本製品のストレージ管理機能を利用できる範囲は、ストレージ装置の機種によって異なります。
本製品では、機能の利用可能範囲を「サポートレベル」という設定値で表して、障害監視機能などの設定で使用します。サポートレベルとして選択できるものは、以下のとおりです。
サポートレベル | 代表装置名 | 装置検出 | 障害管理 | 管理画面連携 | 性能管理 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
SNMPトラップ監視 | 装置ポーリング監視*1 | 装置状態の取得 | |||||
A | ETERNUS DX series | 自動*2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○*6 |
B | ETERNUS SF Storage Cruiser エージェントインストール済みのSolaris OS, Windows, Linux, HP-UX, VMware, AIX サーバノード | 自動*2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
C | VMware Infrastructure 3 Version 3.5 以降 | 自動*2 | - | ○ | ○ | - | - |
D | ETERNUS NR1000F series | 手動 | ○*5 | ○ | - | 手動設定 | ○(情報収集だけ*7) |
E | ETERNUS LT20/LT20 S2 | 手動 | ○*5 | ○ | - | 手動設定 | - |
H | ETERNUS SN200 モデル250M | 手動 | ○*5 | ○ | - | 手動設定 | - |
I | その他の手動組込み装置 | 手動 | -*3 | -*4 | - | 手動設定 | - |
○:装置内詳細表示が可能
△:装置および FC ポートの表示が可能
*1. 装置ポーリング監視で利用するプロトコルは以下のとおりです。
代表装置名 | プロトコル名 |
---|---|
ETERNUS DX series | SNMP |
ETERNUS SF Storage Cruiser エージェントインストール済みサーバノード | 独自プロトコル |
VMware Infrastructure 3 Version 3.5 以降, VMware ESXi 3.5 以降 | VMware専用プロトコル |
上記以外 | ping |
*2. 下記の装置は「サブネット探索」機能に対応していません。IPアドレスを指定して登録してください。
ファームウェア版数 V20L20 以降の以下の装置
ETERNUS DX400 series、ETERNUS DX8000 series、ETERNUS4000 モデル400, 600、ETERNUS8000 モデル800, 1200, 2200
ETERNUS SF Storage Cruiser エージェントインストール済みの Solaris OS、Windows、Linux、HP-UX、VMware、AIX サーバノード
VMware サーバノード
Softek Storage Cruiser エージェントインストール済みの Solaris OS、Windows、Linux、HP-UX サーバノード
ETERNUS LT250、LT270
以下のスイッチはファームウェア版数などにより、サブネット探索ができない場合があります。
ETERNUS SN200 series、Brocade series、PRIMERGY BX600 ファイバーチャネルスイッチブレード、Brocade VDX series、PRIMERGY コンバージドスイッチブレード
*3. SNMPトラップサポート装置の場合は、SNMPトラップ XML 定義ファイルを作成することで管理可能です。
*4. LAN サポート装置の場合は、手動組込み時にIPアドレスを指定することで、ping による監視が可能です。
*5. 装置の SNMPトラップ送信設定作業は個別に実施する必要があります。(ETERNUS SF Storage Cruiserから自動設定できません)
*6. 性能情報については留意事項があります。「7.1.1 性能情報の種類」の注意事項を参照してください。
*7. NR1000F seriesだけ。NR1000F seriesから採取した性能情報を参照するためには、Systemwalker Service Quality Coordinatorと連携する必要があります。詳細は、当社技術員(SE)までお問い合わせください。
*8. ファームウェア版数が3.0.1以上の装置だけ性能管理機能に対応しています。