[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[DBテーブル情報登録]画面が表示されます。
[利用者資産設定]メニューより[DBテーブル情報登録]の[DBテーブル情報登録]をクリック
ツールバーの[DBテーブル情報登録]アイコンをクリック
ツリーにて[DBテーブル情報登録]を選択して右クリックし、[新規作成]をクリック
図19.1 DBテーブル情報登録画面(JDBCデータソース使用の選択なし)
図19.2 DBテーブル情報登録画面(JDBCデータソース使用の選択あり)
ここでは、項目コード変換(DB)で使用するデータベースや、そのフィールドの情報を登録します。
検索に入力した文字列を、選択されている行から下方向にフィールド名を検索します。 | |
検索に入力した文字列を、選択されている行から上方向にフィールド名を検索します。 | |
選択されている行の上に行挿入します。 | |
指定した行を削除します。 | |
選択されている行から上方向に移動します。 | |
選択されている行から下方向に移動します。 | |
DB読込みを行います。実際のデータベーステーブルから“フィールド名”を取り出すときに使用します。 | |
[SQL入力]画面が表示されます。SQL文を解析して、データベースの“フィールド名”を取り出す時に使用します。 | |
入力した情報を登録します。 | |
指定された行を削除します。ただし変換に使用されている場合、削除はできません。 |
フィールド名 | 入力/出力 | 必須 | 最大項目長 | フィールド説明 | |
---|---|---|---|---|---|
DBテーブルID/DBテーブル名称 | IN | ○ | 半角 | 登録するDBテーブル名称のキーとなるIDを入力します。 | |
IN/OUT | ○ | 半角250桁 | DBテーブルIDに対する名称を入力します。 | ||
データベース接続テスト | IN | △ | ― | データベース接続テストを行う場合にチェックします。DBテーブル情報を登録する前に、データベースに接続できるかどうかのテストを行う場合だけチェックします。 | |
テーブル名 | IN/OUT | ○ | 半角 | データベースのテーブル名を入力します。 | |
データベース種別 | IN/OUT | ○ | ― | [データベース種別選択]画面より、“Oracle”、“SQL Server”、“Symfoware”、“PostgreSQL”のどれかを選択します。 | |
JDBCデータソース使用 | IN | △ | ― | InterstageのJDBCデータソースを使用する場合に選択します。 | |
コード変換指定 | IN | ○ | ― | コード変換に指定するコード“JIS8/シフト-JIS”、“JIS7/EUC”のどれかを選択します。 | |
データベースサーバアドレス | IN/OUT | ○ | 半角128桁 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベースサーバのアドレスを入力します。または、データベースサーバアドレス選択から登録済みのアドレスを選択します。 | |
ポート番号 | IN/OUT | ○ | 数字5桁 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベースサーバへ接続するポート番号を入力します。または、ポート番号選択から登録済みポート番号を選択します。 | |
ユーザ名 | IN/OUT | ○ | 半角 | テーブルに接続するためのユーザ名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
パスワード | IN | ○ | 半角25桁 | テーブルに接続するためのパスワードを入力します。 | |
SID | IN/OUT | △ | 半角 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベース種別で、“Oracle”を選択したときに、データベースのSIDを入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
サービス名 | IN/OUT | △ | 半角 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベース種別で、“Oracle”を選択したときかつ、“DB読込み”を使用するか、データベース接続テストを行うときに、Oracleクライアントのサービス名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
データベース名 | IN/OUT | △ | 半角 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベース種別で、“SQLServer”または “PostgreSQL”を選択したときに、データベース名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
スキーマ名 | IN/OUT | ― | 半角 | データベース種別で、“PostgreSQL”を選択したときに、スキーマ名を入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
サーバ用DSN | IN/OUT | △ | 半角 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベース種別で、“Symfoware”を選択したときに、サーバ用DSNを入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
クライアント用DSN | IN/OUT | △ | 半角 | “JDBCデータソース使用”を選択しない場合に表示されます。 データベース種別で、“Symfoware”を選択したときに、クライアント用DSNを入力します。“-”、“_”は入力可能です。 | |
JDBCデータソース名 | IN | △ | 半角255桁 | “JDBCデータソース使用”を選択した場合に表示されます。 JDBCデータソース名を指定します。 以下の記号を除いた半角記号が使用可能です。 | |
フィールド情報 | 検索 | IN | △ | 半角255桁 | 検索したいフィールドのフィールド名に含まれる文字列を入力します。英大文字と英小文字は区別します。 |
フィールド名 | IN/OUT | ○ | 半角 | 項目コード変換(DB)で使用する、各フィールドの名称を入力します。 | |
属性 | IN/OUT | ○ | ― | 上記フィールドのデータベースでの属性を選択します。 |
ポイント
各DBの各テーブル単位に、“DBテーブルID/名称”を登録してください。
データベース接続テストによって、“データベース情報”部分の入力内容をチェックすることができます。FEDIT/FL-TABLEは、データベースに接続するために、ORACLEクライアント、またはODBCドライバを使用しています。データベース接続テストを行う場合には、利用するデータベースに応じて、FEDIT/FL-TABLEが動作するコンピュータに、以下の環境設定が必要です。
ORACLEを使用する場合
FEDIT/FL-TABLEがORACLEデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
ネットサービス名の登録
ORACLEクライアントをインストールし、接続するORACLEデータベースごとにネットサービス名を登録してください。対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのネットサービス名を、[DBテーブル情報登録]画面の“サービス名”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのネットサービス名を使用してデータベースへ接続します。ORACLEクライアントの詳細は、ORACLEデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。
CLASSPATHの追加
JDBCドライバファイル名をCLASSPATH環境変数に追加してください。
SQL Serverを使用する場合
FEDIT/FL-TABLEがSQL Serverデータベースにアクセスするための設定は、特に必要ありません。
Symfowareを使用する場合
FEDIT/FL-TABLEがSymfowareデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
Symfowareクライアント
Symfowareに同梱されているSymfowareクライアントをインストールしてください。FEDIT/FL-TABLEはSymfowareクライアントに同梱されているODBCドライバを使用します。
ODBCデータソースの登録
Windowsが提供するODBCデータソースアドミニストレータを使用して、接続するSymfowareデータベースごとに、以下の内容でデータソースを登録してください。
・使用するドライバ:“Symfoware ODOS”、または“Symfoware ODOS(UniCode)”
・データソース名:任意の名称
・リモートアクセスの接続プロトコル:RDB2_TCP
・データ資源名:対象データベースのデータベース名
・ホスト名:対象データベースのホスト名、またはIPアドレス
・ポート番号:対象データベースのリモートアクセスのポート番号(RDA-SVのポート番号ではありません)
・スキーマ名:対象データベースのスキーマ名
※ 対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのデータソース名(DSN名)を、[DBテーブル情報登録]画面の“クライアント用DSN”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのデータソース名を使用してデータベースへ接続します。
Symfowareクライアントの詳細は、Symfowareデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。
HA Database Ready(Native SQLインタフェース)を使用する場合
FEDIT/FL-TABLEがHA Database Ready(Native SQLインタフェース)のデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、HA Database ReadyのODBCドライバの関連マニュアルを参照してください。
HA Database Readyのクライアント機能
HA Database Readyのクライアント機能をインストールしてください。
Connection Managerの設定
HA Database Ready(Native SQLインタフェース)へのコネクション接続はConnection Managerを利用します。
Connection Managerのセットアップや利用方法は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。
ODBCデータソースの登録
HA Database Readyのクライアント機能をインストールしてください。
Windowsが提供するODBCデータソースアドミニストレータを使用して、接続するSymfowareデータベースごとにデータソースを登録してください。
登録情報の詳細は、“Symfoware Server Connection Managerユーザーズガイド”を参照してください。
※ 対象データベースへの接続テストを行う場合には、登録済みのデータソース名(DSN名)を、[DBテーブル情報登録]画面の“クライアント用DSN”フィールドに指定してください。FEDIT/FL-TABLEはこのデータソース名を使用してデータベースへ接続します。
Symfowareクライアントの詳細は、Symfowareデータベースのデータベースクライアント関連のマニュアルを参照してください。
HA Database Ready(Open SQLインタフェース)を使用する場合
FEDIT/FL-TABLEがHA Database Ready(Open SQLインタフェース)のデータベースに接続するためには、以下の環境設定が必要です。
詳細は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。
Postgre SQL JDBCドライバ
HA Database Readyのクライアント機能により提供されるJDBCドライバを設定してください。また、JDBCドライバファイル名をCLASSPATH環境変数に追加してください。
接続定義ファイルの設定
データベースサーバへの接続情報をHA Database Readyクライアントの接続定義ファイルに設定します。接続定義ファイルの設定方法は、HA Database ReadyのJDBCドライバの関連マニュアルを参照してください。
FEDIT/FL-TABLEの[DBテーブル情報登録]画面では、“データベースサーバアドレス”に、接続定義ファイルで定義したサーバ名を指定してください。
変換情報設定で使用されているDBテーブルIDを削除する場合、関連定義の同時反映が実行されます。“データベース種別”、“フィールド情報”を除き、修正は可能です。
すでに登録済みのDBテーブルID/名称入力欄を、別のDBテーブルID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済みDBテーブルの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新DBテーブルIDが表示されます。
登録件数の上限は1000件です。
HA Database Ready (Native SQLインタフェース)の場合、データベース種別で“Symfoware”を選択してください。
HA Database Ready (Open SQLインタフェース)の場合、データベース種別で“PostgreSQL”を選択してください。
図19.3 DBテーブル情報登録画面(表示例)
一覧表示
登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[DBテーブル情報登録]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。
図19.4 DBテーブル情報一覧画面