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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

8.2.8 アンインストール時の作業

アンインストール作業について説明します。

アンインストール作業の流れを以下に示します。

図8.53 アンインストール作業の流れ

8.2.8.1 バックアップコピー処理の停止

Exchangeサーバで、VSSHPの「stxvquery(バックアップ状況照会コマンド)」を実行してコピー状況を確認し、実行中のコピー処理がある場合はVSSHPの「stxvcopy(バックアップ制御コマンド)」またはVSSHPの「stxvstopall(一括停止コマンド)」でコピー処理を停止します。

8.2.8.2 複製元/複製先ボリュームの削除

設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。

複製元/複製先ボリュームの削除方法は、「12.4.1.3 swsrpdelvol(複製ボリューム情報削除コマンド)」を参照してください。

また、継続して複製元/複製先ボリュームを使用しない場合は、ディスクの初期化を行います。手順は、「8.2.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。

8.2.8.3 管理対象サーバの削除

アンインストールする管理対象サーバ(Storageサーバ)をAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
管理対象サーバの削除は、Webコンソールおよび「12.3.5 stgxfwcmdelsrv(サーバ情報削除コマンド)」で実施できます。

stgxfwcmdelsrv(サーバ情報削除コマンド)で管理対象サーバを削除した場合は、削除した管理対象サーバでのエージェント利用形態によって、以下の操作を実施してWebコンソールに反映します。

8.2.8.4 AdvancedCopy Managerのクラスタアンセットアップ(Exchange Server 2007の場合だけ)

Exchangeサーバがクラスタ構成の場合、Exchangeサーバで、管理対象サーバ業務(Storageサーバ業務)または運用管理サーバ(Storage管理サーバ業務)の削除を実施します。

クラスタアンセットアップの詳細は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』を参照してください。

8.2.8.5 プロバイダのアンインストール

継続してVSSHPを使用しない場合、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「VSSHPのアンインストール」を参照し、ExchangeサーバとバックアップサーバでVSSHPをアンインストールしてください。

注意

バックアップサーバまたはExchangeサーバに、運用を継続するほかのストレージグループが存在する場合、VSSHPはアンインストールしないでください。

8.2.8.6 AdvancedCopy Managerのアンインストール

『ETERNUS SF 導入ガイド』の「ETERNUS SF Managerのアンインストール」および「AdvancedCopy Managerエージェントのアンインストール」を参照し、AdvancedCopy Managerをアンインストールします。