ボリュームの構成情報のバックアップ方法は、データベーススペースを割り付けているデバイスによって異なります。ここでは、以下のデバイスごとにボリュームの構成情報のバックアップ方法を説明します。
データベーススペース定義が完了したら、ディスクの媒体破壊に備えて、ディスクのボリュームの構成情報のバックアップを行っておく必要があります。
ボリュームの構成情報は、ディスクを初期フォーマットした場合やフォーマットを変更した場合にバックアップしてください。
ローデバイスの作成時に編集したシステムファイルの情報とpartedコマンドで設定した情報をバックアップします。
参照
ローデバイスの作成時に編集したシステムファイルの情報とpartedコマンドで設定した情報の詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
デバイス名(ファイルの絶対パス名)から、ディスク装置が認識できないため、データベースの定義が完了したら、ディスクの媒体破壊に備えて、ネットワークファイルを設定した時の情報を保存します。
ネットワークファイルを設定した時の情報を保存するための操作例を以下に示します。
$ cp /etc/dfs/dfstab /home/rdb1/dfstab
$ cp /etc/mnttab /home/rdb1/mnttab
参照
ネットワークファイルを設定した場合の情報の詳細については、“セットアップガイド”を参照してください。
ディスク管理製品のボリュームに割り付けている場合、ディスク管理製品のマニュアルに従って、ディスク装置との対応関係をバックアップしてください。
PRIMECLUSTER GDSのボリュームに割り付けている場合、ボリュームの構成情報は、PRIMECLUSTER GDSによって管理されます。したがって、ボリューム構成情報のバックアップは不要です。