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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

11.9.2 アプリケーションの応答が長時間ない場合の対処

アプリケーションと接続しているRDBサーバの応答が長時間ない場合は、対象となる資源を別のアプリケーションが占有したままとなっているため、待ち状態になっている可能性があります。この場合は、rdbtermコマンドにより、資源を占有しているコネクションを切断することで、アプリケーションの処理を続行することができます。占有しているかどうかは、rdblkinfコマンドおよびrdbcninfコマンドを基に特定します。

コネクションの切断方法を、以下に示します。

操作例
rdb: ERROR: qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1052E 接続できる
     通信の最大数を越えました.通信種別 =“SYS”’ (システム名=rdbsys1)

$ rdblkinf -l -e 

RDBII rdblkinf DATE:2007/04/14 TIME:11/35/50 

DSI-name : DB0001.DSI0001 
  Status  Uid    Pid    Sid  Type  Name            Unit  Purpose 
  ACTIVE  I4874  19656  1    SQL   intsql/DEFAULT  DSI   REFER|UPDATE  
  WAIT    I4874  19641  2    SQL   intsql/DEFAULT  DSI   REFER 

$ rdbcninf -s 

RDBII rdbcninf DATE:2007/04/14 TIME:11/36/00 

Local Connection Status(exec/term/free/total) : 2/ 0/ 3/ 5 

Status  Idle    Tran  Type  Connection-Info 
EXEC    125:32  ACT   SQL   19656/1 
EXEC    00:00   ACT   SQL   19641/2 

Remote Connection Status(exec/term/free/total) : 0/ 0/ 0/ 5 

$ rdbterm -p 19656/1