XMLメッセージの検証(XML Validation)を利用して、XML形式のデータの文法をチェックし、妥当性を検証します。
外部システムとの連携時に、入力ファイルとなるXMLメッセージの妥当性を検証できます。
XML Validationの主な機能は、以下のとおりです。
ペイロ-ドがXML形式の場合、XMLの形式の妥当性を検証
DTDまたはXML Schemaでの検証
DTD、XML Schemaファイルに記述されている外部参照先の参照
図2.23 XML Validation
注意
DTD、XML Schemaファイルに記述されている外部参照先がISIサーバ内の場合だけ参照できます。
XML Validationで不当なXMLと判断した場合、ISIはエラー発生と判断し、シーケンス処理は先には進みません。エラー発生時の処理ルートが登録されている場合は、その処理を実行します。
DTDファイル、XML Schemaファイルは、ISIサーバ内の以下のディレクトリに格納してください。
<INSDIR>\usr\schema
/opt/FJSVesi/usr/schema
エラーが発生すると、以下のディレクトリに作業用のファイルが作成されます。出力されるエラーメッセージを参照してエラー対処後、作業用のファイルを削除してください。
<INSDIR>\var\temp
/opt/FJSVesi/var/temp