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Interstage List Works V10.3.0 帳票仕分け手引書
FUJITSU Software

4.4.4 記述形式

KP,キー名,[形式種別],ページ,行,開始桁,終了桁,

(1) 定義項目

項目名

バイト数(種別)

必須

説明

KP

2(文字)

KPレコードを示すレコード識別子です。

キー名

20以内(文字)

以下のどちらかを指定します。

形式種別

2以内(数字)

キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。

抜き出し文字列の形式種別を指定します。(省略時は「99」)

  「0」~「8」:抜き出し文字列を変換する
  「99」 :抜き出し文字列を変換しない
形式種別の詳細については、“形式種別”を参照してください。

ページ

7以内(数字)

抜き出し文字列が存在するページを指定します。

  「1」~「9999999」

ページは、仕分け後の各帳票のページで指定します。

注意

富士通ホスト帳票の場合、帳票内に空白ページが存在するときは、そのページも含めたページを指定してください。

(注)

3以内(数字)

抜き出し文字列が存在する行を指定します。

  「1」~「256」

開始桁 (注)

3以内(数字)

抜き出し文字列が存在する位置の始点を桁数で指定します。

  「1」~「700」(省略時は「1」)

終了桁 (注)

3以内(数字)

抜き出し文字列が存在する位置の終点を桁数で指定します。

  「1」~「700」(省略時は「700」)

「終了桁>レコード終端桁」なら、「終了桁=レコード終端桁」として扱われます。「開始桁>終了桁」ならエラーになります。

注:KPレコードで指定する文字の行桁位置については、ダンプ出力機能で出力された値を指定してください。印刷データ上に存在しない行桁位置を指定した場合は、キー名に文字列が設定されずに処理が続行されます。

ダンプ出力機能については、“2.5 帳票内文字列の位置確認(ダンプ出力機能) ”を参照してください。

形式種別

キー名がLV-DATEまたはLV-TIMEの場合に指定します。


注意

LV-DATEは、LV-DATE-TYPEキーと組み合わせて、LV-TIMEはLV-TIME-TYPEと組み合わせて指定する必要があります。

詳細は、“運用手引書”を参照してください。

形式種別

抜き出し形式

変換例:西暦2000年10月29日を変換

0

YYMMDD

001029(西暦)

1

YYMMDD

121029(和暦)

2

YY**DDD**

00年303日(西暦)

3

YY**DDD**

12年303日(和暦)

4

YYYY**MM**DD**

2000年10月29日(西暦)

5

YY**MM**DD**

00年10月29日(西暦)

6

YY**MM**DD**

12年10月29日(和暦)

7

YY*MM*DD

00/10/29(西暦)

8

YY*MM*DD

12/10/29(和暦)

(YY=年、YYYY=年4桁、MM=月、DD=日、DDD=1月1日からの通算日数、*=区切り文字)


(2) 抜き出し文字列の注意事項

正しく抜き出せる全角文字は、JIS 非漢字、JIS 第一水準漢字、JIS第二水準漢字、利用者定義文字です。抜き出し文字列に、上記以外の全角文字、旧字体、または文字コード以外のコード(デバイス制御コードなど)が含まれている場合は、運用により以下の動作をします。