ダイレクト印刷では、帳票印刷配信機能で使用できる帳票情報を使用できますが、未サポートの帳票情報や指定時の振る舞いが異なるため注意が必要な帳票情報があります。
ダイレクト印刷では、以下の帳票情報は未サポートです。
キーワード名 | 説明 |
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LDST-RPRINTFLG | 再印刷マークの印刷有無 |
LDST-RPRINTPOS | 再印刷マークの印刷場所 |
LDST-RPRINTSTR | 再印刷マークの印刷文字列 |
ダイレクト印刷では、以下の帳票情報は指定時の振る舞いが異なるなど、注意が必要です。
キーワード名 | 説明 |
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LDST-PAPERCODE | PrintWalker/PMの用紙交換メッセージを利用する場合、表示される用紙名は16文字までです。 |
LDST-CUSTOM15 | ダイレクト印刷でセパレータに印刷するバーコードの種別を指定します。ダイレクト印刷でセパレータにバーコードを出力する場合は、備考として利用できません。 |
LDST-CUSTOM16 | ダイレクト印刷でセパレータに印刷するバーコードのデータを指定します。ダイレクト印刷でセパレータにバーコードを出力する場合は、備考として利用できません。 |
ダイレクト印刷では、以下の帳票情報を指定することができます。
キーワード名 | 説明 |
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LDST-DCT-TSEPC | ダイレクト印刷の前セパレータの繰り返し数を指定します。 |
LDST-DCT-BSEPC | ダイレクト印刷の後セパレータの繰り返し数を指定します。 |
キーワードの説明
各キーワードについて説明します。
なお、説明中の「省略時」とは、キーワード全体の省略と、値を指定しない場合を意味しています。
LDST-PAPERCODE=40バイト以内の文字列
用紙コードを40バイト以内で指定します。用紙交換メッセージ表示を利用する場合は、必ず指定してください。
PrintWalker/PMの用紙交換メッセージを利用する場合、メッセージに表示される文字列は16文字までです。帳票情報の用紙コードが16文字を超える場合は、16文字までしか表示されません。
値は設定されません。
以下の場合は登録時にエラーになります。
文字列の最大長を超えた場合
指定できない文字が指定された場合
注意
用紙交換メッセージ表示を利用した場合に、用紙コードが設定された帳票と用紙コードが設定されていない帳票を運用すると、意図したとおり用紙交換が通知されない場合があります。
LDST-CUSTOM15=128バイト以内の文字列
ダイレクト印刷のセパレータでバーコードを出力する場合、バーコードの種別を以下のいずれかの文字列で指定します。
JAN8 :JAN短縮 JAN13 :JAN標準 EAN13 :EAN-13 NW7 :NW-7 C39 :Code 3 of 9 C128 :Code 128 INT25 :Industrial 2 of 5 IND25 :Interleaved 2 of 5(ITF) QR1 :QR Code(モデル1) QR2 :QR Code(モデル2) UPCA :UPC バージョンA UPCE :UPC バージョンE EAN128:EAN-128 MQR :QR Code(マイクロQR)
バーコードの種別に範囲外の値が指定された場合は、QR2が指定されたとみなします。
QR2
LDST-CUSTOM16=128バイト以内の文字列
ダイレクト印刷のセパレータでバーコードを出力する場合、バーコードのデータを128バイト以内の文字列で指定します。
なお、バーコードでサポートされていないデータを指定した場合は、イベントログにエラーのメッセージを出力し、バーコードは出力されません。また、バーコードのデータが指定されていない場合は、バーコードは出力されません。
値は設定されません。
以下の場合は登録時にエラーになります。
文字列の最大長を超えた場合
指定できない文字が指定された場合