサーバを利用する場合

ブレードサーバを利用する場合の手順は、以下のとおりです。

  1. リソースの登録

    必要なリソースを本製品に登録します。

    詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。

  2. リソースプールへの登録

    リソースをリソースプールに登録します。

    詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。

  3. L-Serverテンプレートの作成

    L-Serverテンプレートを作成します。

    詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。

  4. インフラ管理者用L-Serverの作成

    インフラ管理者用L-Serverを作成します。

    詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。

  5. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録

    4.で作成したインフラ管理者用の物理L-Serverに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。

    1. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するOSインストール

    2. インフラ管理者用の物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール

    3. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェントのインストール

      2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

    4. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール

      2.3 エージェント(ダッシュボード機能)のインストール」を参照してください。

    5. エージェントの登録

  6. クローニングイメージの作成と登録

    クローニングイメージを作成して登録します。

    詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。


1.2.2.1.2 ラックマウントサーバおよびタワー型サーバを利用する場合

ラックマウント型サーバおよびタワー型サーバを利用する手順は、以下のとおりです。

  1. リソースの登録

    必要なリソースを本製品に登録します。

    詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。

  2. リソースプールへの登録

    リソースをリソースプールに登録します。

    詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。

  3. L-Serverテンプレートの作成

    L-Serverテンプレートを作成します。

    詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。

  4. インフラ管理者用L-Serverの作成

    インフラ管理者用L-Serverを作成します。

    詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。

  5. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するソフトウェアのインストールおよびエージェントの登録

    4.で作成したインフラ管理者用の物理L-Serverに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。

    1. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するOSインストール

    2. インフラ管理者用の物理L-Serverに対する必須ソフトウェアのインストール

    3. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェントのインストール

      2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

    4. インフラ管理者用の物理L-Serverに対するエージェント(ダッシュボード機能)のインストール

      2.3 エージェント(ダッシュボード機能)のインストール」を参照してください。

    5. エージェントの登録

  6. クローニングイメージの作成と登録

    クローニングイメージを作成して登録します。

    詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。


1.2.2.2 仮想L-Serverを作成する場合

ここでは、仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定について説明します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースの設定は、利用するサーバ仮想化ソフトウェアにより異なります

1.2.2.2.1 リソースの登録

必要なリソースを本製品に登録します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録は、以下のとおりです。

詳細は、「第9章 本製品へのリソースの登録」を参照してください。

表1.6 仮想L-Serverを作成する場合のリソースの登録

設定項目

設定項目詳細

ブレードサーバを利用する場合

ラックマウント型/タワー型サーバを利用する場合

リソースの登録

VM管理製品の登録

○ (注1)

○ (注1)

サーバ管理製品の登録

×

○ (注2)

ストレージ管理製品の登録

○ (注3)

○ (注3)

シャーシの登録

×

管理LANサブネットの登録(管理LANが複数サブネットの場合)

管理対象サーバ(シャーシ内)の登録

×

管理対象サーバの登録

×

LANスイッチブレードの登録

×

LANスイッチブレードのVLANの手動設定

○ (注4)

×

電力監視デバイスの設定

○ (注5)

○ (注5)

ディスクリソースの登録

○ (注6)

○ (注2、注6)

○: 必要
×: 不要
注1) VMWare、Hyper-V、OVM for x86 2.2、OVM for x86 3.2を利用する場合に登録します。
注2) Solarisゾーン、OVM for SPARCを利用する場合に必要です。
注3) RHEL5-Xenを利用する場合に必要です。
注4) LANスイッチブレードのVLANの自動設定を利用しない場合だけ、必要です。
注5) 利用する場合に必要です。
注6) RHEL-KVMを利用する場合に必要です。

1.2.2.2.2 VMホストに対するソフトウェアのインストールとエージェントの登録

VMホストに対してソフトウェアをインストールしたあと、本製品にエージェントを登録します。

  1. VMホストに対するOSインストール

  2. VMホストに対する必須ソフトウェアのインストール

  3. VMホストに対するエージェントおよびエージェント(ダッシュボード機能)のインストール

    2.2 エージェントのインストール」を参照してください。

  4. エージェントの登録

1.2.2.2.3 リソースのグローバルプールへの登録

リソースをグローバルプールに登録します。

仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録の概要は、以下のとおりです。

詳細は、「第12章 リソースのグローバルプールへの登録」を参照してください。

表1.7 仮想L-Serverを作成する場合のリソースのグローバルプールへの登録

設定項目

VMware

Hyper-V

OVM for x86 2.2

RHEL5-Xen

KVM

Solarisゾーン

OVM for SPARC

Citrix XenServer

OVM for x86 3.2

VMホストリソースのVMプールへの登録

ネットワークリソースの事前設定

×

×

×

ネットワークリソースのネットワークプールへの登録

仮想ストレージリソースのストレージプールへの登録

×

×

×

ディスクリソースのストレージプールへの登録

×

×

×

×

×

×

MACアドレスのアドレスプールへの登録

×

×

×

×

×

×

○: 必要
×: 不要


1.2.2.2.4 L-Serverテンプレートの作成

L-Serverテンプレートを作成します。

詳細は、「第13章 L-Serverテンプレートの作成」を参照してください。

注意

OVM for SPARCを使用する場合、本作業は必要ありません。

1.2.2.2.5 クローニングイメージの作成と登録

クローニングイメージを作成したあと、本製品に登録します。

  1. インフラ管理者用L-Serverの作成

    インフラ管理者用L-Serverを作成します。

    詳細は、「第14章 インフラ管理者用L-Serverの作成」を参照してください。

  2. インフラ管理者用の仮想L-Serverに対するソフトウェアのインストール

    1.で作成したインフラ管理者用の仮想L-Serverに対してソフトウェアをインストールします。

  3. クローニングイメージの作成と登録

    クローニングイメージを作成して登録します。

    詳細は、「第15章 クローニングイメージの採取と登録」を参照してください。

注意

OVM for SPARCを使用する場合、本作業は必要ありません。

ポイント

Solarisゾーンを使用する場合は、BladeLogicでクローニングイメージを作成します。

詳細は、BladeLogicのマニュアルを参照してください。