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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

8.4.5 バックアップ運用

バックアップウィザード(for Exchange Server)を使った運用について説明します。

8.4.5.1 バックアップ実行スクリプトの作成

バックアップウィザード(for Exchange Server)は、以下のスクリプトを生成します。

参照

操作方法の詳細は、『ETERNUS SF Webコンソール説明書』の「ウィザードによるExchange Serverのバックアップスクリプトの生成とスクリプト実行用環境設定」を参照してください。

バックアップ実行スクリプトの仕様を以下に示します。

表8.11 バックアップ実行スクリプトの仕様

バックアップ実行スクリプトの格納先サーバ

メールボックスサーバ

バックアップ実行スクリプトのファイル名

<AdvancedCopy Managerエージェントインストール時のプログラムディレクトリ>\Wizard\bat\execute_backup_<DBname>_<Date>.bat

バックアップ実行スクリプトの文字コード

ASCII

バックアップ実行スクリプトの終了ステータス

0 : 正常終了
0以外 : エラー終了

DBname: メールボックスデータベース名またはパブリックフォルダーデータベース名
Date: ファイルの作成日時。yyyymmddhhmmss形式

バックアップ実行スクリプトファイルの内容を以下に示します。

@echo off

setlocal enabledelayedexpansion

set CMDPATH=<CMDpathPATH>
set BACKUP_DB=<DBname>

set CHECK="swsrpvssbackup_exchange successfully completed"
set CMD=%CMDPATH%swsrpvssbackup_exchange -dbname %BACKUP_DB%
set RET=
for /f "usebackq tokens=*" %%i in (`%CMD%`) do (if "%%i"==%CHECK% set RET=OK)
if not "%RET%"=="OK" echo execute_backup is failed. & exit /b 1

echo execute_backup is successfully completed.
exit /b 0

DBname: バックアップ元メールボックスデータベース名またはパブリックフォルダーデータベース名
CMDpathPATH: AdvancedCopy Managerエージェントインストール時のプログラムディレクトリのパス

注意

同じメールボックスサーバの実行スクリプトを再作成したとき、前回作成したバックアップ実行スクリプトが存在していても削除や上書きはしません。

参考

  • バックアップ実行スクリプトを実行すると、QuickOPCでバックアップを行います。

  • バックアップウィザード(for Exchange Server)を実行すると、以下の設定を行います。

    • AdvancedCopy Managerにメールボックスサーバとバックアップサーバのデバイスを登録

    • メールボックスサーバとバックアップサーバのバックアップ元ボリューム、バックアップ先ボリュームをレプリケーション機能に登録

    • AdvancedCopy Managerの管理ファイルにバックアップ対象のExchangeデータベース情報を登録

    • バックアップサーバにドライブ文字マップファイルを作成

    • VSS Hardware Providerにコピーセットファイルを登録

8.4.5.2 バックアップ実行

8.4.5.1 バックアップ実行スクリプトの作成」で生成したスクリプトを、OSのタスクスケジューラに登録したり、手動実行したりすることで、メールボックスデータベースを簡単にバックアップできます。

OSのタスクスケジューラに登録してバックアップを自動実行する場合、手動実行する場合の手順を以下に示します。

タスクスケジューラによるバックアップ自動実行

  1. 8.4.5.1 バックアップ実行スクリプトの作成」で生成されたスクリプトファイルを、任意の場所にコピーします。

  2. バックアップ元のメールボックスサーバに、AdvancedCopy Managerコマンド実行ユーザーでログインします。

    参照

    コマンド実行ユーザーについては、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「コマンド実行ユーザーの作成」を参照してください。

  3. タスクスケジューラを起動します。
    起動方法を以下に示します。

    • Windows Server 2008の場合

      [システムとメンテナンス]-[管理ツール]-[タスク スケジューラ]

    • Windows Server 2008 R2の場合

      [システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[タスク スケジューラ]

    • Windows Server 2012の場合

      [スタート]-[管理ツール]-[タスク スケジューラ]

  4. タスクスケジューラに以下を設定します。

    • タスク名

    • タスクの開始日時

    • 手順1でコピーしたスクリプトファイルを、実行するプログラムに設定

      エラーメッセージをexecute_MailBoxDB01.logに出力するようにした設定例

      C:\EXCHANGE_SERVER\BACKUP\execute_backup_MailBoxDB01_20121201071234.bat > C:\EXCHANGE_SERVER\BACKUP\execute_MailBoxDB01.log 2>&1

手動によるバックアップ実行

  1. 8.4.5.1 バックアップ実行スクリプトの作成」で生成されたスクリプトファイルを、任意の場所にコピーします。

  2. バックアップ元のメールボックスサーバに、AdvancedCopy Managerコマンド実行ユーザーでログインします。

    参照

    コマンド実行ユーザーについては、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「コマンド実行ユーザーの作成」を参照してください。

  3. コマンドプロンプトを起動し、手順1でコピーしたスクリプトファイルを実行します。

    実行例

    C:\EXCHANGE_SERVER\BACKUP\execute_backup_MailBoxDB01_20121201071234.bat