本製品の管理対象装置とするために、Webコンソールから検出済みの装置を登録する必要があります。
ユーザー名、パスワード
装置を管理するために、本製品に装置のユーザー名とパスワードを認識させる必要があります。
装置によって必要な情報が異なるため、表示される項目も変わります。
<必要な情報>
SN200(Brocade)ファイバーチャネルスイッチ、PRIMERGY ファイバーチャネルスイッチブレード、Brocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレードでは、管理者権限のセキュリティレベルを持つユーザー名とパスワード
SN200 MDS(Cisco MDS)ファイバーチャネルスイッチでは、なし
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesでは、Softwareロールのユーザー名とパスワード。それ以外のETERNUSディスクアレイでは管理者権限のユーザー名とパスワード
SNMPトラップ送信先アドレス自動設定機能有効のチェックボックス
本製品は、装置追加時に、SNMPトラップを用いた障害監視を行えるように、装置に対して SNMPトラップ送信先アドレスの自動設定を行います。自動設定を行える対象の装置種は、「1.2.6 サポートレベル」を参照してください。
参考
機能を抑止し装置追加をした後に、改めて当該装置の障害監視を実施する必要が生じた場合は、「5.2.4 イベント通知先設定機能」を参照してください。自動設定に関する詳しい説明は「5.2.5 SNMPトラップ送信先の自動設定機能について」を参照してください。
SNMPトラップ送信先アドレス自動設定機能をサポートしていない装置の場合、チェックボックスは無効になっています。
ゾーニング設定機能有効のチェックボックス
本製品は、ファイバーチャネルスイッチ装置登録時に、ゾーニング設定を行えるように装置の設定を行います。本製品からのアクセスパス設定を行う場合は選択してください。選択しない場合、ゾーニング設定をしていない(No Security 状態)ファイバーチャネルスイッチに対しては、セキュリティのないまま運用を開始します。
注意
対象装置にアクセスできない場合、または以下の状態の装置は、装置登録できません。
ファイバーチャネルスイッチ(Brocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレードを除く)
対象装置に telnet でログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
Brocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレード
対象装置に ssh でログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
ETERNUS DX series、ETERNUS2000、ETERNUS4000、ETERNUS8000
対象装置の ETERNUS Web GUI にログインしている。
対策: ログアウトしてから実行してください。
装置登録時に、登録対象装置に接続されているファイバーチャネルスイッチに telnet でログイン中の場合、ファイバーチャネルスイッチから情報を確保できません。この場合、ログアウト後に装置登録を実行してください。
装置登録時に、すでに手動組込みでBrocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレードを登録していた場合、必ず手動組込み装置を削除してから、登録を行ってください。手動組込み装置を登録している状態で、装置登録を行った場合、ファイバーチャネルスイッチから情報を確保できません。この場合、該当の手動組込み装置を削除してください。