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Symfoware Server V11.1.0 アプリケーション開発ガイド(.NET Data Provider編)
FUJITSU Software

F.4 Symfoware .NET Data Providerのコードの生成

SNDPコード生成ツールを使用して、生成したODBCブリッジコードから、Symfoware .NET Data Providerのコードを生成します。

コード生成後にユーザインタフェース、またはデータ操作を変更したい場合は、変更したい操作まで戻り、コード生成までやり直してください。


ODBCブリッジコードからSymfoware .NET Data Providerのコードを生成する手順を説明します。

注意

  • SNDPコード生成ツールを実行する前に、ODBCブリッジコードにコンパイルエラーがないことを確認してください。エラーがあると、Symfoware .NET Data Providerのコードもエラーになります。

  • SNDPコード生成ツールを実行する前に、プロジェクトを保存してください。保存していない場合、データが失われる可能性があります。
    なお、保存には、[ファイル]メニューの[すべてを保存]を使用してください。

  • Symfoware Server クライアント機能のインストール後にVisual Studioをインストールしている場合、SNDPコード生成ツールの機能を有効とするために、以下の設定を実施してから、Visual Studioを再起動してください。

    1. [ツール]メニューのアドインマネージャを選択します。

    2. 表示されたアドインマネージャのダイアログで、アドイン“Make SNDP Code”のスタートアップの項目にチェックをします。

Symfoware .NET Data Providerのコード生成は、ファイル単位に行います。コード生成時に複数のファイルを開いている場合、現在有効になっているファイルが変換されます。

  1. Visual Studioでコードを生成するファイルを開きます。

  2. フォームデザイナをアクティブにします。

  3. [ツール]メニューの[SNDPコード生成]を選択します。

  4. フォームのリソースファイルにSQL文が書き込まれている場合、以下のダイアログボックスが表示されます。[はい]ボタンをクリックし、リソースファイルを再度読み込んでください。

  5. 以下に示すとおり、Symfoware .NET Data Providerのコードが生成されたことを確認してください。

    [C#の場合]

    #region "SNDP Wizard generated code "
    (Symfoware .NET Data Providerのコード)
    #endregion

注意

SNDPコード生成ツールで生成したコードは、直接変更しないでください。直接変更した場合、正常に動作しない可能性があります。
変更する場合は、ODBCブリッジコードの生成からやり直してください。

SNDPコード生成ツールにより生成されるオブジェクト名

SNDPコード生成ツールを使用すると、ODBCオブジェクト名の先頭に“SNDP_”が付加されます。アプリケーションロジック作成時に、オブジェクト名を間違えないよう、注意してください。

SNDPコード生成ツールの実行前と実行後のオブジェクト名の例を示します。

実行前

実行後

OdbcConnection

SNDP_OdbcConnection

MyObject

SNDP_MyObject