■Interstageディレクトリサービスを使用する場合
ディレクトリサーバ(Interstage ディレクトリサービス)のサーバ環境設定に従い、リポジトリを作成します。
また、Interstage HTTP Serverとディレクトリサーバ間でSSLを使用した暗号化通信を行う場合は、SSL通信のサーバ環境を設定します。
ディレクトリサーバにおいて、エントリ管理ツールなどを使用してユーザ情報/グループ情報のエントリを作成します。
例
ユーザのエントリ作成例
ユーザのエントリは、inetOrgPersonオブジェクトクラスで作成します。
ユーザのエントリは、以下の項目に設定する必要があります。
項目 | 説明 |
---|---|
cn属性 | ユーザエントリの名前を設定します。 |
uid属性 | オンライン照合を行うときのユーザ名を設定します。 |
userPassword属性 | ユーザ名に対応するパスワードを設定します。 |
ユーザのエントリ構成例
例
グループのエントリ作成例
グループのエントリは、groupOfNamesオブジェクトクラスで作成します。
グループのエントリは、以下の項目に設定が必要です。
項目 | 説明 |
---|---|
cn属性 | オンライン照合を行うユーザが属するグループ名を設定します。 |
member属性 | グループに属するユーザのDN名を設定します。 |
グループのエントリ構成例
■Active Directoryを使用する場合
Windows(R)システムのマニュアルを参照して、ディレクトリサーバ(Active Directory)の環境設定を行います。
Interstage HTTP Serverとディレクトリサーバ間でSSLを使用した暗号化通信を行う場合は、以下のSSL通信の環境設定も行ってください。
認証局(証明書発行局)に証明書の発行を依頼するための証明書取得申請書を作成します。
認証局に証明書の発行を依頼します。
SSL通信環境に、2.で認証局から取得した認証局の証明書、サイト証明書、およびCRLを登録します。