Interstage HTTP Severにおいて、オンライン照合機能を運用するための環境設定の手順について説明します。
Interstage HTTP Serverでは、以下のディレクトリサーバをサポートしています。
Interstage ディレクトリサービスは、本製品が提供しているディレクトリサーバです。
Active Directoryは、Microsoft(R)から提供されているディレクトリサーバです。
注意
Interstage ディレクトリサービスは、以下の製品に同梱されています。
Interstage Application Server Enterprise Edition
Interstage Application Server Standard-J Edition
オンライン照合機能を運用するには、Interstage HTTP Serverと同じマシン上に、クライアントAPIライブラリ「Interstage ディレクトリサービス SDK」が必要です。
別途、Interstage ディレクトリサービス SDKをインストールする必要があります。インストール手順については、「インストールガイド」の「Interstage ディレクトリサービス Software Development Kitのインストール/アンインストール」を参照してください。
参照
オンライン照合の機能概要については、「3.3.4 オンライン照合」を参照してください。
オンライン照合機能では、以下のどちらかの運用を行うことができます。
オンライン照合機能を運用するための設定手順について、それぞれ以下に示します。
■Interstage HTTP Serverとディレクトリサーバ間でSSLを使用しない運用を行う場合
ディレクトリサーバがインストールされたシステムで、ディレクトリサーバの環境設定を行います。ディレクトリサーバの環境設定については、「4.4.1 ディレクトリサーバの環境設定」を参照してください。
Interstage HTTP Serverがインストールされたシステムで、環境定義ファイル(httpd.conf)を設定します。環境定義ファイル(httpd.conf)の設定については、「4.4.3 環境定義ファイルの設定」を参照してください。
■Interstage HTTP Serverとディレクトリサーバ間でSSLを使用する運用を行う場合
ディレクトリサーバがインストールされたシステムで、ディレクトリサーバの環境設定を行います。ディレクトリサーバの環境設定については、「4.4.1 ディレクトリサーバの環境設定」を参照してください。
Interstage HTTP Serverがインストールされたシステムで、SSL通信のクライアント環境を設定します。SSL通信の環境設定については、「4.4.2 SSL通信の環境設定」を参照してください。
Interstage HTTP Serverがインストールされたシステムで、環境定義ファイル(httpd.conf)を設定します。環境定義ファイル(httpd.conf)の設定については、「4.4.3 環境定義ファイルの設定」を参照してください。