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Interstage Service Integrator V9.5.0 Formatmanagerクライアント(FEDIT/FL-TABLE)ヘルプ
FUJITSU Software

第8章 混在フォーマット XML変換

[FEDIT/FL-TABLE メインメニュー]画面で以下の操作を行うと、[混在フォーマット XML変換]画面が表示されます。

図8.1 混在フォーマット XMLフォーマット変換画面

ここでは、混在フォーマット XML変換の登録を行います。

表8.1 ボタン説明

選択している1行上に行挿入します。

選択している1行下に行挿入します。

選択したノードに子ノードを挿入します。

選択している行を削除します。

選択している行をコピーします。

選択している行を切り取ります。

選択している1行上に行を貼り付けます。

選択している1行下に行を貼り付けます。

元に戻します。

やり直します。

入力された情報を登録します。

[混在フォーマット XML変換]画面(印刷)を表示します。

編集中の混在フォーマットXML変換IDを変換定義DBから削除します。

表8.2 フィールド説明

フィールド名

入力/出力

必須

最大項目長

フィールド説明

混在フォーマットXML変換ID/名称

IN/OUT

半角
(英数字)32桁

登録する混在フォーマットXML変換IDを入力します。“_”、“-”は入力可能です。
また、登録済みの混在フォーマットXML変換IDから選択することも可能です。

IN/OUT

半角250桁
(全角混在可)

上記IDに対する名称を入力します。
“,”は入力不可です。

XML変換設定欄

IN/OUT

DTD/XML Schemaを選択します。XML Schemaを選択した場合、XML Schema情報が表示されます。

XML属性(固定値)

IN/OUT

半角128桁

混在フォーマットXML変換名称をルートタグとした場合のXML属性(固定値)を入力します。
“,”は入力不可です。

接頭辞

OUT

ルートタグの接頭辞が表示されます。

XML Schema

名前空間未指定時

IN/OUT

半角250桁

名前空間が指定されていないときのデフォルトのXML Schemaファイル名を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

名前空間URI

IN/OUT

半角250桁

名前空間URIを入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

接頭辞

IN/OUT

半角16桁

上記の名前空間の接頭辞を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

XML Schemaファイル名

IN/OUT

半角250桁

上記の名前空間のXML Schemaファイル名を入力します。
“'”、“,”は入力不可です。

タグ名

IN/OUT

半角250桁(全角混在可)

フラットIDが選択されている場合、フラットIDに対する名称が表示されます。
フラットIDが選択されていない場合、タグ名を入力します。
“,”は入力不可です。

接頭辞(下段)

IN/OUT

XML用設定欄でXML Schemaが選択されており、かつ、フラットIDが選択されていない行の場合(タグ名を直接入力した行の場合)、他の行ですでに選択済みのフラットIDおよび当該混在フォーマットIDで登録されているXML Schema情報の中から接頭辞を選択します。
XML用設定欄でDTDが選択されている場合や、フラットIDが選択されている行では、接頭辞は選択できません。

フラットID

OUT

登録済みのフラットIDを選択します。

常に存在

IN/OUT

必ずFLATに出力するタグはチェックオンにします。順不同や出現しないときがあるタグは、チェックオフにします。
チェックオンにした場合、先頭タグから連続したそのタグまでが、自動的にチェックオンになります。

識別条件

IN/OUT

FLAT→XML変換のとき、レコードを識別するための条件を指定します。この条件にあったレコードが、指定されたフラットIDのレコードとみなします。
ボタンは、設定内容によって下記のように変化します。

  • 設定不可:識別条件の設定は不要です。 (ボタンは無効です)

  • 未設定:識別条件の設定がされていない状態です。識別条件の設定が必要です。

  • 変換実行:識別条件にあったレコードを、XMLに変換します。

  • 無視:識別条件にあったレコードはXMLに変換しません。

識別文字設定

IN/OUT

XML→FLAT変換のとき、指定された項目に識別文字を書き込みます。
FLAT→XML変換のとき、識別文字設定の対象項目はXMLに変換されません。
ボタンは、設定内容によって下記のように変化します。

  • しない:識別文字を設定していません

  • する:識別文字を設定しています

※ 名前空間URIを入力する際には、必ず接頭辞も入力してください。
※ 指定可能なXML Schemaデータ型/制約については、“ISI 解説書”の“XML文書の属性”を参照してください。

ポイント

1. XML→FLAT変換について
  • XML→FLAT変換のとき、入力となるXMLのタグ名と、対応するフラットIDの一般フォーマットに指定したフィールド名が、一致したものが変換されます。

  • XML→FLAT変換のとき、常に存在するレコードに対応するタグが先頭以外に出現した場合、そのタグは無視されFLATへの変換対象とはなりません。

  • XML→FLAT変換において、識別条件に「変換実行」が選択されている場合、常に存在するレコードに対応するタグが、先頭に存在しないとき、FLATのそのタグ部分には初期値を設定したレコードを出力します。

2. 識別条件について
  • 識別条件において「無視」を選択したタグに子要素が存在する場合、子要素の識別条件もすべて「無視」にする必要があります。

3. 修正時の制限
  • 運用登録で使用されている混在フォーマットXML変換IDを削除する場合、関連定義の同時反映が実行されます。

4. 複写について
  • すでに登録済みの混在フォーマットXML変換ID/名称入力欄を、別の混在フォーマットXML変換ID/名称に書き換えて[登録]ボタンをクリックすると、登録済み混在フォーマットXML変換IDの登録内容で複写することができます。処理が終了すると、ツリーに複写した新混在フォーマットXML変換IDが表示されます。


図8.2 ID選択後の混在フォーマット XML変換画面(表示例)

刷機能

登録状態を印刷する場合には、[印刷]ボタンをクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録状態が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。

図8.3 混在フォーマット XML変換画面(印刷例)

ポイント

1. 印刷画面表示条件
  • 印刷画面の表示は、入力した混在フォーマット XML変換情報を登録してから行ってください。

一覧表示

登録されているIDの一覧を表示するには、ツリーにて[混在フォーマット XML変換]を選択して右クリックし、[一覧表示]をクリックします。Webブラウザなどの拡張子.htmlに関連付けられた他のアプリケーションが起動され、登録されたIDの一覧が表示されますので、起動されたアプリケーションの印刷機能を使用して印刷してください。IDが登録されていない場合は、“ID情報が登録されていません。”とダイアログを出力します。

図8.4 混在フォーマット XML変換一覧画面