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Interstage Service Integrator V9.5.0 解説書
FUJITSU Software

2.4.4 ペイロードの加工・編集

XMLメッセージの編集(XML Operation)を利用して、ペイロード内のXML文書に対して、要素の追加・変更・削除を行います。
XML文書へ要素または属性を追加・変更・削除することや、XML文書に別のXML文書の一部を挿入するなど、XMLメッセージを加工・編集できます。
XML Operationの主な機能は、以下のとおりです。なお、XML Operationの操作対象は、共通メッセージ内のペイロード部分に格納されている整形式XML文書です。

要素の追加

図2.24 要素の追加

要素の変更

図2.25 要素の変更

要素の削除

図2.26 要素の削除

注意

  • XPathは、絶対パスで指定してください。

  • 複数の要素、属性を、同時に編集することはできません。

  • 要素名、属性名は、変更できません。

  • 編集後のXML文書の妥当性を検証する場合は、シーケンスの後続のステップ(編集後のステップ)に“XMLメッセージの検証(XML Validation)”のメディエータファンクションを定義し、XML文書をチェックしてください。