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Interstage Service Integrator V9.5.0 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

第19章 DBテーブル情報登録

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[DBテーブル情報登録]画面が表示されます。

図19.1 DBテーブル情報登録画面(JDBCデータソース使用の選択なし)


図19.2 DBテーブル情報登録画面(JDBCデータソース使用の選択あり)


ここでは、項目コード変換(DB)で使用するデータベースや、そのフィールドの情報を登録します。

表19.1 ボタン説明

検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。

検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。

選択されている行の上に行挿入します。

指定した行を削除します。

選択されている行から上方向に移動します。

選択されている行から下方向に移動します。

DB読込みを行います。実際のデータベーステーブルから“フィールド名”を取り出すときに使用します。

[SQL入力]画面が表示されます。SQL文を解析して、データベースの“フィールド名”を取り出す時に使用します。

入力した情報を登録します。

指定された行を削除します。ただし変換に使用されている場合、削除はできません。

表19.2 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

DBテーブルID/DBテーブル名称

IN

半角
(英数字)32桁

登録するDBテーブル名称のキーとなるIDを入力します。
“_”、“-”は入力可能です。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

DBテーブルIDに対する名称を入力します。
“,”は入力不可です。

データベース接続テスト

IN

データベース接続テストを行う場合にチェックします。DBテーブル情報を登録する前に、データベースに接続できるかどうかのテストを行う場合だけチェックします。

テーブル名

IN/OUT

半角
(英数字)50桁

データベースのテーブル名を入力します。
“-”、“_”は入力可能です。

データベース種別

IN/OUT

[データベース種別選択]画面より、“Oracle”、“SQL Server”、“Symfoware”、“PostgreSQL”のどれかを選択します。

JDBCデータソース使用

IN

InterstageのJDBCデータソースを使用する場合に選択します。

コード変換指定

IN

コード変換に指定するコード“JIS8/シフト-JIS”、“JIS7/EUC”のどれかを選択します。

データベースサーバアドレス

IN/OUT

半角128桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベースサーバのアドレスを入力します。または、データベースサーバアドレス選択から登録済みのアドレスを選択します。
以下の記号を除いた半角記号が使用可能です。
" * < > ? | ,

ポート番号

IN/OUT

数字5桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベースサーバへ接続するポート番号を入力します。または、ポート番号選択から登録済みポート番号を選択します。

ユーザ名

IN/OUT

半角
(英数字)50桁

テーブルに接続するためのユーザ名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、ユーザ名選択から登録済みのユーザ名を選択します。

パスワード

IN

半角25桁

テーブルに接続するためのパスワードを入力します。

SID

IN/OUT


※Oracleの場合だけ必須

半角
(英数字)50桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベース種別で、“Oracle”を選択したときに、データベースのSIDを入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、SID選択から登録済みSIDを選択します。

サービス名

IN/OUT


※Oracleの場合だけ必須

半角
(英数字)50桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベース種別で、“Oracle”を選択したときかつ、“DB読込み”を使用するか、データベース接続テストを行うときに、Oracleクライアントのサービス名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、サービス名選択から登録済みサービス名を選択します。

データベース名

IN/OUT


※SQLServerまたはPostgreSQLの場合だけ必須

半角
(英数字)50桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベース種別で、“SQLServer”または “PostgreSQL”を選択したときに、データベース名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、データベース名選択から登録済みデータベース名を選択します。

スキーマ名

IN/OUT

半角
(英数字)50桁

データベース種別で、“PostgreSQL”を選択したときに、スキーマ名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。

サーバ用DSN

IN/OUT


※Symfowareの場合だけ必須

半角
(英数字)50桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベース種別で、“Symfoware”を選択したときに、サーバ用DSNを入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、サーバ用DSN選択から登録済みサーバ用DSNを選択します。

クライアント用DSN

IN/OUT


※Symfowareの場合だけ必須

半角
(英数字)50桁

“JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。

データベース種別で、“Symfoware”を選択したときに、クライアント用DSNを入力します。“-”、“_”は入力可能です。
または、クライアント用DSN選択から登録済みクライアント用DSNを選択します。

JDBCデータソース名

IN

半角255桁
(全角混在可)

“JDBCデータソース使用”を選択した場合に表示されます。

JDBCデータソース名を指定します。

以下の記号を除いた半角記号が使用可能です。
: " , = * ? \

フィールド情報

検索

IN

半角255桁
(全角混在可)

検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。

フィールド名

IN/OUT

半角
(英数字)250桁

項目コード変換(DB)で使用する、各フィールドの名称を入力します。
“-”、“_”は入力可能です。

属性

IN/OUT

上記フィールドのデータベースでの属性を選択します。

ポイント

1. テーブルID/名称
  • 各DBの各テーブル単位に、“DBテーブルID/名称”を登録してください。

2.データベース接続テスト

データベース接続テストによって、“データベース情報”部分の入力内容をチェックすることができます。FEDIT/FL-TABLEは、データベースに接続するために、ORACLEクライアント、またはODBCドライバを使用しています。データベース接続テストを行う場合には、利用するデータベースに応じて、FEDIT/FL-TABLEが動作するコンピュータに、以下の環境設定が必要です。

  • ORACLEを使用する場合
    FEDIT/FL-TABLEがORACLEデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。

    • ネットサービス名の登録
      ORACLEクライアントをインストールし、接続するORACLEデータベースごとにネットサービス名を登録してください。対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのネットサービス名を、[DBテーブル情報登録]画面の“サービス名”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのネットサービス名を使用してデータベースへ接続します。ORACLEクライアントの詳細は、ORACLEデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。

    • CLASSPATHの追加
      JDBCドライバファイル名をCLASSPATH環境変数に追加してください。

  • SQL Serverを使用する場合
    FEDIT/FL-TABLEがSQL Serverデータベースにアクセスするための設定は、特に必要ありません。

  • Symfowareを使用する場合
    FEDIT/FL-TABLEがSymfowareデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。

    • Symfowareクライアント
      Symfowareに同梱されているSymfowareクライアントをインストールしてください。FEDIT/FL-TABLEはSymfowareクライアントに同梱されているODBCドライバを使用します。

    • ODBCデータソースの登録
      Windowsが提供するODBCデータソースアドミニストレータを使用して、接続するSymfowareデータベースごとに、以下の内容でデータソースを登録してください。
      ・使用するドライバ:“Symfoware ODOS”、または“Symfoware ODOS(UniCode)”
      ・データソース名:任意の名称
      ・リモートアクセスの接続プロトコル:RDB2_TCP
      ・データ資源名:対象データベースのデータベース名
      ・ホスト名:対象データベースのホスト名、またはIPアドレス
      ・ポート番号:対象データベースのリモートアクセスのポート番号(RDA-SVのポート番号ではありません)
      ・スキーマ名:対象データベースのスキーマ名

      ※ 対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのデータソース名(DSN名)を、[DBテーブル情報登録]画面の“クライアント用DSN”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのデータソース名を使用してデータベースへ接続します。
      Symfowareクライアントの詳細は、Symfowareデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。

  • HA Database Ready(Native SQLインタフェース)を使用する場合
    FEDIT/FL-TABLEがHA Database Ready(Native SQLインタフェース)のデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
    詳細は、HA Database ReadyのODBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

    • HA Database Readyのクライアント機能
      HA Database Readyのクライアント機能をインストールしてください。

    • Connection Managerの設定
      HA Database Ready(Native SQLインタフェース)へのコネクション接続はConnection Managerを利用します。
      Connection Managerのセットアップや利用方法は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。

    • ODBCデータソースの登録
      HA Database Readyのクライアント機能をインストールしてください。
      Windowsが提供するODBCデータソースアドミニストレータを使用して、接続するSymfowareデータベースごとにデータソースを登録してください。
      登録情報の詳細は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。

      ※ 対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのデータソース名(DSN名)を、[DBテーブル情報登録]画面の“クライアント用DSN”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのデータソース名を使用してデータベースへ接続します。
      Symfowareクライアントの詳細は、Symfowareデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。

  • HA Database Ready(Open SQLインタフェース)を使用する場合
    FEDIT/FL-TABLEがHA Database Ready(Open SQLインタフェース)のデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
    詳細は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。

    • Postgre SQL JDBCドライバ
      HA Database Readyのクライアント機能により提供されるJDBCドライバを設定してください。また、JDBCドライバファイル名をCLASSPATH環境変数に追加してください。

    • 接続定義ファイルの設定
      データベースサーバへの接続情報をHA Database Readyクライアントの接続定義ファイルに設定します。接続定義ファイルの設定方法は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。
      FEDIT/FL-TABLEの[DBテーブル情報登録]画面では、“データベースサーバアドレス”に、接続定義ファイルで定義したサーバ名を指定してください。

3. 修正時の制限
  • 変換情報設定で使用されているDBテーブルIDを削除する場合、関連定義の同時反映が実行されます。“データベース種別”、“フィールド情報”を除き、修正は可能です。

4. 複写について
  • すでに登録済みのDBテーブルID/名称入力欄を、別のDBテーブルID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済みDBテーブルの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新DBテーブルIDが表示されます。

5. 最大登録件数
  • 登録件数の上限は1000件です。

6. HA Database Readyについて
  • HA Database Ready (Native SQLインタフェース)の場合、データベース種別で“Symfoware”を選択してください。

  • HA Database Ready (Open SQLインタフェース)の場合、データベース種別で“PostgreSQL”を選択してください。

図19.3 DBテーブル情報登録画面(表示例)

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[DBテーブル情報登録]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図19.4 DBテーブル情報一覧画面