Symfoware/RDBからSQL Serverへのレプリケーションは、以下の点を除いて、Symfoware/RDB間のレプリケーションと同じです。
レプリケーション運用のためのセットアップ
複写先システムでSQL Serverのセットアップを行ってください。
LinkexpressのセットアップでSQL Serverを使用するようにDB連携機能の環境定義を行ってください。
レプリケーション対象のデータベースの作成
複写先データベースの定義をSQL Serverで行ってください。
DBサービス定義
SQL Serverを使用するように定義してください。
全複写業務の実行結果
全複写業務を実行する場合は、事前に複写先データベース内のレプリケーション対象データを削除されることを推奨します。
すでに複写先データベースに対してデータが格納されている場合、全複写業務を実行すると、すでに存在するデータに追加する形でデータの格納が行われます(データの置換えは行いません)。
また、複写元データベースにおいて、レプリケーション対象データが存在しない場合、全複写業務を行うことはできません。
グループ単位のレプリケーション
複写先データベースがSQL Serverの場合には、グループ単位のレプリケーションを使用することができません。
使用できるデータベースの文字コード系は“1.5.3 OSロケールとデータベースの文字コード系”を参照してください。
組合せ可能な製品の組合せは“1.7.2 関連製品との組合せ”を参照してください。
SQL Serverのデータベースの文字コード系がUNICODEの場合は、複写先システムで抽出データを格納する際にコード変換を行ってください。コード変換の方法については“1.14.1 コード変換の方法”を参照してください。
参照
SQL Serverのセットアップとデータベース定義の方法は、SQL Serverのマニュアルを参照してください。
SQL Server特有のDB連携機能の環境定義およびDBサービス定義の方法は、“Linkexpress 運用ガイド”を参照してください。
その他については、“第2章 オープンサーバ間:Symfoware抽出レプリケーション”を参照してください。