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Interstage List Works V10.3.0 帳票印刷配信手引書
FUJITSU Software

F.2 環境構築

ダイレクト印刷を利用するために必要な環境構築は、以下のとおりです。


ダイレクト印刷のサポート範囲

プリンタ構成の定義

設定項目

ダイレクト印刷

補足事項

プリンタ構成コード

用紙コード

給紙口名

×

指定しても無効になり、帳票に設定されたものが有効になります。

用紙サイズ

Windowsのプリンタドライバのプロパティで選択できる用紙名は未サポートです。指定されても無効になり、A4サイズで印刷されます。

プリンタ装置で未サポートの用紙サイズを指定した場合は、A4サイズで印刷されます。

○:サポート

×:未サポート

△:注意が必要

配信出力先の定義

設定項目

ダイレクト印刷

補足事項

配信出力先ID

配信出力先名

配信出力サーバ名

プリンタ名

使用できる文字は、半角英数字("0~9", "A ~Z", "a~z")と記号("-" ,"_")のみで、64バイト以内です。

コメント

プリンタ構成コード

セパレータ印刷指定

GDI印刷におけるセパレータ印刷と比較して、出力できる場所、ページ数や設定方法が異なります。

詳細については、“ダイレクト印刷のセパレータの設定について”を参照してください。

セパレータの印刷方法

セパレータ印刷時の給紙口名

×

指定しても無効になり、帳票に設定されたものが有効になります。

メッセージ通知先

機器メーカー名

機器型名

用紙交換メッセージ表示指定

PrintWalker/PMの用紙交換メッセージを利用する場合は、指定しないでください。

備考1~8

○:サポート

×:未サポート

△:注意が必要

配信フォルダの定義

設定項目

ダイレクト印刷

補足事項

配信フォルダID

配信フォルダ名

配信出力先ID

出力動作モード

優先度

コメント

備考1~5

保存日数

○:サポート


ダイレクト印刷のセパレータの設定について

ダイレクト印刷でセパレータを印刷するパターンには、以下の種類があります。

セパレータを印刷するパターンにより、設定する項目が異なります。ダイレクト印刷でセパレータを印刷するために必要な設定の組み合わせについて、以下に説明します。

セパレータの出力内容

lwedtdestコマンド
-separatorオプション

lwedtdestコマンド
-septypeオプション

テンプレートファイルの編集

帳票情報の設定(セパレータの繰り返し数の設定)

帳票の前ページに白紙のセパレータを
1ページ出力

1:セパレータを印刷する

1:白紙で印刷する

不要

不要

帳票の前ページに白紙のセパレータを
複数ページ出力

1:セパレータを印刷する(注)

1:白紙で印刷する

不要

必要

帳票の前ページにセパレータを1ページ出力

1:セパレータを印刷する

0:定型フォーマットで印刷する

必要

不要

帳票の後ろページにセパレータを1ページ出力

1:セパレータを印刷する(注)

0:定型フォーマットで印刷する

必要

必要

セパレータを複数ページ出力(帳票の前または後ろ)

1:セパレータを印刷する(注)

0:定型フォーマットで印刷する

必要

必要

注:
「0:セパレータを印刷しない」が設定されていても、帳票情報でセパレータの繰り返し数が指定されていれば、セパレータを印刷できます。


lwedtdestコマンドについては、“16.1.5 lwedtdestコマンド”を参照してください。
テンプレートファイルの編集方法については、“F.4 テンプレートファイルの設定について”を参照してください。
帳票情報の設定については、“F.3 帳票の準備”を参照してください。

セパレータの繰り返し数について

ダイレクト印刷のセパレータでは、帳票情報で前セパレータの繰り返し数と後セパレータの繰り返し数を指定できます。指定した帳票に、前セパレータと後セパレータ、またはどちらかを指定した数追加します。後セパレータを印刷する場合は、帳票情報で後セパレータの繰り返し数を指定してください。

前セパレータの繰り返し数、後セパレータの繰り返し数については、”F.3 帳票の準備”を参照してください。

以下にプリンタの装置設定で4up印刷を行った場合に、前セパレータの繰り返し数に「4」、後セパレータの繰り返し数に「4」を指定した場合の印刷例を示します。

なお、後セパレータは帳票の最終ページの直後に印刷されます。上記の例では、帳票の総ページ数が3ページの場合に以下のように印刷されるため、注意が必要です。