アーカイブログ運用を行っている場合は、アーカイブログファイルの使用状況を把握し、強制切替えや、破棄またはバックアップのタイミングを調整してください。
アーカイブログファイルの強制切替えは、未使用状態(empty)または破棄状態(icoff)のアーカイブログファイルが1つ以上存在する場合に行うことができます。
アーカイブログファイルの使用状況は、rdblogコマンドのVオプションおよびaオプションで表示できます。
アーカイブログファイルに関する情報を表示した例を以下に示します。
$ rdblog -V -a (1) (2) (3) (4) (5) (6) (7) serial# status total used avail capacity backup-date path 1 full 10M 10M 0 100% ----- /dev_symfoware/raw2 2 using 10M 5M 5M 50% ----- /dev_symfoware/raw3 0 empty 10M 0 10M 0% ----- /dev_symfoware/raw4
(1)アーカイブログ通番
(2)アーカイブログファイルの状態 using : 使用中 full : バックアップ待ち状態 empty : 未使用状態 inh : 異常(rdblogコマンドのHオプションにより閉塞した場合、inhの後ろに “(CMD)”が表示されます。) switch : 強制切替え(Sでログを強制切替えした状態) icoff : 破棄(Rオプションによりログを破棄した状態)
(3)アーカイブログ域サイズ 単位がない場合 : バイト 単位がKの場合 : キロバイト 単位がMの場合 : メガバイト 単位がGの場合 : ギガバイト
(4)アーカイブログ域の使用量 単位がない場合 : バイト 単位がKの場合 : キロバイト 単位がMの場合 : メガバイト 単位がGの場合 : ギガバイト
(5)アーカイブログ域の空き容量 単位がない場合 : バイト 単位がKの場合 : キロバイト 単位がMの場合 : メガバイト 単位がGの場合 : ギガバイト
(6)アーカイブログ域の使用率(単位は%)
(7)アーカイブログ域パス名
参照
rdblogコマンドの指定方法の詳細については、“コマンドリファレンス”を参照してください。