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Interstage Interaction Manager V10 ポータル 運用ガイド
Interstage

4.2.4 記録したブラウザ操作のチェック

記録したブラウザ操作が、ポータル上のガジェット内で正しく実行できるかを確認できます。
記録したブラウザ操作がAutopilotの動作制限に該当するかどうかが記録時にチェックされ、該当する可能性のある項目が表示されます。レコーディングビューに表示されたコンテンツが正しく表示されないなどの現象が発生した場合、正しく実行できない原因を確認することができます。

ポイント

Autopilot実行後に表示される画面を続けて操作したときに正しく動作するかの検証は、管理コンソールを利用して実施します。詳細は、「2.6.3 Autopilot」の「Autopilotの動作確認」を参照してください。

エラーログビューの表示

ブラウザ操作の記録時、レコーディングビューにコンテンツが正しく表示されない場合、Autopilot実行時も正しく実行できない可能性があります。この原因を調査するために、以下の手順でエラーログビューを表示し、チェックを行います。

  1. [ウィンドウ]メニューの[ビューの表示]>[その他]を選択します。

  2. ビューの表示画面から[エラーログ]を選択します。

記録したブラウザ操作のチェック

記録したブラウザ操作が、ポータル上で表示されるガジェット内で正しく実行できるかをチェックします。

まず、Autopilotエディタを利用して、Autopilotメタファイルに、Webシステムで毎回行う操作などのブラウザ操作を記録します。記録の方法は、「4.2.3 Autopilotメタファイルの編集」を参照してください。

Autopilotの動作制限に該当するかのチェックは、ブラウザ操作を記録するたびに行われます。記録したブラウザ操作がAutopilotの動作制限に該当する可能性がある場合、エラーログビューに該当する内容が表示されます。

以下に、チェック結果の表示例を示します。

項目

説明

メッセージ

制限に該当する内容がメッセージとして表示されます。

プラグイン

固定文字列「Autopilotエディタ」が表示されます。

日付

チェックした日時が表示されます。

エラーログビューに表示されているメッセージをダブルクリックすると、詳細情報が表示されます。

以下に、詳細情報の表示例を示します。

項目

説明

メッセージ

制限に該当する内容がメッセージとして表示されます。

該当URL

制限に該当する内容が検出されたときに記録したURLが表示されます。

該当文字列

コンテンツ内の制限に該当する文字列が表示されます。

Autopilot機能の制限事項の確認

「使用上の注意」の「1.1.3 Autopilot機能の制限事項」を参照して、記録したブラウザ操作がAutopilotの動作制限に該当するかを確認します。

チェック結果の詳細情報の該当文字列が、動作制限の記載例に当てはまるかをチェックします。当てはまる場合、記録したブラウザ操作はAutopilot上で正しく動作しない可能性があります。