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Interstage Service Integrator V9.5.0 解説書
FUJITSU Software

2.4.3 ペイロードのチェック

XMLメッセージの検証(XML Validation)を利用して、XML形式のデータの文法をチェックし、妥当性を検証します。
外部システムとの連携時に、入力ファイルとなるXMLメッセージの妥当性を検証できます。
XML Validationの主な機能は、以下のとおりです。

図2.23 XML Validation

注意

  • DTD、XML Schemaファイルに記述されている外部参照先がISIサーバ内の場合だけ参照できます。

  • XML Validationで不当なXMLと判断した場合、ISIはエラー発生と判断し、シーケンス処理は先には進みません。エラー発生時の処理ルートが登録されている場合は、その処理を実行します。

  • DTDファイル、XML Schemaファイルは、ISIサーバ内の以下のディレクトリに格納してください。

    <INSDIR>\usr\schema

    /opt/FJSVesi/usr/schema
  • エラーが発生すると、以下のディレクトリに作業用のファイルが作成されます。出力されるエラーメッセージを参照してエラー対処後、作業用のファイルを削除してください。

    <INSDIR>\var\temp

    /opt/FJSVesi/var/temp