アクセスを行わなくなったDSIに対しては、共用バッファプールとの対応関係を解除します。rdbdisbfコマンドによりDSIと共用バッファプールとの対応関係を解除します。
対応関係の解除が必要なすべてのDSIに対して、共用バッファプールの対応関係の解除処理を行ってください。共用バッファプールの対応関係を解除する方法には、以下の2つの方法があります。
1つずつ共用バッファプールの対応関係を解除する方法
複数の共用バッファプールの対応関係を一括して解除する方法
複数の共用バッファプールを処理する場合は、“複数の共用バッファプールの対応関係を一括して解除する方法”を実行した方が、高速に解除できます。
参照
rdbdisbfコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。
次の指定形式により、rdbdisbfコマンドで1つのDSIと共用バッファプールの対応関係を解除することができます。
rdbdisbf -i データベース名.DSI名
対応関係を解除するDSIを指定します。指定は、データベース名とDSI名を“.”で連結して指定します。
rdbdisbfコマンドを使用してDSIと共用バッファプールの対応関係を解除する例を以下に示します。
$ rdbdisbf -i 在庫管理DB.在庫表DSI
次の指定形式により、rdbdisbfコマンドで複数のDSIと共用バッファプールの対応関係を一度に解除することができます。
rdbdisbf -f {ファイル名|- }
複数のDSIと共用バッファプールの解除情報を記述したファイル名を指定します。ファイル名の代わりに“-”を指定すると、標準入力からの読込みとなります。
指定するファイル内には、次の記述形式で各対応関係の情報を定義します。DSI名よりも後ろの記述は、指定されても無視されるため、rdbconbfコマンドで指定したファイルをそのまま流用することも可能です。
# コメント データベース名.DSI 名
記述内容は、コマンドのオプションに指定した場合と同じです。記述内容の意味は、“1つずつ共用バッファプールの対応関係を解除する方法”の各オプションの説明を参照してください。
複数のDSIと共用バッファプールの解除情報を記述したファイルの例を以下に示します。
在庫管理DB.在庫表DSI 在庫管理DB.関西発注表DSI 在庫管理DB.製品名IXDSI