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SystemwalkerService Catalog Manager アプリケーション開発ガイド
Systemwalker

1.2 Webサービスの概念

Webサービスは、個別のタスクや一連のタスクを実行するためのソフトウェアモジュールです。ネットワーク経由、通常はウェブ経由でアクセスおよび実行することができます。サービスの提供者は、そのサービスを使いたいクライアントアプリケーションに対して、Webサービスを公開します。クライアントアプリケーションは、外部手続き呼び出し(RPC)を使用して、Webサービスを起動することができます。公開されたWebサービスは、WSDLファイルに記述され、アクセス先を特定したり、目的に一致しているかどうかを判断したりすることができます。たとえば、企業が顧客に対してWebサービスを提供して、注文の前に商品の在庫を確認できるようにするようなことが考えられます。

Webサービスとクライアントアプリケーションは、異なる言語で記述され、異なるプラットフォームで動作していても構いません。

Systemwalker Service Catalog Managerの機能は、Webサービスとして提供されています。アプリケーションをSystemwalker Service Catalog Managerに統合して利用者がそれらをサービスとして利用可能にするために、公開Webサービスに加えて、追加のリソースやテンプレート、サンプル、ユーティリティを使用することができます。

Sysmtemwalker Service Catalog Managerでは、JAX-WSを使用したJavaでWebサービスを記述しています。

Webサービスの標準

Webサービスの開発は、以下の標準に基づきます。

SOAPとWSDLについての追加の情報は、World Wide Web ConsortiumのWebサイト(www.w3c.org)のSOAPおよびWSDL関連のドキュメントで参照できます。