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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.2 運用ガイド
ETERNUS

4.4.4 管理対象サーバ配下のデバイス情報の取込み

この作業は、Webコンソールおよび「12.3.6 stgxfwcmsetdev(デバイス情報取得/反映コマンド)」で実施できます。

作業後、Webコンソールまたは「12.3.9 stgxfwcmdispdev(デバイス情報表示コマンド)」の表示結果に、該当するデバイスにSymfoware情報が表示されていることを確認してください。なお、「12.3.6 stgxfwcmsetdev(デバイス情報取得/反映コマンド)」でも確認できます。

注意

  • Symfowareのデータベースの構成情報を取得するため、管理対象サーバ(Storageサーバ)配下のデバイス情報を取り込む前に、Symfowareのデータベースを起動してください。

  • 管理対象サーバ上のデバイス情報は、一度リポジトリに格納する必要があります。

    複数の管理対象サーバ配下のデバイス情報を取り込む場合、リポジトリ更新時に必要な領域が不足する場合があります。そのため、デバイス情報を取り込む前に、リポジトリ更新時に必要な領域が不足していないか確認してください。不足している場合は、必要な領域を確保したあとに、デバイス情報を取り込んでください。必要な領域の確認方法は、「11.2.3 リポジトリへのアクセス失敗時の対処方法」の手順2を参照してください。

  • Symfoware情報を取得するには、事前にSymfoware Server Advanced Backup Controllerが動作している必要があります。デバイス情報取得後にSymfoware Server Advanced Backup Controllerをインストールした場合は、デバイス取得を再実施してください。
    なお、インストール先のシステム環境により、ソフトウェアのバージョンレベルは異なります。詳細は、関連するソフトウェアのマニュアルなどを参照してください。

  • この操作は、選択した管理対象サーバに定義されているデバイスの総数に比例した時間がかかります。デバイス数が多い場合はCPU負荷やI/O負荷の低い状態で実施してください。目安として、負荷のない状態で、1デバイス(パーティション)あたり約0.5秒かかりますので、参考としてください。

  • バックアップ同期処理または同期型レプリケーション処理を実行している場合は、デバイス情報を正しく取得できない場合があります。そのため、デバイス情報の取込みは、すべての同期処理をキャンセルした状態で実施してください。

  • JIS2004追加文字を含むマウントポイントを割り当てたデバイスは、マウントポイント情報を取得できません。そのため、デバイス情報を取り込むみボリュームには、JIS2004追加文字を使用したマウントポイントを割り当てないでください。