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Symfoware Server V11.1.0 アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
FUJITSU Software

F.3 ODBCブリッジコードの生成

ODBCブリッジコードを生成します。ODBCブリッジコードの生成には、ODBCデータソース用のデータオブジェクトを使用します。生成可能なデータ操作の範囲は、“F.1 コードの自動生成範囲”を参照してください。

また、コード生成時の注意事項は、“コード生成時の注意事項”を参照してください。

参照

ODBCブリッジコードの詳細は、Microsoft社のVisual Studioのマニュアルを参照してください。

ここでは、データアダプタ構成ウィザードを使用して、データ操作文を生成する例で説明します。

  1. アプリケーションのフォーム、またはコンポーネント上に、ツールボックスからOdbcDataAdapterオブジェクトをドラッグし、データアダプタ構成ウィザードを起動します。

    ポイント

    ツールボックスにODBCデータソース用のデータオブジェクト(OdbcCommand、OdbcCommandBuilder、OdbcConnection、およびOdbcDataAdapter)が表示されていない場合は、ツールボックスを右クリックし、[アイテムの選択]からデータオブジェクトを追加してください。

  2. [データ接続の選択]の[データアダプタで使用するデータ接続]に、データベースの接続名を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

  3. コマンドの種類の選択画面で[SQLステートメントを使用する]ラジオボタンを選択し、[次へ]ボタンをクリックします。

    注意

    [既存のストアドプロシージャを使用]は選択しないでください。[既存のストアドプロシージャを使用]を選択し、[次へ]ボタンをクリックした場合、ユーザが定義済みのストアドプロシージャが表示されないので、ODBCブリッジコードが生成できません。

  4. [SQLステートメントの生成]の[クエリ ビルダ]ボタンをクリックし、[クエリ ビルダ]ダイアログボックスを表示します。

  5. [クエリ ビルダ]ダイアログボックスで、データ操作文を作成します。

    注意

    データアダプタ構成ウィザードでは時間隔型を含む表のデータを指定することはできません。詳細は、“F.1 コードの自動生成範囲”を参照してください。

  6. データアダプタ構成ウィザードに戻り、[次へ]ボタンをクリックし、データ操作文を生成します。

  7. [ウィザードの結果]画面の[完了]ボタンをクリックします。

  8. 生成したODBCブリッジコードにコンパイルエラーがないことを確認します。

  9. [ファイル]メニューの[すべてを保存]を選択し、プロジェクトを保存します。

コード生成時の注意事項

ODBCブリッジコードを自動生成する場合、以下のことに注意してください。