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Symfoware Server V11.1.0 RDB運用ガイド
FUJITSU Software

11.10 リカバリ失敗からのリカバリ

rdbrcvコマンドまたはrdbrcvdicコマンド失敗時のリカバリ方法について説明します。

LOADモードでリカバリ失敗の場合

システムメッセージ“qdg02243u”または“qdg02668u”が出力された場合、データベースの退避データ取得後に“RDBディクショナリの更新”が行われたことにより退避データとRDBディクショナリが不整合となり、退避データが使用できなくなったことが考えられます。

この場合は、以下のリカバリ方法にてリカバリしてください。該当しない場合は、システムメッセージの利用者の対処に従ってください。

リカバリ方法

実行したコマンドにより、リカバリ方法は異なります。

  • rdbrcvコマンド

    該当データをアンロードしている場合は、ロードして再創成してください。アンロードしていない場合は、データを再作成してください。

  • rdbrcvdicコマンド

    RDBディクショナリを再作成してください。

FWモードでリカバリ失敗の場合

システムメッセージ“qdg02243u”または“qdg02668u”が出力された場合、データベースの退避データ取得後に“更新ログを取得しない機能”が行われたことにより、アーカイブログファイルが使用できなくなったことが考えられます。この場合、以下のリカバリ方法でリカバリしてください。該当しない場合は、システムメッセージの利用者の対処に従ってください。

リカバリ方法

アーカイブログを使用しない、LOADモードによるリカバリを行ってください。