(1) Assort Serviceの起動(他サーバに仕分ける場合のみ)
富士通ホスト帳票の仕分けで他サーバに仕分けを行う場合は、仕分け先のList Worksサーバでサービスの開始が必要となります。
サービスはインストール時に設定され、Windows版は、以降、システム起動と同時に起動されます。サービスの開始/停止をするには、Windows版は管理者権限、Solaris 版はスーパーユーザ権限が必要です。
サービス名
List Works Assort Service
開始
/opt/FJSVpast/bin/strpast
停止
/opt/FJSVpast/bin/stppast
(2) 仕分け用登録コマンド(kkikrgtlコマンド)の実行
帳票を登録するため、kkikrgtlコマンドを実行します。kkikrgtlコマンドを実行するには、Windows版は管理者権限、Solaris 版はスーパーユーザ権限が必要です。
ファイル転送運用を実行する時の、コマンドイメージを以下に示します。
Windows版
List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Bin\kkikrgtl -f C:\work\0000001 -a C:\work\siwake
Solaris版
/opt/FJSVpast/bin/kkikrgtl -f /tmp/0000001 -a /tmp/siwake
Windows版
List Worksインストールフォルダ\PrintASSORT\Bin\kkikrgtl -f 印刷データのファイル名|印刷データの格納パス名 -a 仕分け定義ファイル名 [-x]
Solaris版
/opt/FJSVpast/bin/kkikrgtl -f 印刷データのファイル名|印刷データの格納パス名 -a 仕分け定義ファイル名 [-x]
印刷データのファイル名 | 印刷データの格納パス名
ファイル転送により、Windowsサーバ/Solarisサーバに一時的に格納した印刷データのファイル名をフルパスまたは相対パスで指定します。
ファイル名を含めて指定した場合は、指定したファイルだけが登録されます。
フォルダのパス名を指定した場合は、指定したフォルダ配下のすべてのファイルが登録されます。
登録が正常に終了した場合は、印刷データが削除されます。
仕分け定義ファイル名(.astは除く)
仕分け定義ファイル名をフルパスまたは相対パスで指定してください。
仕分け定義ファイルの格納場所は、任意です。
仕分け定義ファイル名には、拡張子(.ast)を指定しないでください。
仕分け定義ファイルについては、“3.5 仕分け定義ファイルの作成”を参照してください。 |
登録時にエラーが発生したときに受信フォルダに受信した印刷データを削除する場合に指定します。省略すると、登録時にエラーが発生した場合、印刷データは削除されずに受信フォルダに残ります。
なお、登録が正常に終了した場合には、受信フォルダの印刷データは削除されます。
正常
異常
何らかの原因により、エラーとなった場合は、エラー内容がイベントログ/syslogメッセージに表示されます。 イベントログ/syslogメッセージに従い、リカバリを行ってください。