XMLメッセージの編集(XML Operation)を利用して、ペイロード内のXML文書に対して、要素の追加・変更・削除を行います。
XML文書へ要素または属性を追加・変更・削除することや、XML文書に別のXML文書の一部を挿入するなど、XMLメッセージを加工・編集できます。
XML Operationの主な機能は、以下のとおりです。なお、XML Operationの操作対象は、共通メッセージ内のペイロード部分に格納されている整形式XML文書です。
XML文書の要素、属性の追加
XML文書の要素の値、属性の値の更新
XML文書の要素、属性の削除
XML文書に対して、別のXML文書の一部を挿入
XPathによる要素、属性の位置の指定
要素の追加
図2.24 要素の追加
要素の変更
図2.25 要素の変更
要素の削除
図2.26 要素の削除
注意
XPathは、絶対パスで指定してください。
複数の要素、属性を、同時に編集することはできません。
要素名、属性名は、変更できません。
編集後のXML文書の妥当性を検証する場合は、シーケンスの後続のステップ(編集後のステップ)に“XMLメッセージの検証(XML Validation)”のメディエータファンクションを定義し、XML文書をチェックしてください。